- ・楮(厚口)白
アワガミファクトリー - ・伊勢和紙Photo浄ら芭蕉
伊勢和紙 - ・サテンフォト
(旧名:ラスターペーパー)
ILFORD - ・メタリックパール
SiHL MASTERCLASS - ・フォトラグ188gsm
Hahnemuhle - ・局紙
ピクトラン - ・ソフトグロスペーパー
ピクトリコプロ
写真家・岡嶋和幸が語る、
作品の魅力を引き出す用紙選び
用紙によって作品の表情は変わる
用紙によって作品の表情は変わる
写真家・岡嶋和幸が
語る、作品の魅力を
引き出す用紙選び
コンテストに勝つためには、用紙選びが大きなポイントになります。ここでは写真家の岡嶋和幸さんに、実際に様々な用紙に出力した作品を元に「用紙へのこだわり」や、コンテストに勝つための「用紙選びのコツ」を伺いました。
写真家。1967年福岡市生まれ。東京写真専門学校(現・東京ビジュアルアーツ)卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。広告や雑誌などの写真撮影を担当するかたわら、世界を旅して詩情豊かな作品を発表。写真集「ディングル」ほか著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」「潮彩」「学校へ行こう!」「九十九里」などがある。2019年3月8日に写真集「風と土」を出版、同4月16日から28日まで同名の写真展を開催する。
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楮繊維を生かした美しく柔らかい質感で、和紙が初めてという方でも安心してプリントできます。カラーは優しい色づかいや調子の写真が向いているでしょう。やや温かみのある紙白で、優しい調子のモノクロ表現も楽しめます。
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両面に印刷が可能で、滑らかな面と粗い面が選べる和紙です。それぞれに風合いがあり、2通りのプリント表現が楽しめます。どちらも試してみるといいでしょう。淡く黄みがかっていて、優しく趣のある仕上がりになります。
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半光沢のRCペーパーで、色や階調の再現性に優れていて写真を選びません。紙の白さが特徴的で幅広く使えます。コントラストや彩度が高めの写真もしっかり表現できて、鮮烈な印象で目を引く仕上がりになるでしょう。
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パールのように美しく透明感のあるメタリック系の光沢紙です。普通の光沢紙とは違い、見る角度を変えると光り輝き、写真が立体的に感じられます。金属やガラスなど光沢のある被写体の質感を表現することも可能です。
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画材紙がベースのマット系の用紙です。面質はスムースで、深みのある落ち着いた雰囲気のプリント表現が可能です。コントラストや彩度が控えめの写真に向いているほか、滑らかな階調によるモノクロ表現も楽しめます。
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独特の光沢感が魅力の和紙ベースの用紙です。少し黄みがかった紙白により、温かみのある仕上がりになります。引き締まった黒はモノクロ写真に最適です。彩度が低めのカラー写真なども雰囲気よく見せられて効果的です。
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アート紙がベースで、上品で落ち着きのある微光沢の用紙です。自然な白さで、柔らかくて優しい感じの仕上がりになります。手触り感も好印象で、人物や動植物などしっとりとしなやかなに見せたい写真に向いています。
エプソンプロセレクションシリーズでの作品作りに最適なファインアート用紙メーカーの
おすすめ用紙をセットにしたお得な用紙パックです。
株式会社中川製作所 商品
株式会社中川製作所 商品
下記条件下で通紙を確認しておりますが、動作・品質を保証するものではありません。
紙の保管状況・使用環境などによっては、下記条件でも問題が発生する場合があります。
・片面印刷
・常温常湿環境(22~25℃、30~60%)下で印刷
各用紙についてのお問い合わせ先・サポート情報は下記「各用紙の詳細について」より各メーカーのホームページにアクセスしてご確認ください。
メーカー名 | 製品名 | A4 サイズ |
2L サイズ |
---|---|---|---|
1 アワガミ |
楮(厚口)白 |
○ (注2) |
― |
2 大豐和紙工業 |
伊勢和紙Photo |
○ | ○ |
3 ILFORD |
サテンフォト |
○ | ○ |
4 SiHL |
メタリックパール |
○ | ― |
5 Hahnemuhle |
フォトラグ |
○ (注2) |
― |
6 ピクトラン |
局紙 |
○ | ○ |
7 ピクトリコプロ |
ソフトグロス |
○ | ○ |
01SNS時代にあえてプリントする
ことの意義・重要性について
透過光で見る液晶画面では、表示された画像はいまひとつ記憶に残りづらい印象です。反射光で見るプリントのほうが何かを感じたりなど伝わる情報量が多いように思います。プリントは見るだけでなく、手にすることで紙の厚さや重さ、質感が感じられるなどリアリティーがあります。写真を紙に印画する「ものづくり」としてのプリントが、子どものころからずっと楽しんできた写真の形であり、そのプロセスやクオリティーにこれからもこだわり続けたいです。
プリントづくりを充実させることで、自分自身の作品と向き合う時間が自然と長くなります。インターネットのような利便性はありませんが、手間暇をかけて仕上げたプリント作品を、直接見てもらうことによろこびを感じるのです。