ニュースリリース
2021年1月28日
会社名 セイコーエプソン株式会社
代表者名 代表取締役社長 小川 恭範
(コード番号:6724 東証第一部)

2021年3月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ

当社は、本日開催の取締役会において、2020年10月29日に公表した2021年3月期通期連結業績予想を下記のとおり修正しましたので、お知らせいたします。

1. 2021年3月期通期連結業績予想の修正(2020年4月1日~2021年3月31日)

  売上収益 事業利益 営業利益 税引前利益 当期利益 親会社の
所有者に帰属する
当期利益
基本的
1株当たり
当期利益
  百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
前回公表予想(A) 960,000 35,000 28,000 24,000 8,000 8,000 23.12
今回公表予想(B) 980,000 50,000 38,000 34,000 18,000 18,000 52.03
増減額(B-A) 20,000 15,000 10,000 10,000 10,000 10,000
増減率(%) 2.1 42.9 35.7 41.7 125.0 125.0
(ご参考)前期実績
(2020年3月期)
1,043,600 40,861 39,479 39,713 7,823 7,733 22.26

(注)事業利益は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除して算出しております。

2. 業績予想修正の理由

売上収益につきましては、新型コロナウイルス感染影響に伴う在宅印刷需要の継続などにより、プリンター事業ではオフィス・ホーム向け大容量インクタンクモデルやインクカートリッジモデル本体の販売価格が想定を上回るとともに、インクの販売が堅調に推移しています。加えて、ヘッド外販につきましても、日本および中国市場での需要増加により、売上が拡大する見込みです。また、マイクロデバイス事業では車載領域・民生機器向けおよび内需向け電子デバイスの需要が回復しているほか、ロボティクスソリューションズ事業では中国や米州における案件獲得などにより、ロボットを中心に売上が計画を上回る見込みです。

事業利益以下の各利益につきましては、上記の増収効果や為替によるプラス影響に加えて、効率的な費用執行による費用削減の継続もあり、売上収益と同様に従来の予想を上回る見込みです。なお、営業利益につきましては、ウエアラブル機器事業の収益性低下に伴い、当第3四半期連結会計期間において減損損失(36億円)を計上した影響が含まれています。

以上の状況を踏まえ、2021年3月期通期連結業績予想につきまして、前回予想から上方修正を行うことといたしました。

業績予想の前提となる第4四半期以降の為替レートは、1米ドル:102.00円、1ユーロ:125.00円としております。

以上

記載されている情報は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。