ニュースリリース
2021年12月7日
セイコーエプソン株式会社

2年連続、CDPの企業調査において「気候変動」「水セキュリティ」の2分野で最高評価の『Aリスト』企業に選定

- 環境への取り組みと情報開示が高評価を獲得 -

セイコーエプソン株式会社(以下 エプソン)は、国際的な非営利団体である「CDP」の評価において、「気候変動」と「水セキュリティ」の2分野で、最高評価である『Aリスト』企業に、2年連続で選定されました。再生可能エネルギーの積極的な導入による着実な温室効果ガスの削減に加え、CDPが要求する気候変動に伴う経営上のリスクを定量化する「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」に準拠した情報開示を拡充したことが今回の評価に結びついたものと考えます。

CDPは、全世界の資産総額110兆米ドルを超える590以上の機関投資家を代表し、CDPへの環境情報開示を通じて企業の環境行動を評価しており、本評価の結果は、ESG投資の指標となる世界の代表的な社会的責任投資指標(SRI Index)の環境評価にも活用されています。

エプソンは、評価対象となった12,000社以上の企業の中で、ダブルAを獲得した数少ない企業のうちの一社となり、サステナビリティにおける先進企業の一つであると認められました。ESG投資を行う機関投資家のみならず、環境に配慮した商品・サービスを求めるお客様やビジネスパートナーなど、あらゆるステークホルダーからの信頼を高めるうえで、エプソンにとって重要な評価であると認識しています。

2021年3月に改定した「環境ビジョン2050」に基づき、「カーボンマイナス」および「地下資源*1消費ゼロ」を目指しています。脱炭素、資源循環、環境技術開発に2030年までの10年間で1,000億円を費用投下し、サプライチェーンにおけるGHG排出量*2を200万トン以上削減します。すでに国内では使用電力100%再生可能エネルギー化を完了し、2023年にはグローバル全拠点*3での達成を目指しています。また、経営資源のほとんどを、環境負荷低減に貢献する商品・サービスの開発に集中させ、お客様のもとでの環境負荷低減にも貢献していきます。

*1:原油、金属などの枯渇性資源

*2:GHGスコープ1、2、3排出量

*3:一部販売拠点などの賃借物件は除く

<参考>

■CDPについて

https://japan.cdp.net/

■2021年度の『Aリスト』企業および評価方法・評価基準の詳細について(英語サイト)

https://www.cdp.net/en/companies/companies-scores

■エプソンの環境への取り組みについて

www.epson.jp/SR/

■国内拠点での100%再生可能エネルギー化完了に関するニュースリリース

www.epson.jp/osirase/2021/211027_2.htm

以上

記載されている情報は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。