設計支援

防水・防塵タイプのセンサーとホスト間のハードウェア接続ガイド(USB/LAN)

■概要

加速度センサー・振動センサーを活用して計測システムを構築する際の設計支援情報を提供します。センサーは防水・防塵タイプを使用し、RS422通信ケーブルを介してコンバーターと接続されます。

本記事では、1台のセンサーをUSBで接続する方法、複数台のセンサーをUSBで接続する方法、LANで接続する方法をご紹介します。

接続可能なホストは各コンバーターの仕様書を確認してください。

■接続構成例

1台のセンサーをUSBで接続する方法

RS422通信ケーブル(KD-002-XXX ※XXXはケーブル長です)を使って、1台の加速度センサー・振動センサーをStarTech社製のRS422-USBコンバーターに接続します。コンバーターはUSBを使ってホスト側(コンピューターなど)に接続します。また、動作にはACアダプターが必要です。

①加速度センサー:
M-A552AR10
振動センサー:
M-A542VR10
②RS422通信ケーブル:
KD-002-XXX
 
 
 
 

複数台のセンサーをUSBで接続する方法

上述の構成(1台のセンサーをUSBで接続する方法)を複数準備することで、複数台のセンサーを接続できます。

または、ハブを用いることも可能です。RS422通信ケーブル(KD-001-XXX ※XXXはケーブル長です)を使って、複数台の加速度センサー・振動センサーをStarTech社製のRS422-USB変換ハブに接続できます。変換ハブはUSBを使ってホスト側(コンピューターなど)に接続します。また、動作にはACアダプターが必要です。

①加速度センサー:
M-A552AR10
振動センサー:
M-A542VR10
②RS422通信ケーブル:
KD-001-XXX
 
 
 
 

LANで接続する方法

RS422通信ケーブル(KD-001-XXX、KD-003-XXX ※XXXはケーブル長です)を使って、加速度センサー・振動センサーをLINE-EYE社製のRS422-LANコンバーターに接続します。コンバーターはLANを使ってホスト側(コンピュータなど)に接続します。また、動作にはACアダプターが必要です。

①加速度センサー:
M-A552AR10
振動センサー:
M-A542VR10
②RS422通信ケーブル:
KD-001-XXX

③RS422通信ケーブル:
KD-003-XXX

その他の接続方法

Raspberry Piを利用した計測システムも利用可能です。詳しくはRaspberry Pi社製品を利用した振動計測システムをご覧ください。

■ドキュメント

ドキュメント 説明
防水・防塵タイプのセンサーとホスト間のハードウェア接続マニュアル(USB/LAN)(PDF,1.0MB) 各接続方法を構築するためのマニュアルです。
RS422通信ケーブル(KD-001~003)図面(PDF,665KB) RS422通信ケーブルの図面です。ケーブル型番の下3桁はケーブル長です。
  • KD-001-005(5m品)
  • KD-001-010(10m品)
  • KD-002-005(5m品)
  • KD-002-010(10m品)
  • KD-003-100(DCジャック100mm品)

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