ニュースリリース
2022年7月14日
エプソン販売株式会社

目良敦 写真展『はじまりと終りのあいだ』をエプサイトギャラリーで開催

エプソン販売株式会社は、エプソンスクエア丸の内(東京都千代田区)のエプサイトギャラリーで2022年9月2日(金)から2022年9月14日(水)まで、目良敦 写真展『はじまりと終りのあいだ』を開催します。

本作は、エプサイトギャラリー2021年度第2期公募展応募作品から選出された作品のひとつです。

『はじまりと終りのあいだ』は、作者がここ数年の日常の光景を写しとめた作品です。個人的な視覚の断片として、さまざまな対象が画面の中に現れますが、向けられる視線に一貫性があり、何を見ているのかを明確に示そうとしている力強さが高い評価を得ました。

不確かな日常を生きる中、その「不確かさ」を正確に写しとめようとする。そんな印象の本作は、個人の枠を超えた独特な視覚言語を持ち、鑑賞する私たちの意識の奥に静かに語りかけてくるようです。作者の不確かな道程の記録は、誰もが不確かな日常を生きる中、見る私たちにも共通する何かがあるように思えます。

高い構成力が評価された本作に、どうぞご注目ください。

■作家コメント

『はじまりと終りのあいだ』

長く関わるにつれて、自分の写真について言葉をつなぐことが益々難しく感じられる。

幾つかの具体的な事実のほかは、問われてもうまく答えられない。

言葉を連ねるほど、誠実さから遠ざかるようにさえ思える。

それでも、日々に写真を残すことは、自分の居所を確認し、拠り所となる何かを探しているようにも感じる。

記録された光は、フィルムの時代ほど神秘的なプロセスを経ず、再び眼前に現れる。

それら全ては、確かに過ぎ去った光景ではあるが、

現在と、時には未来とつながっていると感じる事もある。

不確かな私は、見え隠れするその不確かな道程を記録せずにいられないだけなのかも知れない。

目良 敦

■目良敦氏 プロフィール

目良敦 Atsushi Mera

1972年 兵庫県出身

1995年 武蔵野美術大学映像学科 卒業

1997年 多摩美術大学大学院美術研究科 修了

町田市在住

http://mera-photo.com

■目良敦 写真展『はじまりと終りのあいだ』開催概要

開催場所:エプソンスクエア丸の内 エプサイトギャラリー

住所:東京都千代田区丸の内3-4-1新国際ビル1F

会期:2022年9月2日(金)~2022年9月14日(水)

時間:11:00~18:00

休館:日曜日

注:状況により会期・開催時間を変更する場合があります。会期についての最新情報は展覧会のホームページをご確認ください。

展覧会の詳細は、以下ホームページでご確認ください。

www.epson.jp/showroom/marunouchi/epsite/gallery/exhibitions/2022/0902/

「エプサイトギャラリー公募展」に関する詳細は、エプサイトのホームページでご確認ください。

www.epson.jp/showroom/marunouchi/epsite/gallery/koubo/

以上

記載されている情報は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。