導入事例
網干小林写真館様

「この街のすてきな物語を知っています」こんなキャッチフレーズを掲げたショーウィンドウが写真館の入口に作られています。ここではモデルとなっているお子様一人に焦点を当てて構成された、ストーリー性のあるパネル写真が展示してあります。

このパネル写真は当初、店内やショーウィンドウのディスプレイを目的としてお客様に掲載の承諾を得て製作したものでしたが、掲示を許可したお客様自身が、パネル写真を見に、お子様を連れて何度も来店されたそうです。掲示期間終了後にパネル写真をプレゼントすると、ご自宅のお茶の間に飾っていただけるほどに喜ばれ、以後、そのお客様の紹介により写真館に新たなお客様が来店するようになりました。中にはご自分から掲示を希望されるお客様もいるほどで、一種の「街のギャラリー」になっています。
ショーウィンドウにストーリー性のあるパネル写真を掲示したのがきっかけで、網干小林写真館は思わぬ「営業所」(掲示を許諾したお客様)とそこから訪れる「新規顧客」（そのお客様に紹介されたご友人様）を獲得することになったのです。

プリント店頭受付機も、
エプソン製を増設した

新生児や七五三の写真は、おじい様、おばあ様のために焼き増しすることが多いそうです。また、一緒に暮らしいつもお子様を目の前にしているご両親より、普段離れて暮らしているおじい様やおばあ様の方が、実は写真を頻繁に見られるようです。

アルバムに貼られた小さな写真よりも、いつも見えるところに飾っておける「大きく引き伸ばしたお孫さんの写真」の方が喜ばれる。こんなお客様に対する気遣いに大判プリントが一役買っています。

網干小林写真館は、地元の幼稚園から高校まで十数校で写真撮影を担当されています。その中の網干中学校から、社会実習授業(トライやる)として、毎年何名かの生徒を受け入れています。
生徒が仕事の現場に入って、実際の仕事を体験する授業ですが、できるだけ「Craftmanship（職人気質）」を身につけるように、指導されているそうです。

大判出力の実習は生徒に人気が高く、以前「トライやる」を経験した生徒が、クリエイターを目指すようになってくれたことは、やっていて嬉しかったことの一つとのこと。生徒の人気を呼び、今では「トライやる」の中でも一番希望が多く、学校からも大きな信頼を得ています。

これまでも工務店の施工写真等を撮影をしてきましたが、あるビルの竣工写真を撮影したとき、その写真を大判に引き伸ばして工務店に見せたところ、ビルのオーナーが社長室とホールに飾りたいと熱望されて、もう一枚追加で購入されました。今では、工務店自身の竣工プレゼントの必需品として必ず発注していただいています。

サークルやクラブ、お祭りなどの記念写真の場合、KGサイズの集合写真が1枚という依頼が多かったのですが、一人一人の決めポーズと集合写真を、一緒に大判パネルにデザインしたものを提案しています。集合写真の中に小さく写った自分の子供を捜す親御さんを見ていて思いついたものですが、親御さんたちに大変喜ばれ、オーナーにも好評です。

網干JVCは長年に渡り、記念写真を撮影している地元バレーボールクラブです。30周年の記念行事の際、過去に撮影した各年の記念写真30年分を改めてデジタル化し、クラブの歴史を綴ったパネルを製作しました。
クラブの入り口に常設で飾られることになり、他の地元のクラブやサークルからも製作依頼がくるようになりました。

駅前や商工会議所等、公共の場に掲示される案内広告などのパネルは、現在、無償で引き受けています。こうしたパネルのみ、写真館のロゴと連絡先を入れさせていただいています。たくさんの方に大判だからできる写真の面白さを知ってもらえると良いと思っています。

網干小林写真館様

網干小林写真館で写真を撮ったお客様が、頼まれたわけでもないのにこの写真館を知り合いに紹介してくださる。それは、この写真館がユーザーが喜ぶこと、望むことをちゃんと知っているから。地元のお客様との間に築かれた深い信頼関係に支えられた理想的な「街の写真館」の姿ではないでしょうか。

住所：〒671-1234 兵庫県姫路市網干区新在家2124
電話：0792-72-0233
FAX：0792-74-2434
営業時間：AM9:00～PM7:00 毎週木曜日定休