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セイコーエプソン株式会社(本社:長野県諏訪市、社長:碓井 稔、以下エプソン)は、このほど一般財団法人省エネルギーセンターが主催する(後援:経済産業省)平成30年度省エネ大賞(製品・ビジネスモデル部門)において、高速ラインインクジェット複合機/プリンター「LX-10000Fシリーズ・LX-7000Fシリーズ」が「資源エネルギー庁長官賞」を受賞したことをお知らせします。
受賞に至るまでには、二次審査を兼ねた地区発表大会(3地区74件の応募者が参加)においても、わかりやすく、有意義な発表を行った案件に授与される「優秀プレゼンテーション賞」を受賞しています。
受賞内容は下記の通りです。
平成30年度省エネ大賞(製品・ビジネスモデル部門)資源エネルギー庁長官賞
高速ラインインクジェット複合機/プリンター「WorkForce Enterprise LX-10000Fシリーズ・LX-7000Fシリーズ」
「本製品は、プリンターメーカーである同社がこれまで培ったインクジェット技術を進化させ、レーザー方式と比較して高速印刷性能や品質面で課題のあった点を克服し、省エネ性能の高い製品を完成させたオフィス向け高性能複合機である。本製品の開発に当たって同社は、高速/高品位印刷を可能とするラインヘッド及び高速ヘッドメンテナンス機構の開発、静電吸着ベルト紙搬送の開発等に取り組み、商品化を行った。これらの独自開発技術により、国際エネルギースタープログラムの適合基準の1/28となるTEC値1.2kWhを達成することで、100ppmにおいて既存のレーザー方式平均に対し約1/8の1枚当たりの電力量を実現、同時に消耗品や定期交換部品の交換頻度を約1/2に低減、低い印刷コストなどを実現した。*数値は最上位機種LX-10000Fの場合」
我々はインクジェットイノベーションを通して、オフィスの省エネ化に取り組んできました。今回の受賞はこの活動に大きな励みとなります。今後も、高まる環境意識へ対応する革新的な商品やサービスを提供していきたいと思います。
インクジェット方式は、印刷速度が速くなっても消費電力を低く抑えることが可能な点が大きな特長です。一般的なオフィスで普及しているレーザー方式のA3カラー複合機の平均値と比べ、エプソンのLX-10000Fシリーズの消費電力量は約1/8*1となり、その高い省エネ性能を示しています。国際エネルギースタープログラムに高水準で適合*2しているとともに、最大消費電力も低く抑えることで、災害時の限られた電源環境においても大きな負荷をかけることなく稼働できます。
高速印刷を可能にするため、A3ノビ用紙幅のラインヘッドを開発しました。インク吐出ノズルを高密度化した新開発のPrecisionCoreマイクロTFPプリントチップを斜めに配列することで高速印刷と600×1,200dpiの高画質を両立しています。さらに、高速搬送でも用紙がぴったり吸着して搬送される静電吸着ベルトを搭載し、インクの着弾精度を高め、高速印刷と高画質の両立を支えています。
大容量インクカートリッジと少ない定期交換部品により、メンテナンスの手間と時間を省略でき、省資源にも貢献します。100万枚印刷した際に必要となる消耗品などの量および交換回数を比較すると、LX-10000Fシリーズは、レーザー方式の約1/2*4となります。
詳細は下記ウェブページ「インクジェットで環境対策」をご参照ください。
www.epson.jp/products/bizprinter/inkjet_eco/
エプソンは、経営理念に掲げる「地球を友に」、「社会とともに発展する」、「なくてはならない会社」を目指し、2030年に世界が目指すSDGsの達成をはじめ、持続可能な社会の実現に向け、常にお客様や社会の課題に真摯に向き合い、事業活動を通じてエプソンならではの環境価値を創出し続けるよう取り組んでいきます。
なお、受賞商品は、2019年1月30日~2月1日に東京ビッグサイトで開催される「ENEX2019」のアワードコーナーでの展示を予定しており、初日には省エネ大賞の授賞式が執り行われます。
https://www.eccj.or.jp/bigaward/item.html
以上
記載されている情報は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。