導入事例　株式会社広研様

株式会社広研様では、長年使用してきた「PX-H9000」の修理・部品供給対応が2021年7月で期限を迎えるのを機に、新機種への更新を検討。
エプソンから新しく発売される「SC-P8550D」であれば、6色機でも9色機と同等の印刷品質で印刷スピードが倍以上に高速化されると共に、新デザインによりレイアウト自由度が上がることに魅力を感じて導入を決定した。

ポスター・POP等の印刷業務に長年大判プリンターを使用
修理対応期限を機に「SC-P8550D」への更新を検討

「弊社では、クライアントであるショッピングセンターなど商業施設内の販促イベントやセール告知などのポスター・POP等の印刷業務に、約10年以上に亘り「PX-H9000」2台を使用してきました。
しかし、それらが2021年7月に修理対応期限を迎えることをエプソンから連絡いただき、同年の春頃から機種更新の検討を始めました。
当初は後継機の「SC-P8050」で考えていたのですが、近々新製品が発売されるという情報をいただき、各種機能の向上を期待して、導入に向けた検証を始めました。
2021年9月には代理店を通じてサンプルデータを渡し、B1サイズの食品イベントポスターなどを旧機種と新機種でテスト印刷して画像を比較。テスト結果から「SC-P8550D」が期待通りの性能の製品であることが分かり、これに決めて発売を待ちました。
新型コロナの影響により発売が延期されましたが、2022年4月には2台の設置を完了、すぐに利用を開始することができました。」

以前の機種と比較して印刷スピードは倍以上
ダブルロールモデル採用で2種類の用紙サイズにも対応

「「SC-P8550D」の一番の魅力は、印刷スピードの速さです。業務では主に、デザイナーが制作したPDFデータをWindows^®搭載機で出力をかけます。
以前から使用している半光沢紙を使い、B1・B2・A1サイズなどのポスターを8～9割はフチなし印刷して自動カットすることが多いのですが、以前の機種に比べて、印刷スピードは倍以上になりました。
9色機から6色機に代わっても同等の印刷品質で、色再現や画質は全く遜色がなく、ダブルロールモデル採用で、2種類の違ったサイズの用紙が交換せずに同時に使えるので、とても便利です。
またスタンドと本体が一体となったシンプルでスタイリッシュな新デザインは、奥行きが約50センチの省スペースで、ロール紙のセットやインク交換も全てフロントから行えるので画期的に使いやすくなりました。」

天面がフラット構造で高さも低く、ロール交換もフロントから
レイアウト配置の自由度が上がり、2台を背中合わせに配置

「以前の機種では、ロール交換がフタを開けた上部で紙が前に出てくるため、壁際に横並びに設置するしかありませんでした。今回の製品はロール紙の交換がフロント下部になり、とても交換しやすくなりました。
また、天面がフラット構造で製品の高さも低くなり、レイアウト配置の自由度も上がったので、作業場中央に2台を背中合わせに配置しています。天面にはカッティングシートを敷いて本体に傷が付かないように配慮し、隣にも同じ高さのテーブルを設置して作業台として有効活用しています。
ダブルロール×2台で4本のロールが同時に使用できるため、サイズの違う4種類のロールをセットして、出力サイズによって使い分けています。インク交換も簡単で、予備インクの収納スペースも効率的です。
印刷する際も、排紙バスケットが標準装備されていて、使う時に簡単に引き出したり、収納できるのでとても便利です。
印刷には、エプソンの標準プリンタードライバーを使用していますが、フチなし印刷や不定形サイズのユーザー設定なども簡単です。
また、以前の機種であった印刷サイズのずれもなく正確に印刷できるようになったので、細かい調整の必要もなくなり、とても安心感が増しました。」

Epson Cloud Solution PORTで安心稼働

「繁忙期にはB1サイズで100枚位印刷することもあり、退社時に印刷をかけて夜通しで印刷を行うこともあります。
以前だと、途中でインク切れやロール紙切れで止まってしまうこともありましたが、今は、スマホに登録した専用アプリの「Epson Cloud Solution PORT」で稼働状況が確認でき、万一の場合でもすぐに対処できるので、安心して出力することができています。
また、インク残量が分かり、交換前にお知らせが来たり、エラーがあればエプソンから連絡ももらえるのでとても便利です。」