ファクス(PX-M7080FX ファクスプラン時機能)
セキュリティーに配慮、FASEC1対応
PX-M7080FXはFASEC1の要件である以下の機能を搭載しています。
■誤送信防止機能
宛先を直接入力する際、再入力画面を表示することで誤入力を防止します。
■誤接続防止機能
ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤルなどから宛先を設定する際に宛先情報を表示して、確認後に送信することで誤送信を防止します。
■印刷物の放置防止機能
・受信したデータを自動で印刷せず、ユーザー操作時のみ印刷することで、印刷物放置によるセキュリティーリスクを低減できます。
■確実に送信できたことを確認できる機能
・送信終了後、通信レポートを印刷することで送信結果を確認することができます。
(注) | FASECとは、ファクシミリによる誤送信、受信紙の放置による情報の流出を防止するなどセキュリティー向上を目指して、情報通信ネットワーク産業協会が制定したガイドラインの呼称です。 |
ファクスの送受信の通信履歴管理
ファクス送受信の通信管理レポートを電子データで保存しておけます。
また、ファクス送信したデータ(スキャン画像)も電子データとして保存しておけますので、通信管理レポートと照合することで、いつ、どこへ、何を送ったかを履歴管理できます。
受信ファクス文書を保存・転送
受信ファクス文書は、印刷、内部メモリーに保存(受信ボックス/親展ボックス)/外部メモリーに保存、PC-FAX受信で保存、フォルダー/メール/ファクスに転送、から自由に選択して設定できます。
(注)「PC-FAX受信」のご利用には、プリンターと接続するパソコンに「FAX Utility」のインストールが必要です。
保存・転送設定は複数設定することができますので、時間帯によって処理動作を切り替える運用設定ができます。
送信側の発信元番号、発信元番号通知(ナンバーディスプレイ)、Fコードなどを条件に振り分け保存・転送の設定ができます。
PCからファクスを直接送信できる、PCファクス送信
PCから直接ファクス送信ができます。送信原稿を用紙に出力してから送信する必要がないので、手間や用紙コストを削減できるとともに汚れやかすれのない鮮明な送信が行えます。
また、異なるアプリケーションで作成した複数のドキュメントをまとめてファクス送信できます。
(注)「PCファクス送信」のご利用には、プリンターと接続するパソコンに「FAX Utility」のインストールが必要です。
(注)「まとめてファクス送信」機能は、Windows®のみ対応です。
ファクス送信時の下地処理
ファクス送信時に、原稿をカラーでスキャンします。これにより、帳票原稿などの薄青原稿の下地を正しく除去することができ、文字再現性を向上しています。また、下地が濃い原稿をスキャンするときには、白と黒の濃淡識別の条件を見直し、最適な処理を新たに行うことで、正しく文字再現することができるようになりました。
ファクス送信画像の自動保存
送信したファクス文書のスキャン画像を、指定したフォルダやファイルサーバーに自動的に保存。送信内容を履歴として保存できます。文書は、日付や送信元情報ごとにフォルダーを自動作成して振り分け、ファイル名には送信日時、受付番号などを自動的に付加します。