ラベルプリンター

「小田原ガレージブリューイング」様

食品製造業/クラフトビールの製造販売「小田原ガレージブリューイング」様

クラフトビールのボトルの商品ラベルを印刷
水に強く擦れにも強い合成紙を使用して小ロットで多様なデザインラベルを製作できる

「小田原ガレージブリューイング」様 メインイメージ

導入製品:ラベルプリンタ― CW-C4020G

耐水擦過性の詳細は「合成紙ラベル選定のポイント」を参照ください。

「小田原ガレージブリューイング」様 メインイメージ

導入の経緯

●小田原の伊豆箱根鉄道緑町駅の隣にある小さなブリュワリー

小田原ガレージブリューイング様は、JR・小田急小田原駅から徒歩約7分、伊豆箱根鉄道緑町駅の隣にある小さなブリュワリーです。“小規模醸造所がつくる多様で個性的なビール”と称されるクラフトビールを製造販売。
自分達が美味しいと思うビールを創り、好きな時に好きな場所で仲間たちと飲む。「おいしいビール・最高の仲間たち・楽しい人生」をコンセプトに、ビールは人と人を繋ぎ、幸せにしてくれる最高のツールだと考え、新しい集いの場となるバー空間を小田原にオープン、店内醸造施設にて風土にあった地元特産物などの素材を使ったビールを作っています。

●2023年5月にオープン。年間8,000ℓを生産し、地元産の素材などを使った個性的なビールを提供中

ビールタンク

代表の武藤様にお話を伺いました。
「私は2016年に脱サラして、横浜のバーなどで働き、クラフトビールの醸造所で製造方法などを学びながら、新型コロナ禍の中で開業を計画していました。
飲食業界もようやく活気が戻り、酒類製造免許の申請から1年経って免許も取得できることになり、2023年3月にブリュワリーとビアバーを設立して4月から醸造を開始、5月にオープンしてクラフトビールの提供を始めました。
ビールの生産量は1タンク1回で200ℓ(樽詰めで14樽、330mlボトルで約600本)、現在は年間8,000ℓで、年間12,000ℓを目標に生産を行っています。
ビールの種類は主にエールビールのIPA(India Pale Ale)やSaisonを製造、地元産のゆず・檸檬・金柑・八朔・夏蜜柑・いちごなどの素材を使った個性的なビールを提供しており、小田原産十郎梅を使った“JU-LOW(ジュウロウ)”では、日本地ビール協会が主催する「インターナショナル・ビアカップ2024」69.Specialty Saison部門で銀賞も受賞しています。」

●小ロットのラベルでも安い印刷会社や小回りが利く印刷方法を探していて、エプソンのラベルプリンターに出会った

「開業してからすぐは、樽商品のみを販売しており、樽用の表示ラベル(80×50mm)だけを500枚単位で外注印刷していました。
いずれはボトルの販売もしたいと思っていたのですが、定番品の2、3種類以外はシーズン毎に製造する種類が変わるので、1種類の出荷はボトル100~150本程度。ボトル用に商品ラベルを製作するには、少量だと印刷コストが高く、単価を下げようと大量印刷するとストックになってしまいます。そこで、多種類のラベルを印刷するために、同業者の知人などにも相談しながら、小ロットでも低価格な印刷会社や小回りが利く印刷方法をネットで探していて、その中でエプソンのカラーラベルプリンターCW-C4020Gに出会いました。メールで問い合わせをすると、エプソンからはカタログやさまざまな用紙の印刷サンプルを送っていただきました。
納入先の拡大やネット販売なども計画していく中で、その後次第にボトルのニーズが高まってきたため、2024年4月にラベルプリンターの購入を決断、月内に導入して運用を開始しました。」

導入状況

水に強く擦れにも強いエプソン純正の合成紙ラベルを採用
サイズと擦過性を考慮して新製品の合成紙ラベル6を使用

●コンパクトサイズで、印刷スピードも高速、画質も綺麗

小田原ガレージブリューイング
代表 武藤 浩氏

月日の修正などはAdobe Illustratorを使って自分で行い、
できあがったものをWindows® のノートPCからUSB接続で印刷しています。
CW-C4020Gは、導入コストも比較的安く、サイズも非常にコンパクトです。
カラーLCDパネル表示で操作も分かりやすく、印刷スピードも高速でストレスを感じません。用紙やインク交換も前面から行えるのでメンテナンスも簡単です。画質は綺麗で発色も良く、インクは水に強くて滲んだりせず、用紙はエプソン純正の合成紙ラベルを使用しているので、夏のイベントやお祭りの際のどぶ漬けなどでも不安がなく、マット調の紙質も気に入っています。
さまざまなサイズが使えるので、最初は全面ラベルの合成紙ラベル4(幅80mm)を使用していたのですが、納品したお客様から、ケースに出し入れする際にラベルが削れて傷が付くことがあるとの指摘を受け、エプソンに相談したところ、擦過性の高いダイカットラベルの合成紙ラベル6(80×178mm)を開発したとの連絡を受け、擦過性をテストしてみて良好だったので、そちらを使っています。」

合成紙ラベル4、合成紙ラベル6比較イメージ

合成紙ラベル4では瓶やケースとの擦れによる傷が課題だったが合成紙ラベル6では傷がつきにくくなった。

耐水擦過性の詳細は「合成紙ラベル選定のポイント」を参照ください。

CW-C4020Gで印刷している様子

導入後のご感想

小ロット印刷では、型や版代が要らない
ラベルプリンターの印刷のほうが低コスト

●1枚から印刷できるので、すぐに新しいデザインに挑戦できる

「クラフトビール業界では、ラベル内製は当然の選択肢の一つで、ラベルプリンターもあたりまえになってきています。100~150本単位では、型や版代が要らないラベルプリンターの印刷のほうが遙かに低コストです。1枚から印刷できるので、納品するホテルに合わせたオリジナルラベルや、お得意先の誕生祝い特製ビールのラベル製作なども試してみることができました。
今後は、小田原らしさを強調しながら、さまざまな新しいデザインのラベル製作に挑戦していくつもりです。また最近は、ほとんどの醸造所が流通コストの安い缶ビールに移行してきているので、キャニングマシンを導入して缶ビールも製造し、そちらでもラベルプリンターを使用していきたいと思っています。」

累計ランニングコストシミュレーション

外注は500枚以上/300枚以上のロット条件あり。もし100枚しか使用しなかった場合は無駄になるが、CW-C4020なら必要な分だけ同じ単価で印刷が可能。

本体価格はエプソンダイレクトショップ販売価格(2025年3月10日現在)、コストは全て税別価格なります。

CW-C4020のコスト算出条件 印字品質:きれい、印刷枚数:300枚/日、100枚/job。

小田原ガレージブリューイング様の過去の実績に基づき算出しています。

ポイント 小ロット多品種の印刷では、型・版代が不要で外注印刷より低コストに運用できる。出荷量に合わせて、必要な時に必要な枚数だけ印刷でき、ラベルの無駄が出ない。使える用紙の種類が多く、水に強く擦れにも強い合成紙が使用できてバリエーションも豊富。

小田原ガレージブリューイング 外観
小田原ガレージブリューイング 内観

企業概要

小田原ガレージブリューイング

小田原ガレージブリューイング 外観
小田原ガレージブリューイング 内観
所在地 〒250-0011
神奈川県小田原市栄町3-5-18
URL https://og-brew.com/ 新規ウィンドウが開きます
創業 2023年5月(令和5年)

導入事例PDFダウンロード

導入事例は、PDFでもご覧いただけます。

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