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『M-A552AC1』
『M-A552AR1』
セイコーエプソン株式会社(本社:長野県諏訪市、社長:碓井 稔、以下エプソン)は、このたび高性能な3軸加速度センサーの新ラインアップとして、産業用途に最適なインターフェースである、CAN*1対応の『M-A552AC1』とRS-422*2対応の『M-A552AR1』を開発しました。両製品ともサンプル出荷を2019年夏から開始し、2020年春の量産開始を予定しています。
2014年にエプソンとして初となる加速度センサー製品を発売以降、当社加速度センサーは、さまざまなアプリケーションに採用され、多くの実績と高い品質により、市場から高い評価を得ています。近年、社会インフラの老朽化や維持管理・更新の費用増大などが社会問題として広く認識され、それらの問題の解決手段として、センサーを用いて構造物の健全性を診断する「構造ヘルスモニタリング」と呼ばれる技術のニーズが高まっています。
今後の本格的な構造ヘルスモニタリング技術の普及に向けて、必要な1µG/√Hz以下のノイズ性能(サーボ加速度計*3クラス)と耐久性・生産性に優れた新製品「M-A352」を開発し、2019年5月からサンプル出荷を開始しました。本製品『M-A552AC1』、『M-A552AR1』では、「M-A352」の性能を維持しつつ、お客様からご要望が強かった、産業分野で幅広く採用されているCANおよびRS-422インターフェースをそれぞれ標準装備し、金属筐体パッケージ化によりIP67 相当の防水・防塵性能を実現しました。これらの高い耐環境特性により、長距離、高安定性、高信頼性が要求される多様な産業アプリケーションへ適用可能です。
本製品は、構造ヘルスモニタリングなどの産業分野で要求される高性能で柔軟なシステムの構築を軽易にできます。さらに、多ノード(多点)計測や同期計測といった複雑で高度な計測システムの構築も容易に実現可能です。また、屋外などの厳しい環境下でも、簡単に設置、接続し計測できるため、お客様のシステム開発期間を大幅に短縮できます。
構造ヘルスモニタリング(ビル・道路付帯構造物・橋・トンネル・鉄塔など)、地震観測、環境振動計測、産業機器の状態監視、無人機(地上車・海底探査など)、産業機器・車両の振動・軌道計測、など
製品型番 | M-A552AC1 | M-A552AR1 |
---|---|---|
通信インターフェース | CAN | RS-422(4線式全2重) |
通信プロトコル | CANopen準拠 | - |
ビットレート | 1Mbps(Max.) | 460kbps 固定 |
搭載センサー | エプソン製 加速度センサー M-A352 | |
検出範囲 | ±15G | |
バイアス誤差 | 2mG | |
感度 | 0.06µG/LSB | |
ノイズ密度 | 0.5µG/√Hz,rms @0.5Hz~ | |
耐衝撃 | 1,200G @0.2ms, half-sin | |
電源電圧 | 9V~32V | |
消費電流 | 35mA typ. @ 12V | 49mA typ. @ 12V |
動作温度範囲 | -30℃ ~ +70℃ | |
防水・防塵対応 | IP67相当 | |
サイズ | 65 × 60 × 30mm(突起部を含む) | |
重量 | 128g |
*本概仕様は、予告なく変更される場合があります。
なお当社は、2019年6月5~7日に東京ビックサイトで開催される、センシング技術と新たな価値創造をつなぐ展示会「Smart Sensing 2019」のエプソンブース(西4ホール、4-151番ブース)で、本製品を展示予定です。
2018年9月3日発表:構造ヘルスモニタリングに最適な、加速度センサー『M-A352』を開発
本製品の詳細情報は下記WEBサイトをご参照ください。なお、WEBサイトからのお問い合わせも可能です。
URL:www.epson.jp/prod/sensing_system/
セイコーエプソン株式会社 MSM推進プロジェクト / デバイス営業部
URL:https://cform.epson.jp/form5/pub/e063/sensing_system
以上
記載されている情報は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。