ニュースリリース
2019年10月30日
会社名 セイコーエプソン株式会社
代表者名 代表取締役社長 碓井 稔
(コード番号:6724 東証第一部)

2020年3月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ

当社は、本日開催の取締役会において、2019年7月30日に公表した2020年3月期通期連結業績予想を下記のとおり修正しましたので、お知らせいたします。

1. 2020年3月期通期連結業績予想の修正(2019年4月1日~2020年3月31日)

  売上収益 事業利益 営業利益 税引前利益 当期利益 親会社の
所有者に帰属
する当期利益
基本的
1株当たり
当期利益
  百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
前回公表予想(A) 1,130,000 65,000 60,000 59,000 45,000 45,000 129.07
今回公表予想(B) 1,060,000 42,000 37,000 36,000 27,000 27,000 78.03
増減額(B-A) △70,000 △23,000 △23,000 △23,000 △18,000 △18,000
増減率(%) △6.2 △35.4 △38.3 △39.0 △40.0 △40.0
(ご参考)前期実績
(2019年3月期)
1,089,676 70,498 71,355 72,040 54,044 53,710 152.49

(注)事業利益は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除して算出しております。

2. 業績予想修正の理由

エプソンを取り巻く経営環境としましては、為替レートがユーロや新興国通貨を中心に従来の想定から円高傾向で推移しているとともに、中国やインドの景気が想定以上に悪化しており、米中貿易摩擦を背景とする投資停滞などの影響が欧米にも拡大しています。

このような状況のもと、売上収益につきましては、将来成長に向けて販売強化に取り組んでいる大容量インクタンクモデルはエマージング市場に加えて北米などの先進国市場の数量伸長により期初計画(約1,020万台)を達成する見込みですが、上記の為替環境や経済環境の急激な悪化にともない、プロジェクターやロボットを中心に全社連結として前回予想を下回る見通しとなりました。

事業利益以下の各段階利益につきましても、足元での厳しい事業環境を踏まえ、メリハリを付けた費用執行による利益改善に取り組んでいるものの、円高進行にともなう業績予想の前提となる為替レートの見直しや市況悪化などによる売上減少の影響を考慮し、前回予想を修正することといたしました。

第3四半期以降の為替レートは、1米ドル105.00円、1ユーロ115.00円の前提となります。

なお、年間配当予想につきましては、前回予想を据え置くこととし、1株当たり62円の予定です。

以上

※業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成されたものであり、実際の業績は、今後さまざまな要因によって予想数値と異なる場合があります。

記載されている情報は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。