PILE(Route Design合同会社)様
高画質でさまざまな用途に活用でき
省スペースで設置移動がし易い
導入製品:SC-P6550E
導入機種
お客様のご紹介
Route Design合同会社
代表
津田 賀央 氏
長嶋パブリシティ合同会社
代表
長嶋 一憲 氏
「PILE(Route Design合同会社)」様
PILEは、写真や動画の撮影、絵画やCG制作、模型や木工・服飾制作など、PCでのデスクワークから手仕事まで、さまざまに利用できるコワーキングスペース。
アートのファブリケーション機能を持ったクリエイター向けの協働スペースとして企画した際に、スペースや価格面から、個人では揃えにくい施設設備の一つとして大判プリンターが必要と考え、オープン当初からエプソンのA1サイズ大判インクジェットプリンターSC-P6550Eを導入している。
PILEは、「新たな創造のための、自由な協働空間」をコンセプトに生まれたクリエイター向けのコワーキングスペース。
相鉄線高架下の再開発施設「星天qlay」に約206m²の空間で2023年4月26日にオープン。デザイナー、アーティスト、ホビークリエイターなど、さまざまな職種や背景を持つ方々が空間を共有しながら、デジタルからアナログまで自由に制作の仕事や創造的な活動を行うことができる。特に平日は働いていて土日だけ創作活動する方やクリエイターで同業種・他業種との繋がりやコミュニティを求める方などが多く利用している。
●出力用途:美術・写真・装飾作品、建築図面やパースなど
●利用ソフト:各種デザイン・描画・写真・CADソフトやアプリなど
導入の背景
クリエイター向けの設備の中で、スペースや価格面から
個人では揃えにくいツールとして大判プリンターをセレクト
「Route Designは長野県で、『富士見森のオフィス』というコワーキングスペースを運営しています。その森のオフィスに着目したのが相鉄線沿線の再開発を主導する相模鉄道様です。相模鉄道様より、地域活性化の為に天王町でもコワーキングスペースを立ち上げないかと打診があり、森のオフィスとは異なる新たなテーマの施設の立ち上げを検討し、「PILE -A collaborative studio-」の開設に至りました。
施設には設備として、ディスプレイ付PCデスクや大型制作テーブル、木工工具、ミシン、撮影キット、アート画材などさまざまなツールを用意。
さらにスペースや価格面から、個人では揃えにくいツールの一つとして大判プリンターが必要と考え、エプソンのA1サイズ大判インクジェットプリンターSC-P6550Eを導入しました。さまざまなデジタル機器の持ち込みにも対応し、付随する各種ケーブルや備品類も用意、会員の創造性を最大限に引き出せるようサポートしています。」
SureColor SC-P6550Eを導入した理由
省スペースでWi-Fi® 接続も可能なので設置移動がし易く、
スタイリッシュでどこに置いても違和感がない
「写真やグラフィックなどアート作品の制作には、大判サイズで高画質に出力できるプリンターが必要です。PILEの創設を企画した際に、森のオフィスの法人会員にもなっているエプソンの方に相談したところ、価格などの面から手頃なA1サイズのSC-P6550Eを推奨され、製品カタログの内容を確認し、設置サイズにも納得して導入を決めました。
コワーキングスペースでは、利用用途によってレイアウト変更など常にモノの移動が伴います。そのため、機器や家具類にはキャスターをつけるなど移動しやすい工夫を施しています。
SC-P6550Eは、四角く省スペースで、USBやLANでの有線接続やWi-Fi® での無線接続も可能なので設置移動がし易く、スタイリッシュなデザインで空間に溶け込み、どこに置いても違和感がありません。
ロール紙やインクの交換もフロントから行え、予備のインクもストレージスペースに入れておけるので場所をとりません。また、天面がフラットなので、印刷時にノートPCやタブレットなどが置けて便利で、画質も、ほとんど調整しなくても忠実にカラー再現ができます。」
使用状況の詳細とご感想
写真・イラスト・建築図面など、さまざまな用途に活用でき
鮮明な色彩や黒の表現も忠実に再現できる
SC-P6550Eは、省スペースで移動もし易く、スタイリッシュでどこに置いても違和感がない。
「会員には、さまざまな職種の方や学生などがいて、美術・写真・装飾作品の出力や、卒業制作の建築図面やパースなど、さまざまな用途に活用しています。最近はPCを持っておらず、タブレットやスマホとアプリで制作する方も多く、iPhoneのAirPrint の機能を使用して印刷する方も多いようです。
ロール紙は通常5種類を用意していて、持ち込みも可能です。印刷料金についてはSquareの決済サービスを利用してQRコード読み込みによる支払いをできるようにしています。PILEは24時間営業ですが、深夜はスタッフが常駐していないため、無人でもプリンターを利用できるよう、工夫しています。
PILEでは、会員やスタッフが仲間として日常的にコミュニケーションをとり、お互いに刺激し合ったり、悩み事の解決の場にしていきたいとの想いから、定期的な交流会やスキルアップイベント、クリエイター支援プログラムなど、会員同士や周辺地域との連携施策を実施しています。
その一つ『PUSH FOR CREATION(P4C)』では、4名のアーティストを選出し、3ヶ月間スペースを使用してもらい、PILEや相鉄線駅周辺や高架下で約2週間作品展示を行いました。
その際には、再剥離可能な耐水紙にSC-P6550Eで印刷したものを多数貼り合わせ、皆で協力し合い約30~40点の作品を高架下の壁面に掲出。それを見た保土ケ谷区長からは“再開発によって、人が集まりコミュニケーションが生まれるなど街が変わった瞬間を見られた”とお褒めの言葉をいただきました。」
近くに住む会員で撮影スタジオやギャラリーとしてPILEをよく利用する写真家の長嶋氏は、
「カタログなどを依頼された際は、簡易プルーフとして活用しています。大きなポスターの制作などでは、出力が正確なので、トンボなしでも貼り合わせができます。
また、最近開催した写真展では、紙の目を考慮して丸みが出ないよう工夫したり、長時間放置して退色がないかなどを確認しつつ、バーにマグネットで取り付け、紙の自重だけで吊り下げて展示しました。鮮明な色彩や黒の表現が忠実に再現できて出力にはとても満足しており、思い通りの展示ができました。展示の美しさや撤去のし易さについても思い通りの展示ができました。次は大判写真作品集を自作し販売してみたいです。」
と語っていました。
写真展では、プロフェッショナルフォトペーパー<厚手絹目>の単票紙に印刷したものをそのまま吊り下げて展示。
グレーインクによる滑らかな階調と低粒状性で、黒基調の中にカラーが僅かにあるような写真でも高品質に再現できる。
相鉄線星川駅~天王町駅間の高架下にある施設では、さまざまなクリエイター同士が交流し、地元活性化の一助となっている。
お客様の評価ポイント
- 省スペースでWi-Fi® 接続も可能なので設置移動がし易い
- 調整しなくても色再現が忠実でアート作品に最適
- 多くの種類の用紙が使えさまざまな用途に活用できる
導入事例PDFダウンロード
導入事例は、PDFでもご覧いただけます。
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月曜日~金曜日 9:00~17:30
(祝日・弊社指定休日を除く)
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