株式会社イーブレイン 個別指導のone塾 真岡校
家庭学習の習慣化のほか、生徒や保護者様の勉強に対する意識も高まりました
one塾 真岡校 校舎長 白木紗椰さん(写真)one塾 市毛校 校舎長 高橋昂平さん(丸カコミ)
one塾では、真岡校と市毛校でStudyOneが先行導入された。そこで取材当日は、真岡校の白木さんに加え、市毛校の高橋さんにもオンラインで取材に対応していただいた。
導入サービス:StudyOne
one塾 真岡校 校舎長 白木紗椰さん(写真)one塾 市毛校 校舎長 高橋昂平さん(丸カコミ)
one塾では、真岡校と市毛校でStudyOneが先行導入された。そこで取材当日は、真岡校の白木さんに加え、市毛校の高橋さんにもオンラインで取材に対応していただいた。
導入サービス
「StudyOne」とは、株式会社スタディラボが持つLMS(学習管理システム:Learning Management System)と、エプソンが持つ遠隔印刷・スキャン技術を組み合わせて、デジタルと紙を融合させた家庭学習をデザインできるサービスです。
導入課題
- 生徒が家庭学習を習慣化できる仕組みを構築したい
- LMS(Learning Management System)などを積極的に取り入れ、効率よく家庭学習にアプローチしたい
- デジタルデバイスの使用と紙の使用による、学習効果の違いを見極めたい
導入効果
- こまめなプリント配信で、自然と学習習慣が身に付く
- QRコードなどにより、配信教材の管理ができて効率的
- プリントがダイレクトに送れるため、紙の特長を生かした指導ができる
導入背景
生徒が家庭学習を習慣化できるよう、LMS(Learning Management System)などの活用を検討していました
生徒に学習の方法を理解してもらったり、問題の解き方のコツを学んでもらったりすることは、通塾時の指導でフォローできます。しかしながら、実際に成績向上のために重要なのは、塾で学んだことを家庭学習で生かせるかや、家庭学習を習慣化できるかどうかです。家庭学習は、従来どおりのプリントなどによる宿題や問題集などを使用する方法が一般的です。一方で、最近はLMS(Learning Management System)などを活用して学習の記録を効率よく残すことで、生徒の目的意識や意欲向上につなげたり、苦手な科目を見つけ出したりする方法も注目されています。これらについて本塾では、タブレットなどを用いた場合と紙を用いた場合で、学習効果にどんな違いが出るかを見極めたいと思っていました。
one塾 真岡校の教室の様子。本塾では、生徒それぞれが自らの課題に取り組み、講師(校舎長)が個々に必要な指導を行うというスタイルを基本としている。
教室の一部にはパーテーションが用意され、周囲が気になる生徒などにも配慮されている。
校舎の壁面に基本的なノートの書き方や成績、定期テストの出題範囲が貼られているなど、各自が目標を持って効率よく学べるように配慮されている。
受験生に向けた応援メッセージが掲出されているなど、生徒のモチベーション向上に向けた取り組みも実施。
導入理由
StudyOneなら生徒ごとの課題のログが残り、学習管理も自動化できて魅力的
家庭での学習管理について、今のところ本塾ではスマートフォン用の学習管理アプリを使用しています。そのため、スマートフォンやタブレットを持っている生徒に関しては、日々の記録をきちんと付けてくれていれば、問題ないと考えています。ただ生徒の中には、個人ではスマートフォンを持っておらず、保護者様のスマートフォンを借りて使う必要がある子や、記録することが苦手な子、低学年でスマートフォンの操作ができない子なども少なくありません。StudyOneを用いると、そうした生徒たちでもログが自動で残るので、管理しやすくなると期待していました。このほか、同じ課題を出す場合でも、教室で宿題として渡す場合には数日分のプリントをまとめて渡すかたちになりますが、StudyOneであれば、1日分のプリントを毎日配信するといったことが、可能になると考えていました。
導入効果
学習習慣が身に付くだけでなく、生徒の自主的に学ぼうとする意識も高くなりました
「生徒たちが家庭学習の習慣を身に付けるためのツールとして、StudyOneは最適」と語る白木さん。
真岡校では、週2回通塾されている小学6年生の生徒がStudyOneを使用中で、1日1枚プリントを送って問題を解いてもらっています。導入当初は解答したプリントを送り返していただいて、採点は塾側で行っていましたが、その後は課題と解説付きの答えも送り、生徒が採点も実施。最近は、採点後の解き直しも生徒自身で行ってもらっています。現時点では、この方法が効率がよく、習熟度も上がっていると感じます。従来は宿題として出していた過去の復習のための課題を、1日1枚の配信にしたことで課題が毎日のルーティンとなっており、保護者様からも毎日の学習習慣が身に付いたとの声をいただいています。市毛校では、中学1年生の生徒がStudyOneを使用中で、主に過去の復習に使用しています。導入初期には、保護者様も生徒本人も少し警戒している様子でした。しかし、StudyOneはご家庭に設置したプリンターから自動でプリントが出力されるため、保護者様がプリントを目にする機会が増え、生徒の学習に対する関心が高くなったようです。生徒も、主体的に学んでくれています。先日までは、StudyOneを用いる科目は数学だったのですが、生徒本人から英語に変更したいとの要望があり、変更しました。これは、本人がかなり積極的になっている証拠だと思います。計算時に手が止まることが少なくなったり、英語の単語や文を書くのが丁寧になったりといった効果が出始め、先日は数学の塾内小テストで100点が取れました。
教材にはQRコードが記され、生徒ごとのフォルダーへの振り分けなども、自動で行える(①②)。送り返されたプリントについては、パソコン上での管理や閲覧も可能。塾側で採点する場合にはパソコン上での採点も可能だが、プリントアウトして丸付けやアドバイスを記入すれば、生徒にとって読みやすくなる(③)
今後の展望
StudyOneを用い、家庭学習を軸とした新コースを設立したいと考えています
「入試の過去問題の配信など、受験対策にもStudyOneが有効ではないでしょうか?」と高橋さん。
今後も、ただ勉強を教えるだけではなく、生徒たちが自立して自ら進んで勉強できる力を育てていくという、基本的なコンセプトは変わりません。とはいえ、ICTを活用することで、従来よりも効率的に勉強に取り組める環境が整いつつあり、そうした技術のなかで、生徒のためになるものは、積極的に取り入れていきたいと思います。StudyOneは、現在は先行導入といえる状況で、少数の生徒に使っていただいており、運用は各教室で対応できています。しかし、今後導入する人数が増えると、各教室では対応しきれなくなってきます。そこで、StudyOne専門の先生方を増やし、通塾を週1回程度に絞りつつ、StudyOneで家庭学習を充実させるといった、新たなコースを設立したいと考えています。その折には、成績や苦手科目などに応じた、より幅の広い層の生徒さんに、ご活用いただくことができると思います。
会社概要
株式会社イーブレイン 個別指導のone塾 真岡校
所在地 | 〒321-4361 栃木県真岡市並木町2-24-7 セブン第一ビル1F |
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ホームページ | https://one-juku.com/school/moka/ |
one塾は、宮城・福島・栃木・茨城・千葉を中心に30教室以上を展開する、個別指導塾だ。小学生~中学生(一部教室では高校生)を対象とし、成績向上には自学自習力の向上が重要だとの考えから、問題の解法そのものよりも勉強の仕方など、学習の本質を教えることを重視。家庭学習でも、生徒自らの力で勉強していけることを目標に指導している。
導入事例PDFダウンロード
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