導入事例　伊勢丹写真室（株式会社光潮社）様

当社では、七五三や成人式などの記念写真の撮影と、リクルートや受験などの証明写真の撮影を主な業務として事業展開しています。いずれの場合も撮影直後に、お客様に写真を選定していただき、カメラマンおよびレタッチャーが丁寧にレタッチとトリミングを行い、写真データを仕上げます。記念写真の場合はアルバムを製作することが多く、全写真データを書き込んだCDとセットにしてお客様にご提供し、証明写真の場合はCD、USBまたはダウンロードサービスにてご提供しています。CDをお選びになるお客様は6割ほどで、データのCD化は欠かせない業務です。必要な枚数のCDを手間をかけることなくスピーディに作成することが業務効率化につながります。

私が所属する伊勢丹会館店と近隣の新宿店、2店舗の合計でみると、記念写真撮影のお客様は年間で約10,000人、証明写真では約30,000人で、写真データのCD作成は1日あたり50～60枚となっています。
従来はカメラマンが撮影データのフォルダ管理を行っており、撮影後に納品データをPCで1枚1枚CDに書き込み、盤面印刷にはCDをインクジェットプリンターにセットして印刷していました。書き込みと印刷が終了するまでパソコンにつきっきりとなり、撮影以外の業務への拘束時間の増大がカメラマンの大きな負担となっていました。
このような中でエプソンのディスクデュプリケーターPP-100Ⅲを知り、この業務負荷を改善できると考え、導入することになったのです。

PP-100Ⅲの導入により業務フローが大きく変わりました。まず、カメラマンが個別に管理している撮影データを共有サーバーで管理することにしました。その結果、レタッチ後カメラマンのチェックが終わったデータをCD化可能データとすることができ、カメラマンの指示のもと他の店舗スタッフがCD制作業務を行えるようになりました。
PP-100Ⅲの操作は簡単ですので、専門的な知識を持たないスタッフでも対応できます。50～60枚にものぼるCDの作成は時間がかかり大変でしたが、まとめて1回の操作で完了します。従来の作業と比べると驚くほどの時間短縮となりました。しかも、写真データ作成とCD作成が分業化できたことで、カメラマンはCD作成業務から解放され、新しく生まれた時間をカメラマンとしての業務そのものに専念することができるようになりました。