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セイコーエプソン株式会社(以下 エプソン)は、国際的な非営利団体であるCDPが実施する企業調査において、「気候変動」と「水セキュリティ」の2分野で、最高評価となる『Aリスト』企業に初めて選定されました。
CDPは、世界の機関投資家や大手購買企業の要請に基づいて企業の環境情報の調査・評価を行う団体であり、年次の情報開示と評価プロセスは、企業の環境情報開示におけるグローバルスタンダードとして広く認知されています。CDPは、情報開示の包括性、環境リスクの認識と管理、意欲的な目標設定などの環境分野における先駆的な取り組みを伴うベストプラクティスの実践などを基準として調査・評価を行い、AからD-のスコアを付与します。エプソンはCDPのプログラムが要請する環境影響と意思決定の透明化の重要性を認識し、長期的な方針に基づいて、継続的に環境負荷低減への取り組みを進めてきました。
具体的には、2050年をゴールとする「環境ビジョン2050」の下、当社の技術の源泉である「省・小・精の技術」を基盤に創出する商品の環境性能向上や、再生可能エネルギーの活用、事業活動によるバリューチェーンを通じた環境負荷低減に積極的に取り組んでいます。
さらに、2019年10月に「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」提言への賛同を表明し、2020年度にはCDPが要求するTCFDに準拠した情報開示を拡充したことが、今回の評価に結びついたものと考えています。
この評価によりエプソンは、評価対象となった5,800社以上の企業の中で、ダブルAを獲得した数少ない企業のうちの一社となり、サステナビリティにおける先進企業の一つであると認められました。ESG投資を行う機関投資家のみならず、環境に配慮した商品・サービスを求めるお客様やビジネスパートナーなど、あらゆるステークホルダーからの信頼を高めるうえで、エプソンにとって重要な評価であると認識しています。
https://www.cdp.net/en/companies/companies-scores
以上
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