校長 新村 出 様
2018年に103年目を迎えた歴史ある伝統校。東京の下町、墨田区本所の由諸ある摂社若宮牛嶋神社と区立若宮公園に隣接しており、真近にスカイツリーを臨みながら、春には公園の桜を校内から楽しめる。
「世界へ かがやけ 外手の子」を学校教育目標に「世界へ、考える子、がんばる子、やさしい子、健康な子」の育成を目指し、算数では複数教員による少人数指導、英語では1年生から外国人講師による指導、ICT教育ではプログラミング学習などに力を入れている他、放課後や休日には、保護者や地域との協力により学力向上活動なども行っている。また、特別支援教室巡回拠点校として近隣5小学校の巡回指導を行う“学びの教室「つくし」”を開設。さらに墨田区教育委員会「研究協力校」の指定を受け、2019年2月には全国および東京都の学校安全教育研究大会の会場校にもなっている。
拡大できるカラー大判プリンターの導入で
ポスター製作の手間と時間が一挙に軽減
以前は感熱紙タイプのモノクロ拡大機しかなく、
カラーポスター製作時にはA3出力の貼り合わせ作業に膨大な手間と時間がかかっていた
主幹教諭(5年生担任)
丸地 一矢 様
現在、各教室に大型TV、書画カメラ、移動レール付プロジェクター型電子黒板を各1台、校内には、生徒用タブレット40台、各教員にWindows®のノートPCとiPadを各1台、有線・無線LAN環境完備とICT環境は充実しています。
しかし大判印刷に関しては、8年以上前から使用している感熱紙タイプのモノクロ拡大機しかなく、カラーポスター製作時にはA3出力を貼り合わせて作成する必要があり、貼り合わせ作業には膨大な時間がかかり、大きな手間となっていました。
長年の使用でプリントヘッド交換が必要な状況でしたが高額な費用がかかるため躊躇していましたが、2019年1月にA1判カラー大判プリンター「SC-T3150N」とA4ドキュメントスキャナー「DS-530」のセットでの導入に踏み切りました。2台は事務室に設置。A4プリントをスキャナーで読み込むだけのシンプル操作で原稿を拡大、A1普通紙にカラーポスター印刷ができ、機械操作が苦手な教職員などでも簡単に操作ができます。出力した原稿が床に落ちない用紙保持機能もとても便利です。
研究発表用ポスター作成もあっという間
夜遅くまでかかっていた作業が通常勤務時間内に概ね完了
導入直後の大型行事として、2019年2月に全国および東京都の学校安全教育研究大会の開催がありました。
研究大会の際には準備制作物として、各種研究発表用のポスターや、教室配置図などの誘導案内などがあります。
その枚数は全校で50枚以上にのぼりますが、直前まで変更があり、これまでは大会前日などに夜遅くまで作業を行っていました。しかし今回は「SC-T3150N」と「DS-530」のセットを使用することができたので印刷スピードが速く出力もあっという間。概ね通常勤務時間内で終えることができて大変助かりました。
体感的には、半日の作業が2分位でできた感覚です。仕上がりもとても綺麗で、大会視察に訪れた先生方も掲示物類を見て、たくさん撮影をされていました。
また、研究発表授業でも、ワークショップの際にカラー図を拡大して使用したり、双六の盤面に写真を散りばめたマップを作成したり、様々に利用され、「カラーになって大変綺麗になった」「授業でも見易く、児童に伝え易い」「手に持って使うにはA1サイズが最適」「感熱紙ではなく普通紙なのでペンで書き込み易い」など先生方からも大変好評でした。また大会終了後も、掲示物内にある自分を撮影した写真類などを見て、児童も嬉しく楽しそうで、研究発表の掲載内容に関心を持たせることなどができています。
投写画像はすぐに消えてしまう
比較学習には印刷出力のほうが遥かに効果的
ちょっとした授業の合間の短い時間にも使用できる
全色顔料インクで色褪せないため常設掲示物に適している
養護教諭
髙野 紗希 様
主任教諭・研究主任
(2年生担任)
玉川 真希子 様
主に授業の教材制作や、理科室前の掲示ポスターなど校内掲示物の印刷などに使用しています。 また、2~4年生の教室では、ローマ字表や日本地図など、これまでモノクロかA3カラーで掲出していたものをA1カラーポスターにして掲出することで、児童もとても興味を持ってくれるようになりました。
全色顔料インクで色褪せに強いため長期間貼る教室内の常設掲示物にも適しています。また、暖機時間が要らずちょっとした授業の合間の短い時間にもすぐ使用できるので、先生方の利用も日に日に増えています。
プログラミング学習やIoT連携授業などにも活用
比較学習には印刷出力のほうが遥かに効果的
プリンターを使って、プログラミング学習に使用するマップシートをオリジナル製作して活用しています。自分達の街に合わせたマップが作れることで、児童もより興味を持ってくれます。
また、春と夏、北海道と沖縄の雲、日の出の時刻など、複数画像を大きく印刷して対比する理科の授業などにも活用しています。教室には電子黒板もありますが、投写した画像はすぐに消えてしまうため、比較学習には印刷出力を利用するほうが遥かに効果的だと感じています。今後もiPadからの「AirPrint」や長尺印刷、校内行事利用など、さらに活用を拡げていきたいと思います。
本内容は、PDFでもご覧いただけます。
PDFファイルをご覧いただくためには、Adobe® Reader®が必要です。
左のアイコンをクリックしてダウンロードいただけます。
(注):Adobe、Reader、Get Adobe Readerロゴは、Adobe Systems Incorporatedの登録商標または商標です。
エプソンインフォメーションセンター
050-3155-8066
* | 上記電話番号はKDDI株式会社の電話サービスを利用しています。 上記番号がご利用いただけない場合は、携帯電話またはNTT東日本、NTT西日本の固定電話(一般回線)からおかけいただくか、042-585-8444までおかけ直しください。 |