工業・材料 大田化成株式会社様
導入製品:GP-C831
業種:製造
日本工業規格(JIS)に対応した
ビッグサイズGHSラベルのカラー化が簡単に実現。
工業・材料 大田化成株式会社様
導入製品:GP-C831
業種:製造
日本工業規格(JIS)に対応した
ビッグサイズGHSラベルのカラー化が簡単に実現。
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高性能の保温・断熱・外装材の専門メーカー
大田化成株式会社様は、化学プラントや火力・原子力発電所などで使われるシール材、接着剤、塗布剤や、車部品工場などで使われる加熱炉、アルミ溶湯用耐火断熱材(不定形・成形品)など、保温・保冷・断熱・外装材補助材料の製造を行うニチアス株式会社子会社です。LNG(液化天然ガス)タンクでの超低温から、火力・原子力発電所や宇宙ロケットでの高温まで、特殊環境で使用される高性能の保温・断熱補助材料を昭和24年の創業以来、60年以上に渡って作り続けています。大田化成株式会社様では、日本工業規格(JIS)の改正により、2017年1月から義務化されるGHSラベルのカラー化に対応するため、2014年3月から本社・工場内に「GP-C831」1台を導入しています。
GHSラベル絵表示赤枠のカラー化に対応
デザイン作成には、ラベル作成ソフト「ラベル博士」を使用、用紙には連続普通紙127mmと90mm幅を採用、全製品98品目のうちGHS表記に関わる半分程度を「GP-C831」でカラー出力、毎月約3,000~4,000枚のラベルを、担当者2名が手作業で貼り付けています。業務部管理課の山本課長にお話しを伺いました。「2003年7月の国連勧告を受け、危険有害性の分類とラベルの安全表示が厳しくなり、ニチアスグループでも対応強化を図っていました。さらに2012年3月の日本工業規格(JIS)の改正により、2017年1月以降、GHSラベル内の、危険度を示す絵表示は赤枠で囲むことが義務付けられたため、今までモノクロで出力していたものを、カラー出力に変更しなければならなくなりました。そこで昨年より各社プリンターを検討、評価機でのシミュレーションで比較を重ねた結果、手軽にカラー出力ができて、本体価格やランニングコストも安いエプソン製品の導入を決めました。
業務用カラーラベルプリンターは高価で導入を躊躇。目標の2014年4月が迫り、カラー化を急いでいた
モノクロ出力と同じ手軽なオペレーションは継続したい
「JIS改正発表以降、カラープリンターの導入を検討はしましたが、以前の業務用カラーラベルプリンターは価格が高価なので導入を躊躇していました。かと言って、あらかじめ赤枠をプレ印刷した用紙を印刷会社に頼む方法だと、うちは品種が多いので、製品によって枠の数や位置も違い、用紙の使い分けや在庫管理の手間が増加するのでかえって面倒です。今までGHSラベルはモノクロプリンター1台で出力を行い、それに慣れていたので、同じような手軽なオペレーションはそのまま継続したいと思っていました。ニチアスグループでは、2017年1月の完全義務化を前に、2014年4月を目標にカラー化を推進していたので、その期限もだんだん迫っていました。」
導入の決め手は120mm幅以上の大判ラベル出力対応
業務部管理課 課長
山本 智氏
「そんな中、現在モノクロプリンターを入れてもらっている代理店から、同じラベル作成ソフトが使える「GP-C831」を紹介され、カタログや実機を見て、さらに1月からは、評価機でのシミュレーションなども行いながら本体価格とランニングコストなどを検証した上で導入を決めました。導入の決め手は120mm幅以上の大判ラベル出力対応。GHSラベルは表記事項が多く、限られた紙面に収めるのが大変。他社製品では最大4インチ(102mm幅)までしか対応していませんでしたので、今までモノクロ出力で使用していた120mm幅のラベルがそのまま使える「GP-C831」に決めました。」とその導入理由を語ります。
カラーデザインが自由にできて便利。操作・メンテナンスが簡単で故障も少ない
カラーデザインが自由にできて便利
「実際の運用開始は、ラベルデザインの改訂やニチアスの承認にも時間がかかり7月になりましたが、全てのGHSラベルのカラー化を達成しました。ニチアスロゴは青なので、黒・赤・青の3色で印刷したいと考えていましたが、カラー化により、それも実現しました。導入してからは、いつでも即時ラベル出力ができるので、ストックの無駄もありません。ラベルフォーマットは統一し、サイズは大・小の2パターンを製品の大きさに合わせて使い分けていますが、デザインも必要に応じて自由にできるので、うちのような中小規模の工場には非常に向いていると思います。現在、残りの製品ラベルは、依然モノクロプリンターで出力していますが、今後はそれもカラー化を検討したいと思います。」
高解像度のフルカラー印刷で発色が綺麗
「ランニングコストを考え、ドラフトモード(速いモード)で印刷していますが、カラーの発色は綺麗、顔料インクなので耐水性や耐擦性も問題ありません。スムーズな操作性で、ミシン目付き用紙を使えばカットもしやすく、メンテナンスも簡単です。私自身は用紙を交換するのも面倒なので、この手軽さは非常にありがたいです。また、故障もしにくいため、導入してから今まで1度もトラブルがありません。エプソンさんには、導入時から色々とサポートいただき信頼しています。今後も便利で低価格・コンパクトな製品を期待しています。」
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工業・材料 「大田化成株式会社」様
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