導入事例 駿台甲府小学校 様

駿台甲府小学校 様

用途:特別授業

駿台甲府小学校 様

使用機種:BT-35ES

駿台甲府小学校 様

山梨県内で初の小、中、高の12年間の一貫教育を行う駿台甲府学園。小学校では「愛情教育」と「Challenging Spirit」を掲げ、学びの土台を築くことを第一にしている。1人1台、タブレット端末を支給するなど、ICT 教育にもいち早く着手した同校に、今回スマートグラスを活用した特別授業を行った背景などを伺った。

導入製品

BT-35ES

カメラを利用した遠隔支援など、さまざまな用途で活用できる。
型番:BT-35ES

価格:オープンプライス

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導入課題

  • 最新のテクノロジーに触れることで子どもたちの世界を広げたかった。
  • 早い時期からICT を活用することで情報活用能力を伸ばしたかった。
  • 新型コロナウイルス感染症の影響で特別授業の機会が減っていた。

導入効果

  • 最新テクノロジーに触れたことで、子どもたちの興味関心が広がった。
  • 「自分ならどう使うのか」「便利になるのか」を子どもたち自身で考えるきっかけになった。
  • 特別授業をきっかけに外部の専門家と触れ合うことができた。

導入背景

最新テクノロジーを身近なものと感じてもらい、未来へとつながる教育を。AR(拡張現実)のスマートグラスを使って子どもたちに新たな世界を切り拓いた。

子どもたちが最先端技術に触れることで、未来の可能性を広げたい

主幹教諭 山下潤先生と総務部企画推進課の大須賀学さん

主幹教諭 山下潤先生と総務部企画推進課の大須賀学さん

県内初の小中高一貫校でICT教育や作物の栽培などを体験的に学ぶ学校農園、オリンピアンを指導者に招くなど、ユニークな取り組みを行う駿台甲府小学校。日々、子どもたちの興味・関心を広げるための活動を積極的に行っている。
「2020年GIGAスクール構想が出る少し前、ICT教育に力を入れるという政府の方針に関する情報が出始めた頃に、まずは小学校で160台のタブレットを導入。その後、1人1台全校生徒を対象にして、段階的に支給して使い始めました。特別授業の実施をするきっかけは、タブレット導入に力を貸してくれたIT企業に、子どもたちの未来を広げるような最先端テクノロジーに触れる取り組みができないかと、相談したのが始まりでした」(山下氏)

導入理由

知的好奇心を刺激するのと同時に重視した安全性

スマートグラスを装着

「最近注目を集めているメタバースやドローン、YouTube™、360度カメラなど、最新のテクノロジーを絡めたものを5~6つ、上記のIT企業にご提案いただきました」(大須賀氏)
選定にあたり重視したのは、「安全性」と「継続して活用できること」だった。子どもたちが使用するにあたり、安全であることが第一。その次に、特別授業の1回だけでなく、スマートグラスを学校農園や理科の実験などでも活用できる可能性を感じて導入を決めた。
「スマートグラスは3社のメーカーから検討しました。他社のスマートグラスは片眼でしか見えませんが、BT-35ESは両眼で見えるので安心でした。それに継続して活用することを視野に入れていたので、充実したサポート体制があるのも決め手になりました」(山下氏)

活用

スマートグラスで謎解きを実施。子どもの興味関心を広げるきっかけに

「朝の時間に謎解きゲームのようなものを実施していました。それとスマートグラスを絡めた授業ができないかを、IT企業の方たちと考えたのです。2人1組となり、1人はスマートグラスで校内のアート作品の隣に掲げられているQRコードを読み込む。そこに表示されたクイズをもう1人が解いていくことにしました」(山下氏)
Google Meet™など、既に授業で活用しているアプリケーションなどを活用して、システム開発には費用が一切かかっていない。小学5年生と6年生を対象に実施された特別授業では、生徒が2人1組となり、謎解きゲームにチャレンジ。初めて装着した女の子は、「グラスをのぞくと映像が見える世界に驚いた」とコメント。他の子どもたちは「友だちとコミュニケーションを取りながら協力するのが楽しかった」「映像を見ながらちょっとのめり込みそうになった」などと、多種多様な意見が聞かれた。

スマートグラスで謎解きを実施。子どもの興味関心を広げるきっかけに

スマートグラスで謎解きを実施。子どもの興味関心を広げるきっかけに

スマートグラスで謎解きを実施。子どもの興味関心を広げるきっかけに

校内のQRコードを探す児童/ICTルーム タブレットA MOVERIOのカメラ画像 タブレットB ①タブレットAの画面に写っているQRコードを読み取る ②QRコードはクラウド上のスライドデータへのリンクで、スライドデータ(クイズの問題)が表示される

今後の展望

学校農園や実験などで外部の専門家とつなげたい

小学5年生と6年生を対象に実施した特別授業は成功のうちに幕を閉じた。今回スマートグラスを活用した授業に関する感想を山下先生に聞いてみると、「この授業を実施したから明日からすぐに何かが変わるという、即効性のあるものを期待しているわけではありません。しかし一方で、これから子どもたちが成長していくにつれて、どこかで何かに生かされるといいなと思っています。今は最先端技術に初めて触ってみることで楽しかったと感じてくれる。その経験が大切なのです」と話してくれた。
今後、スマートグラスについてどう活用したいのかを聞くと、「学校農園で作物を栽培する際に、農家の方とスマートグラスでつないで作物の状態を見ながら指導してもらう。または理科の実験で大学の教授などとつなぎ、専門的な知識を教えてもらうなど、さまざまな取り組みを検討しています」(山下氏)
これからスマートグラスで子どもたちの知的好奇心を刺激し、世界を広げるためにMOVERIOは役立つに違いない。今後、同校の新たな展開が楽しみだ。

学校農園や実験などで外部の専門家とつなげたい

学校農園や実験などで外部の専門家とつなげたい

学校農園や実験などで外部の専門家とつなげたい

駿台甲府小学校

お客様のご紹介

駿台甲府小学校

駿台甲府小学校

所在地 〒400-0845 山梨県甲府市上今井町884-1
最寄駅 JR 見延線「甲斐住吉」駅
ホームページ https://www.sundai-kofu.ed.jp/elementary/新規ウィンドウが開きます

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