ニュースリリース
2021年4月15日
セイコーエプソン株式会社

エプソンが「RE100」に加盟

- 2023年に、使用電力の100%を再生可能エネルギーへ転換 -

セイコーエプソン株式会社(以下 エプソン)は、事業活動で使用する電力を100%再生可能エネルギー由来の電力にすることを目指す国際イニシアチブ「RE100*1」に本日加盟しました。エプソンは2023年までに、全世界のエプソングループ拠点*2において使用する電力を100%再生可能エネルギーに切り替えることを、2021年3月に発表しています。

環境・エネルギーを中心とした社会課題に対する関心がグローバルで高まる中、エプソンは、環境経営における長期指針「環境ビジョン2050」を策定し、その実現に向け事業活動を展開しています。パリ協定が定めた脱炭素の目標達成に向けた、エプソンの2025年のSBT達成*3シナリオの中でも、再生可能エネルギーの活用を重要なテーマとして位置づけ、エプソンとしての中長期での利用拡大を計画、実施してきました。

このたびの加盟により、RE100の加盟企業数が300社に到達しました。これらの環境の先進企業と共に、SDGsの目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」および目標13「気候変動に具体的な対策を」達成に寄与していきます。

当社代表取締役社長の小川 恭範は、以下のようにコメントしています。

「エプソンがRE100の加盟メンバーとなり大変光栄です。RE100への加盟は、エプソングループで使用する電力の100%再生可能エネルギー化とパリ協定の目標達成に対する、エプソンの確固たるコミットメントを示すだけでなく、エプソンのお客様やビジネスパートナーの皆さまに再生可能エネルギーへの切り替えを促すものです。これを機に、世界中のパートナーの皆さまと協働し、皆さまの切り替えの実現を支援していきたいと思います。」

Aleksandra Klassen氏(Senior Impact Manager RE100, The Climate Group)は、以下のようにコメントしています。

「エプソンのRE100加盟を、うれしく思います。エプソンは、気候変動対策を牽引する50以上の日本企業の一員となりました。再生可能エネルギーの活用が事業活動にとって重要であることの力強いメッセージであり、私たちは他の企業への加盟も促していきます。日本においても、再生可能エネルギーに対する企業の投資機会が拡大している中、国の再生可能エネルギーの目標供給量を2倍以上にすることで、企業のビジョン達成への障壁を軽減できるよう、政府に対しても強く働きかけていきます。」

【参考】

2021年3月16日プレスリリース「2023年に、エプソングループの全消費電力を100%再生可能エネルギー化」
www.epson.jp/osirase/2021/210316_2.htm

*1:国際的な環境NGOである「The Climate Group」と「CDP」のパートナーシップのもと運営する国際的なイニシアチブ。事業で使用する電力の再生可能エネルギー100%化にコミットする企業で構成される

*2:一部、販売拠点などの賃借物件は除く

*3:スコープ1・2の排出量を2025年度までに2017年度比で19%削減する

以上

記載されている情報は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。