ファーストプリント時完成ディスプレイでは透過光、プリントは反射光となり、見え方に違いが出てしまいます。鑑賞者の視点で客観的に見るためにも、ソフトウェアを使って、インデックスプリントを作成して、セレクトしてみましょう。全体を眺めたり、1枚1枚をじっくり観察することで、新たな発見につながるかもしれません。また、1コマずつカットしてカード状にするとさらに選びやすくなります。作品の構成や展示レイアウトを考えるときも、パソコン画面で行うよりストレスが少なくて快適です。調整するときに陥りやすいのが、「レタッチのやりすぎ」。これを防ぐために、まずは、何も調整していない状態でプリント(ストレートプリント)することが大切です。そのプリントを見て、本当に補正が必要なのかを判断しましょう。「Epson Print Layout」を使えば、フチの大きさも思い通りに設定が可能。イメージと異なるようであれば、写真編集ソフトなどを使用して画像の調整やレタッチを行います。*詳しくはP.13へ補正が必要だと感じる場合は、「どのように補正したいか」というイメージを明確にすることが必要。赤ペンなどで、気になる点をプリントに直接書き込み、仕上がりの目標をはっきりさせていきます。まずはプリントしたい写真を選びます。お手持ちのソフトを使用して、サイズを変更したり文字を入れてみるのもいいでしょう。写真を選択する写真を作品に昇華させる快感を味わってください。プリントしてみたら、思い描いていたイメージと違った。そんな経験はありませんか?プリントによって、画像データは紙の上に像を描き、写真としてはじめてカタチになります。撮影時のあなたの「思い」や「イメージ」に距離があるのなら、それは、写真がより一層素晴らしいものにステップアップしていくタイミングでもあるはずです。さあ、あなたも表現者としての一歩を踏み出し、「思い」や「イメージ」を作品にしてみませんか。プリントすれば話が弾む。次の計画が始まる。家族との思い出が、美しく鮮明によみがえる。かんたん手づくりブック (エプソンダイレクトショップのみで取り扱い中)詳しくはこちらshop.epson.jp/supply/bookkit/howto/lineup/プリンターで出力するどのくらいの調整が適切なのかは、モニター画面だけでは意外と判断しづらいもの。迷ったときは、小さなサイズでもよいのでテストプリントで確認を行いましょう。*「作品印刷機能」が搭載されたEW-M973A3T、EW-M873Tなら、編集がカンタンです。→P.9へ用紙をプリンターにセットし、印刷します。中とじカバーにはさむ専用紙ラベルシールを貼って完成です印刷した用紙を中とじカバーにはさみ、カバーをスライドさせるようにとじます。上下にクリップをしっかりと差し込み、表紙用ラベルシールを表紙に貼れば出来上がりです。11写真がうまくなる1. 写真セレクト パソコン画面でなく、プリントすることで分かることがある。2. 画像処理 明確なイメージを持って、レタッチを。写真をまとめる1.2.3.
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