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フォトコンテスト
ニライカナイ
西田 信之
日本画家、田中一村の作品を思わせる作風で、何の変哲もない島の海を題材にしていながら、神の住む大自然のようなイメージを作り上げています。作者本人のイメージが写真上に作り込まれているのですが、作者の感性の素晴らしさが感じられます。中には、宇宙を感じさせるような抽象的な表現を行ったものがあるなど、写真1枚1枚の表現もドラマチックで素晴らしく、画面構成も上手い作品です。本作は、大きなA2の用紙にプリントされていますが、これにより作者の意図が、見る人にいっそう強く伝わる迫力のある作品になっています。
タイトルは、沖縄方面の言葉で「海の向こうにある楽園」といった意味ですが、作者はそれを抽象的に捉えて表現しています。被写体は海が中心ですが、抽象化したことでドラマチックな仕上がりになっています。A2の大きなプリントで迫力があり、用紙をピクトランの局紙にしたことで、黒が締まって重厚さが感じられ、作品の中に引き込まれるような魅力もあります。写真点数は7点ですが、内容に照らして過不足なく、テクニックを駆使して作り上げた、宇宙を見るような壮大な世界観は、ニライカナイの意味や概念にも上手くマッチしています。
O氏のささやかなる日常
鍵本 裕次
この作品は、広島の原爆ドームを背景に、O氏がスズメに餌をあげている1シーン。これは、O氏の日課であり、生き甲斐なのですが、この写真で目をひくのは、その構図です。O氏の腕から下は写っておらず、背景の原爆ドームの屋根も写っていません。といって、画面の上や下を入れたらどうかと考えてみると、普通の写真になってしまって面白くないのです。何とも絶妙なバランスの上に成り立っていて、無性に気になるユニークな1枚です。
ナイスショット!
萩原 由紀夫
水しぶきが四方八方に飛んでいる様子を、絶妙な間合いで撮影した1枚です。一番面白いと感じるのは、水しぶきが飛んでいる様子が際立って見え、タイトルどおりの「ナイスショット」になっている点です。人物も写っていますが、シルエットになってほとんど目立ちません。加えて、作者は広角レンズでこの写真を撮ったのだと思いますが、飛沫がカメラに向かって飛んできているのにレンズに水滴が付くことなく撮れています。何とも不思議な瞬間です。
小川の小さなアート
村松 克則
本作の面白い点は、アメンボが表面張力で水面に浮くことでできる、波紋の美しさに着目した点です。作品は何年もかけて撮影された9枚の写真で構成されていますが、どれも水面のつるっとした質感が、写真ならでは、あるいはプリントならではの表現になっています。アングルを下げ、精神統一して撮ったかのような作者の独特な世界観が表現できているのは、素晴らしく思います。水の表情の面白さに気付かせてくれた、新鮮な作品です。
粉かけの日
後藤 文男
本作は、粉かけ祭りの様子を写した作品ですが、モノクロームにしたことで粉の独特な質感が出ているのが面白いと感じました。高コントラストで荒れた粒状感のある現像処理も作品にマッチして、ドラマチックに仕上がっています。人々の表情が生き生きとしていて、作者も興奮しながら祭りに参加し、撮影している様子が作品から伝わってきます。10枚の組み写真にしたことで、独特な臨場感や迫力が伝わってきて、見応えがあります。
考える人
生駒 憲一
餌取闘争
稲垣 敏彦
初夏の頃
根鈴 裕之
KAGAMI
BOITEAU PATRICE
追憶
安部 諭
海の男
樋口 良夫
氷雪に生きる
西岡 尚央
ツララ
西川 正治
静寂の中
大西 杏奈
引き潮の創造
阿部 優
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