導入事例 日本動物高度医療センター様

日本動物高度医療センター様

医療環境に適した静音設計で
サイズもコンパクト

リードタイムを削減し
効率的な業務を実現

日本動物高度医療センター様

導入製品:
ディスク デュプリケーターPP-100Ⅲ

日本動物高度医療センター様

導入背景と機器詳細

かかりつけ病院からの紹介を受けて高度な医療を提供する二次診療施設

犬・猫専門の二次診療を行う動物病院を運営する日本動物高度医療センター。
二次診療とは、地域のかかりつけの病院(一次診療)からの紹介を受けて行う高度な専門医療のことです。東京証券取引所グロース市場に上場している、国内で唯一の「上場動物病院」。
川崎本院、東京病院、名古屋病院の3拠点で展開しており、2023年春に大阪病院の開業を予定しています。

ディスク デュプリケーターPP-100Ⅲ

ディスク デュプリケーターPP-100Ⅲ

日本動物高度医療センターでは、二次診療施設としてMRIやCTの画像データを紹介病院に送付するCD/DVD作成のために、エプソンのディスクデュプリケーター「PP-100Ⅲ」を導入しました。PP-100Ⅲでは100枚までのディスクのセットが可能。現在川崎本院では1日あたり約12枚のCD/DVD作成を行っていますので、その都度ディスクをセットする必要はなく、スムーズなCD/DVD作成ができています。

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業務内容

MRIやCTの画像データを取り込みCD/DVDを作成

MRIやCTの画像データを取り込みCD/DVDを作成

当院は二次診療施設であるため、MRIやCTを用いた高度な画像検査を実施しており、その検査データを取り込んだCD/DVDを紹介病院へと送付しています。従来は、川崎本院にのみディスクデュプリケーターを設置していたため、川崎本院では他の2つの病院を含む3病院分のCD/DVD作成を行っており、作成枚数は1週間で約100枚となっていました。CD/DVD作成の担当は動物ケアスタッフになりますが、診察を終えた3病院の獣医師からの作成依頼に合わせて画像データを抽出しCD/DVDを作成します。この業務に多くの手間と時間が発生し、効率化が課題となっていました。

導入までの経緯

購入コストが格段にリーズナブルで
PACS対応が導入の決め手

株式会社日本動物高度医療センター 管理部 IT・設備課 マネージャー 橋本 雅徳 氏

株式会社日本動物高度医療センター
管理部 IT・設備課 マネージャー
橋本 雅徳 氏

従来使用していたディスクデュプリケーターは医療機器メーカーから出されていた専用機で、1台200万円にもなる高価な製品でした。故障が頻発するようになり、1回あたりの修理費も20~30万円と高額なため、もっとリーズナブルで使い勝手のよいディスクデュプリケーターを探しておりました。
情報検索する中で出会ったのが、エプソンのPP-100Ⅲでした。当院では、MRIやCTの画像データの閲覧・管理にPACS(Picture Archiving and Communication System)という医療用画像管理システムを使用しています。専用のソフトウェア「EPSON TD Bridge」を使うことで、PP-100ⅢとPACSを連携できPCの簡単な操作でPACSから直接必要な画像データの書き出しやCD/DVD作成ができることがわかりました。業務の効率化につながりますし、以前の専用機と比べると格段にリーズナブルでしたので、迷わずPP-100Ⅲを導入することに決めました。
川崎本院にPP-100Ⅲ1台を導入したのですが、データの書き出しやCD/DVD作成などの工程が簡略化され、リードタイムの大幅な削減につながりました。この結果を踏まえ、他の2病院も同様にPP-100Ⅲを1台ずつ導入することになり、3病院から直接紹介病院へCD/DVDを発送する業務フローが整いました。

導入後の状況・感想

筐体がコンパクトで音も静か 業務環境を大きく改善

PP-100Ⅲはコンパクトな筐体ですので、その分作業スペースが増え、業務環境が大きく改善しました。動作音が小さいところもいいですね。当院は二次診療施設ですので病状が重い動物が来院しますし、難易度の高い診療も行います。静かな機械の方が病院としては望ましいので、とても助かっています。また、CD/DVDの盤面にはオーナー様のIDや名前、当院のWebサイトのアドレスなどを記載するのですが、当初思っていたよりもきれいに印刷できるので驚きました。さらに、セットできるディスク枚数が最大で100枚と多いので、補充する手間が減りました。書き込みスピードも速く、以前と比べるとはるかに快適に業務ができるようになりました。

電子カルテのバックアップへの活用を検討

3病院にPP-100Ⅲを設置することで、川崎本院では他の2病院分のCD/DVDを作成する必要がなくなるだけでなく、問い合わせ対応などの手間からも解放されました。また万が一、一台が故障しても他の病院で対応できるので、安定した運用が可能になりました。
今後は、紹介病院用のCD/DVD作成だけでなく、病院で取り扱っている電子カルテのバックアップにPP-100Ⅲを活用することを検討しています。現在はサーバーにバックアップしていますが、サーバーにはさまざまなリスクが伴います。DVDなどのフィジカルメディアに保存した方が安全性は確保されますので、積極的に考えていきたいですね。

電子カルテのバックアップへの活用を検討

電子カルテのバックアップへの活用を検討

日本動物高度医療センター

病院概要

日本動物高度医療センター

日本動物高度医療センター

所在地 神奈川県川崎市高津区久地2-5-8
代表者 平尾秀博
グループ従業員数 261名(非常勤職員37名を含む)(2023年2月現在)
ホームぺージ https://www.jarmec.jp/ 新規ウィンドウが開きます

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