化管法・安衛法・毒劇法では、JIS Z 7253に
準拠したラベル表示が求められています。
GHSの基本となる「国連GHS文書」は2年に1度改訂されます。現在日本国内では改訂6版に基づき、GHSに対応する日本産業規格(JIS)を定めています。化管法 、安衛法では、SDSやラベルの作成、提供に際して、JIS Z 7253に適合する方法で行うことを努力義務としています。また、毒劇法では2012年にJIS Z 7253に準拠したラベル表示およびSDS提供の際の留意事項を通知しました。
出典:-GHS対応-化管法・安衛法・毒劇法におけるラベル表示・SDS提供制度(経済産業省・厚生労働省)
GHSラベルの絵表示、「赤い枠」だけの表示は
JIS Z 7253:2019に適応していません。
JIS Z 7253 : 2019では、絵表示について「一つの頂点で正立させた正方形の背景の上に黒いシンボルを置き、はっきり見えるように十分に幅広い赤い枠で囲む」と規定しています。赤枠は危険有害性を示すもので、2022年5月24日以降は赤枠だけの表示が禁止されます。
出典:化管法SDS制度に関するQ&A(経済産業省)