導入事例 マルフク物流センター株式会社様

市場の商品をスーパーなどに卸す青果物の仲卸会社

マルフク物流センター株式会社様は、青果物総合卸「福山青果」の子会社で野菜や果物を青果市場から仕入れ、福山市内をはじめ、中国・四国・関西地方のスーパーや学校給食・弁当総菜の加工会社、さらには中国や香港などにも卸している青果物の仲卸会社です。福山地方卸売市場の向いに倉庫・加工場と事務所を構え年間365日営業。保管・運送及び、原体での納品や、PP袋詰め・ネット詰め・箱詰めなど小分け状態で梱包し、そのまま販売できるように納品するのが主な業務です。
他にも、青果市場から直接購入したお客様の急なご要望に応じて梱包サービスなどを提供しており、毎日約20t前後の大量商品を扱っています。
マルフク物流センター株式会社様では、出荷用商品ラベルの作成に、 2017年12月からカラーラベルプリンター「TM-C7500」と巻き取りユニット1セットを導入。約250種類以上の商品ラベル印刷に利用しています。

1日約8,000～15,000枚、毎日違った内容のラベルを大量印刷

統括部長の児玉様にお話しを伺いました。
「商品の注文依頼は前日や週間予定で連絡がきます。季節や天候、特売セールの予定などに応じて注文数も変わってくるため、その発注量に合わせて当日分のラベル印刷を行っています。
商品名、産地、大きさ、バーコード、セールスコピーなどを記載したラベルを発行して商品を詰めたPP袋・ネット・箱などに貼付け、それらをさらに段ボールなどに箱詰めした場合には外箱にもラベルを貼付けます。
ラベルのデザイン自体は単純なものですが、商品の種類は年間で250種類以上、印刷枚数は通常1日8,000枚程度、ピーク時には1日15,000枚にも上るためプリンターのランニングコスト・維持コストも高額で、以前よりコストダウンが図れないかと考えていました。」

以前使用していたラベルプリンターは、
印刷時のプリントミスで、再印刷が必要になることが多く
ランニングコスト・維持コストが高額で負担だった

納品先の指定バーコードを入れるためにラベルプリンターを導入

「元々は、既成デザインの市販ラベルや外注依頼で制作したラベルを使用し、足りない情報量は注文伝票を付けることなどで補っていました。しかし、納品先から商品毎に指定バーコードを入れて欲しいとの要望や、店舗毎に個性のあるラベルを作りたいとの要望が増え、約12年前からラベルプリンターを導入してラベルの自社制作を開始、機器及び保守も何度か更新をかけてきました。
しかし、以前使用していた製品は、違う種類のラベルを印刷すると必ず白紙の中紙が入ったり、印刷終わりの残り紙枚数も多いうえ、印刷の途中でどれか1色がインク切れになっても、そのまま最後まで印刷されて用紙や他のインク色が消耗してしまうなど、プリントミスによる無駄が多くありました。
また、数万枚印刷毎にヘッド交換が必要だったり、部品代以外に出張修理費もかかるなどランニングコスト・維持コストが高額で負担でした。そこで、機器の寿命に達する3～4か月前からリプレイスの検討を開始。数社から紹介があり、過去にセールスも受けていたエプソンのカラーラベルプリンター「TM-C7500」のデモ機を取り寄せてテスト運用してみて、その性能とランニングコストに納得し、 2017年12月に導入しました。

導入後のご感想

オプションの巻き取りユニットが便利、
常時監視しないでも済むので他の作業ができる