ニュースリリース
2020年10月8日
セイコーエプソン株式会社

エプソンのマイクロピエゾ技術でJICAの社会貢献活動を支援

- トンガ王国の子供たちへ贈るSDGsオリジナル絵本の印刷、製本に無償協力 -

絵本の原画サンプル

バナナペーパーのサンプル印刷を手にする
青年海外協力隊員

セイコーエプソン株式会社(以下 エプソン)は、独立行政法人国際協力機構(以下JICA)の青年海外協力隊員が企画したSDGs(持続可能な開発目標)を紹介するオリジナル絵本をトンガ王国の子供たちに贈る活動に共感し、当社のマイクロピエゾ技術を生かした印刷、製本の無償協力を実施します。

このオリジナル絵本は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で派遣先のトンガ王国から一時帰国中の、長野県下条村出身原口風花さんを中心とした青年海外協力隊員と隊員経験者5名が企画し、制作するものです。内容は、トンガに住む少年の生活を通じて、未来に残して欲しいトンガの文化や習慣をSDGsの目標と紐づけて紹介しています。これには、トンガの子供達に自らが築く未来を考える題材にして欲しいという隊員の想いが詰まっています。また、日本語版にも翻訳され、日本の学校で行われるJICA国際協力出前講座で、トンガの文化やSDGsを紹介するために使用される予定です。

エプソンは、独自のマイクロピエゾ技術によって、絵本の柔らかなタッチや質感を印刷で表現します。また、英語版は廃棄されるバナナの茎を使用したバナナペーパー、日本語版はエプソンの乾式オフィス製紙機『PaperLab(ペーパーラボ)』で作られた再生紙を使用し、併せて900部を印刷する予定です。絵本は、12月頃にエプソングループの特例子会社エプソンミズベ株式会社で製本を行い、青年海外協力隊の派遣が再開した後に、隊員たちを通じて現地に送られる予定です。

※調達先を通じて、バナナペーパー購入金額の1%が自然環境保護に寄付されます。

<参考>

■エプソンの社会貢献活動はこちら

www.epson.jp/SR/

■JICA駒ケ根の詳細はこちら(外部サイト)

https://www.jica.go.jp/komagane/index.html

以上

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