<環境貢献の輪を広げる>
今日から始める環境アクション
- 省資源・資源循環
- 廃棄物削減
- 水資源保全
- 共創
エコプロでの環境アクション宣言
2023年12月6日から8日にかけて開催されたエコプロ2023では、エプソンブースに「今日から始める環境アクション」コーナーを設置しました。このコーナーでは、来場者が30の環境アクションの中から一つを選び、そのアクションへの賛同を署名することで、一人ひとりの環境に対する約束が「みんなの宣言ツリー」に葉として加わり、731名の参加者により、15本の木が茂りました。
30の環境アクション(抜粋)
この取り組みは、日常生活の中でできる小さな変化が、最終的には大きな環境貢献へとつながることを象徴しています。
来場された小中高の生徒さんや大学生のみなさん、一般の方、企業の方まで多数の方が、ご自身の日常の生活を振り返りながら「何にしようかな」と考え、それぞれの環境アクションを思い思いに選定しました。また、企業の方からは、「日常のちょっとした行動が社会全体に広がれば、きっと持続可能な未来をつくれるはず。一人ひとりの思いが木になって、とっても素敵な展示でした」とのソーシャルメディアへの投稿もいただきました。
「今日から始める環境アクション」コーナーの様子
「Earth Hour(アースアワー)」への賛同
エプソンは、世界各地を消灯リレーでつなぐ世界規模の気候変動に対する環境アクション「Earth Hour(アースアワー)」(世界自然保護基金(WWF)が2007年に開始)の考え方に共感し、インターナショナルパートナーとなりました。「Earth Hour(アースアワー)2024」は、2024年3月23日に実施され、世界各地で、20時30分~21時30分の1時間、消灯イベントが行われ、地球環境を考える時間となりました。
同日にららぽーと豊洲(東京都江東区)で開催されたイベントのエプソンブースでは、自転車を漕ぐことで発電し、ランタンを灯す体験や、絶滅危惧種であるキリン、ゾウ、イルカをテーマにしたペーパークラフト作りを提供し、参加者が環境保護について考えるきっかけを提供。ペーパークラフトの材料は、エプソンの乾式オフィス製紙機「PaperLab」(ペーパーラボ)」の再生紙を利用し、資源循環の大切さを紹介しました。
会場で参加した方からは「電気を発電するのに一生懸命自転車を漕ぎました。1分間だけでしたが、大変だということがよくわかりました。電気を大切に使おうと思います!」「エプソンで使用済みのオフィス用紙から再生紙をつくれる製品をだしているのは知りませんでした。この再生紙で子供が楽しめるのはいいなと思います」などの感想も聞かれ、環境意識の向上の一助となったようです。
Earth Hourを主催する世界自然保護基金(WWF)は、世界各地の参加者が自分の環境アクションを登録できる「Hour Bank(アワーバンク)」を展開、誰でも日常生活の中で行った環境配慮活動を登録できる仕組みをつくっています。
今回のパートナーシップについて、エプソンのグローバルCEOの小川恭範社長は「EARTH HOUR初のインターナショナルパートナーとして活動できることを嬉しく思います。エプソンは、創業当初より「地域との共生」を掲げ、自然環境を敬い継続的に環境活動を進めてきました。企業として使命を果たすと同時に、社会の一員である私たち一人ひとりが行動を起こすことも重要だと考えています。小さな行動であっても、数が集まることでいずれ大きな変化につながります。このパートナーシップを通じ、環境活動に対する理解や共感を広げ、一人でも多くの方が行動を起こす機会にしたいと考えています」と話しているように、世界中での小さな行動が広がっていけばと考えています。
- (注)Earth Hourへの協賛は終了しています。
エプソン社員のエコ意識の向上と企業活動
エプソン販売では、社員の環境意識を高めるため、環境社会検定試験(eco検定)® (注1)を通じた環境教育を実施しています。これまでに半数を超える1,009人(2024年4月現在)の社員が「エコピープル」となっており、業務に活かすとともに、日々の生活の中でも意識を高めています。なお、2022年のeco検定合格者数ランキングでは1位を獲得しました。
- (注1)環境社会検定試験(eco検定)® は東京商工会議所の登録商標です。
さらに、エプソンは環境ビジョン2050を掲げ、脱炭素、資源循環、環境負荷低減、環境技術開発の4つの領域で具体的な活動を進めています。企業活動を通じて、地域社会と共に持続可能な未来への貢献を目指しています。
エプソンは、エコプロでの参加者の行動宣言、アースアワーへの賛同、そして社員教育などさまざまな活動を通じて、環境貢献の輪を広げています。今後も一人ひとりが暮らしのなかで、地球環境を守る取り組みにつながる活動を継続していきます。