東洋製罐株式会社様
導入製品:PP-100(販売終了製品)
業種:製造業
電子帳票システム「Pandora-AX」と連携
PP-100が帳票データ保存作業の効率化に貢献
東洋製罐株式会社様
導入製品:PP-100(販売終了製品)
業種:製造業
電子帳票システム「Pandora-AX」と連携
PP-100が帳票データ保存作業の効率化に貢献
(注)販売終了製品
現行機:PP-100Ⅲ 製品の詳細はこちら
長年の実績と高度な技術力で包装容器業界を牽引
1917年の創立以来、包装容器のリーディングカンパニーとして、90年以上にわたり、包装容器の製造販売を中心に事業を展開する東洋製罐株式会社様。飲料用金属缶やPETボトルなどのプラスチック容器は国内トップクラスのシェアを獲得しています。また、高品質・高性能な製品を「安全・安価・迅速」に提供するとともに、環境保全をコンセプトにした「TULC(タルク)」缶の開発など、「包みのテクノロジー」の進化を常に追求しています。
PP-100を帳票データの保存に活用
東洋製罐株式会社様では11年前に、株式会社NTTデータビジネスブレインズ様の電子帳票システム「Pandora-AX(パンドラエーエックス)」を導入し、本社で運用を開始しました。その後、本社での成功を受けて、全国14の工場を含めた全社に展開。2009年12月現在、生産・物流・販売・経理など、社内で扱われる多くの帳票を「Pandora-AX」サーバーに保管し、各拠点での業務に活用されています。
また、「Pandora-AX」のオプションとして「CD/DVD自動作成装置接続」機能も採用。2009年2月には、CD/DVD自動作成装置の入れ替えに伴い、エプソンのCD/DVDデュプリケーター「PP-100」の利用を開始。本社情報システム部のサーバー室に1台設置し、毎月定期的に行う各部門の帳票データの保存をはじめ、様々な業務に活用されています。
現在、東洋製罐株式会社様では、人事・労務関連を除くすべての帳票を「Pandora-AX」で運用されています。「Pandora-AX」の導入により、各ユーザーが必要な帳票データを、必要な時に確認できるようになり、本社や全国の各拠点で印刷する紙帳票の量は大幅に削減。保管スペースの節約が実現しました。また、導入以前は、各部門で作成する資料に帳票の数値データなどを盛り込む場合には、紙帳票を見ながらデータを再入力する必要がありましたが、「Pandora-AX」を利用するとホストコンピューターの帳票データを、エクセルなどのデータに出力して利用できるので、「資料作成が効率化された」「入力ミスがなくなった」と、各ユーザー部門からも高い評価が得られています。
また、東洋製罐株式会社様では、各部門の一カ月ごとの帳票データを「PP-100」でCD-Rに保存、各部門に配布しているほか、ネットワーク経由では適用されないセキュリティーパッチや、動画などの大容量データの配布にも、「PP-100」を活用しています。社内システムの企画・構築・運用を手がける情報システム部の山縣謙太郎氏に、「PP-100」について伺いました。「『PP-100』は操作が簡単で、しかも速い。各部門の帳票データの保存用として、毎月40枚ほどのCDを作成していますが、データの書き込みとレーベル印刷が同時に行えることもあり、以前の機種で5日ほどかかっていた作業が、1日弱にまで短縮されたのは大きな効果です。約10カ月使用してきましたが、非常に満足しています。筐体がコンパクトなのもいいですね。」
全国の行政機関をはじめ豊富な導入実績を誇る「Pandora-AX」
PP-100の省コスト性と信頼性を高く評価し、採用を決定
株式会社NTTデータ
ビジネスブレインズ
P&W事業部 事業部長
的羽 幸洋氏
電子帳票システム「Pandora-AX」は、メインフレームや各種サーバーの出力帳票を電子化してサーバーに保管し、印刷された帳票イメージのままパソコンの画面で確認・利用できるシステムです。すでに、全国の行政機関のほか、金融業や製造業など多くの企業で導入されています。「Pandora-AX」を開発・提供している株式会社NTTデータ ビジネスブレインズの的羽幸洋氏に、システムの概要を伺いました。
「『Pandora-AX』の最大の特徴は、全プラットフォームに対応していること。そして、優れた検索機能とセキュリティー機能を搭載しているところにあります。検索機能については、200条件まで設定可能で、全面検索や串刺し検索、名寄せ検索など多様な検索方法に対応、スピーディーなデータ抽出を可能にしています。また、セキュリティー機能については、2005年4月の個人情報保護法全面施行に先立ち、金融庁が発表した“金融分野におけるガイドライン”に則って機能強化を図っています。これらの機能は、業種を問わず多くのユーザー様が、求められる機能であり、我々は高いレベルでお応えできると自負しています。」
東洋製罐株式会社様のシステムには、「Pandora-AX」のオプション機能として、帳票作成後に自動的に帳票印刷を行う「自動印刷」機能と、帳票データの保存用CD/DVDを自動的に作成できる「CD/DVD自動作成装置接続」機能を付加しています。この後者の機能に「PP-100」を採用した理由について的羽氏は、「省コスト性と信頼性を高く評価した」と言います。「約3年前に、他社製品から採用機種を変更した際の開発作業は非常にスムーズで、何の問題もなく移行できました。ユーザー様への『PP-100』導入開始は約2年前ですが、コスト面での優位性に加え、信頼性が非常に高いので、お客様にもこのオプション機能をご提案しやすくなりましたね。東洋製罐の山縣様にも、『以前の機種のようにエラーが起きて途中で止まってしまうこともなく、トラブルは全くない』と、高い評価をいただいています。レーベル印刷も非常にきれいなのは、さすが、プリンターメーカーですね」(的羽氏)。
東洋製罐株式会社
管理本部 情報システム部
山縣 謙太郎氏
東洋製罐株式会社
管理本部 情報システム部
部長 小田 崇氏
「Pandora-AX」導入時からシステム運用に携わる、東洋製罐株式会社情報システム部の小田崇氏は、「こうしたシステムの活用は、業務の効率化はもちろん、環境負荷低減にも貢献できる」と語ります。「我々もものづくり企業として、常に地球環境保護を意識した企業活動を行っていますが、『Pandora-AX』の導入によって、社内で使用する紙の量は驚くほど削減できました。帳票の印刷から配送、保管、破棄までにかかるエネルギーを含め、A4用紙1枚で5.12gのCO2排出量が削減できると聞き、電子帳票システムの導入によるペーパーレス化推進は必要不可欠であると、強く実感しています」(小田氏)。
東洋製罐株式会社様で扱う帳票のうち、人事、労務を除くすべての帳票は、
ACOS-4とOracle EBSから「Pandora-AX」サーバーに電子帳票化されて格納・保存される。
帳票データの保存には、CD/DVD作成用パソコンとUSB接続されたPP-100を活用。
東洋製罐株式会社様
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