- 製品情報
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二人の共通点をわかりやすく挙げるとすれば、今後もっとも注目の期待される日本人写真家であり、作品づくりに対する一貫した姿勢ということになるだろうか。
安楽寺は、精神のざわめきを形にするために様々なオブジェやクラフト、ビーズなどを制作し、セットを準備して、自室での撮影を行う。すべての写真に自分自身の肉体を含む自らの形跡がとどめられている。心の機微の断片を、手作りの小物と自らの姿になぞらえ、ひたすら内面世界を追いつづける姿勢は、閉塞的な時代背景を背負い、とくに若い層、さらにくくると女性層の熱い共感を誘う。
北野のアプローチはまったく逆に思える。外界に飛び出し、人々や環境と関わりあい、そこでたえまなく起きる変化を、独特の時間軸の中に塗り込めていく。ときには、三脚を使い、長時間街に立ち、長時間露光という手段によって、ひたすら、ファインダーの枠で切り取った空間のなかに起きる、時の推移を見つめつづけている(都市のシリーズ)。また、同じ職業を持つ、あるいは、同じ目的のもとに活動している数十人の人々をモノクロームで連続的に撮影し、それらのネガをカテゴリごとに、丹念に頭部を中心に重ねプリントしていく(シリーズ「our face」)。最後に浮かびあがる顔は、時間と状況と環境をひとつの画面に集約する風貌であり表情である。
どちらも非常に興味深い手法を用いつつ、緻密な人間考察と内省が行われている。かたや、自らの精神内部にある世界観と揺らめきを日常的な外界に求め魅惑的な画面に構築していく安楽寺と、フィールドワーク的な観点をたずさえ、外界の多種多様な事象の時間的な変容を、一枚のフィルムに写しこめようとする北野。いずれも現実を独特の視野の中に、封じ込める強靭な意図が秘められている。しっかりした骨組みのコンセプトに、与えられた豊穣な表現力は、多くのコレクターをアメリカに持つという安楽寺の国際性や、国立近代美術館のコレクションにつながるアカデミックな評価へと、つながっていく。
多重的にとらえられる現実の層が、一枚の写真に塗りかさねられていく。その手法が、エプサイトにおいて、デジタルを駆使し、新たによみがえることになる。その展観も、写真と同じように、重層的なものとなるに違いない。
■安楽寺えみ Emi Anrakuji 東京生まれ
■北野謙 Ken Kitano 東京都生まれ
12/5,7,8の3日間、エプサイトにてオリジナルレクチャー、ワークショップを開催します。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
開催日 | 時間 | 内容 | 定員 | 参加要件・料金 |
---|---|---|---|---|
12/5(水) | 11:00 | 12:30 |
1) ORIGINAL LECTURE プライベートラボ使いこなしノウハウ 初級編 |
20名 | アドバンストメンバー:無料 ※当日登録可(年会費3,150円) 2) は初級編受講者対象 |
15:00 | 16:30 |
2) ORIGINAL LECTURE プライベートラボ使いこなしノウハウ 中級編 |
20名 | ||
12/7(金) | 11:00 | 12:30 |
1) ORIGINAL LECTURE プライベートラボ使いこなしノウハウ 初級編 |
20名 | |
15:00 | 16:30 |
2) ORIGINAL LECTURE プライベートラボ使いこなしノウハウ 中級編 |
20名 | ||
12/8(土) | 13:00 | 14:30 |
3) Photographer's WORKSHOP 高橋真澄 |
30名 | アドバンストメンバー限定:無料 当日登録可(年会費3,150円) |
1) プライベートラボ使いこなしノウハウ 初級編
プライベートラボを有効に使いこなしていただくための初級セミナーです。
<カリキュラム>大判サイズでプリントする方法/操作が簡単な簡易レタッチ方法/プリントサイズと画像解像度の設定/プロファイルの設定
2) プライベートラボ使いこなしノウハウ 中級編
初級編受講者限定のステップアップセミナーです。
<カリキュラム>表現に合わせた用紙の使い分け/プリントサイズに合わせたデータの用意/プリントお悩み相談
3) Photographer's WORKSHOP 高橋真澄 「思い出の風景をプリントにとどめるライヴレタッチ講座」 ※アドバンストメンバー限定
北海道の四季の巡りがもたらす風景の神秘を、折々に美しく撮りおろしながら、自らのギャラリーを営む写真家、高橋真澄氏。
今回は、インクジェットプリンターを駆使しつつ情緒豊かな作品を発表しつづける高橋氏を講師に迎え、プロフェッショナルな観点から、効率よく処理しプリントをつくりあげていく作品制作の流れをうかがいます。
■高橋真澄 Masumi TAKAHASHI
1959年北海道生まれ。美瑛・富良野を中心とした自然風景写真を主に活動。
写真集「NORTH LAND IMAGE」「光の旋律」「いつかどこかで」「静かな時間」等。
清水武男は写真家としてのキャリアをスタートさせた時から現在に至るまで、故郷である北海道を空から撮り続けてきました。日本の国土の実に22%をも占める広大な北の大地を空から見つめ続けた飛行時間は、約40年の間で延べ4,500時間以上に及びます。
今回の展覧会では、空から見た北の大地の魅力を誰よりも知る清水の代表作品を一堂に展示します。
四季に応じてダイナミックに変化する自然の表情、緑の絨毯を敷き詰めたようなサロベツ原野、湿原を蛇行しながら流れる釧路川、冬のオホーツクを埋め尽くす流氷群など、大自然の織り成す芸術的ともいえる風景の数々・・・。空から見た北海道の風景は、私たちに比類のない未知の感動を与えてくれます。
ときに神々しいまでに美しく力強いその光景は、「自然によって生かされている」ことを改めて思い起こさせるものです。南米、アフリカ、アラスカなど海外での豊富な空撮経験を経て、さらに清水の北海道に対する畏敬の念は大きくなっていきました。その魅力は「四季、自然、動植物に、とんでもなく恵まれた世界的にも稀有な土地」だと言います。さらに、これらの財産を生かすのは「人」であるとも。
単に空から風景を追い求めるにとどまらず、北海道の歴史、文化にも深い造詣を持つ清水の哲学が生み出す写真の数々は、深く静かな感動を呼ぶことと確信いたします。
■清水武男 Takeo Shimizu
1943年、北海道小樽市生まれ。1963年よりコマーシャルフォトグラファーとしてスタート。1990年以降、テーマを地球に広げ、ペルーのナスカを皮切りに海外でも空撮を多数敢行。2003年よりアイヌの民具、開拓時代からの歴史道具等を撮影中。「空撮・北海道」(2004年)「空撮・北海道讃歌」 (2005年)などの写真集のほか、国内はもとより中国、ペルー、米国でも個展開催。
ダム工事に従事し稼ぎ出した金を元手に、南米、アフリカをたったひとりで旅してきた石塚元太良は、2001年当時の200万画素級のデジタルカメラを駆使し、旅の過程でハードディスクにおさめた大量の画像データを持ち帰り、インクジェットプリンターでプリントアウトしていた。この青年の写真には、メディアや手法を実践的に乗り越える幾多の兆候を示す骨太い可能性の塊と圧倒的なオプティミズムが内包されていた。見ず知らずの土地における人々との親密な出会いの証しがプリントに刻み込まれていたのである。撮る者と撮られる者の間にまったく対等の関係性がごく自然に体温を発していた。その年のエプソンカラーイメージングコンテストでグランプリを獲得した賞金でアナログカメラを購入、現在彼は、4x5のネガフィルムを装填し暗室でのプリント作業を自ら行っている。
モノクロームの情景、ピントをはずしたアノニマスのポートレート、3年の月日をかけ通って撮影したアラスカの寒々とした荒野を延々と這うパイプライン…閃きをもたらした被写体の全貌を納得ゆくまで追い求める執拗な貪欲さと、さまざまなテーマにたちむかい自在に変異を重ねながら繰り出してくる挑戦的なジャブの向こうには、被写体が人ならずともどこかに人の営みと臭いがたちこめる。対象の周縁を通過した時の経緯のなかに生体反応を鋭敏に感知するその研ぎすまされた嗅覚こそが、どのような秘地をもたぐり寄せてしまう吸引力となり、世界を塗り変え、DNAに奥深くひそむ知覚への冒険を触発する。
「ちょっと行ってきますから」というノリで命がけの旅に出かけ、散乱する未知との出会いを次々確実に写真のなかに落としこみ、軽やかで柔軟に変化をともなうコンセプトのもとに、作品を発表しつづけてきた石塚が生まれ育った、東京を撮影し、発表する。
圧倒的な速度で変化を続ける東京。事物が現れては消えていく変化の振幅の幅の大きさは、無常観を表出し、生成と喪失、有と無、実と虚の間を行き交う。壮大な生命体として脈動するメガロポリス東京を覗くひとりの写真家が、小さなファインダーの中に見据える劇場では、スピーディで凡庸でユーモラスで哀しいドラマが展開される。
都市を覆いたちこめる空虚(0)にひたすらすがりつく瞬時における存在の確かさ(1)は、シャッターが生みだす亀裂の狭間によってのみ生きながらえ、そして永遠に1と0の間をさまよいつづけるのである。
しかしながら、人工物にまみれた東京が石塚の無垢で素直な嗅覚の前に曝けだす表情…それがたとえ断末魔の雄叫びだったとしても、その向こうには、未来へとつながる導線の口火が輝いているに相違ないと思われるのである。
■石塚元太良 Gentaro Ishizuka
1977年東京生まれ、2001年にエプソン カラーイメージングコンテスト大賞を受賞して注目を集め、2003年にビジュアルアーツフォトアワード大賞、2004年には日本写真協会賞新人賞を受賞。2001年『worldwidewonderful』(Niepce)、2003年『worldwidewarp』(ビジュアルアーツ)、2006年『WWWWW』 (青幻舎) 2007年『Pipeline Alaska』と次々に意欲的な作品を発表。これまでに訪ねた国は60カ国にのぼり地球4周回巡り写真を撮り続けてきた石塚にとって、今回の展覧会は、初めて、生まれ育った東京という磁場における作品群によって構成されている。
9/13,14,16,17の4日間、エプサイトにてトークショー、レクチャー、ワークショップを開催します。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
開催日 | 時間 | 内容 | 定員 | 参加要件・料金 |
---|---|---|---|---|
9/13(木) | 11:00 | 12:30 |
1) ORIGINAL LECTURE プライベートラボ使いこなしノウハウ 初級編 |
15名 | アドバンストメンバー:無料 ※当日登録可(年会費3,150円) 2) は初級編受講者対象 |
15:00 | 16:30 |
2) ORIGINAL LECTURE プライベートラボ使いこなしノウハウ 中級編 |
15名 | ||
9/14(金) | 11:00 | 12:30 |
1) ORIGINAL LECTURE プライベートラボ使いこなしノウハウ 初級編 |
15名 | |
15:00 | 16:30 |
2) ORIGINAL LECTURE プライベートラボ使いこなしノウハウ 中級編 |
15名 | ||
9/16(日) | 15:00 | 16:30 |
3) Photographer's WORKSHOP 大西みつぐ |
30名 | アドバンストメンバー限定:無料 当日登録可(年会費3,150円) |
9/17(月) | 16:00 | 17:30 |
4) ARTIST TALK 石塚元太良 |
80名 | エプサイトメンバー:無料 ※当日登録可(無料) |
1) プライベートラボ使いこなしノウハウ 初級編
プライベートラボを有効に使いこなしていただくための初級セミナーです。
<カリキュラム>大判サイズでプリントする方法/操作が簡単な簡易レタッチ方法/プリントサイズと画像解像度の設定/プロファイルの設定
2) プライベートラボ使いこなしノウハウ 中級編
初級編受講者限定のステップアップセミナーです。
<カリキュラム>表現に合わせた用紙の使い分け/プリントサイズに合わせたデータの用意/プリントお悩み相談
3) Photographer's WORKSHOP 大西みつぐ「いま撮影制作中の作品から-その試行錯誤のプロセスをたどる-」 ※アドバンストメンバー限定
東京をデジタル一眼レフで撮り始めたのは2002年あたりからです。それまでのリバーサルと決定的に違うのは、写真の展示ということをはっきり意識しての撮影と以後の試行錯誤でした。今回の講座は、たったいま、とりあえず雑誌発表を考えている作品を実際に前にして、その撮影方法と作品のセレクションはもちろんのこと、プリント制作における細かなこだわりを自己検証している様子を、そのままみなさんに見ていただく率直なものです。
■大西みつぐ Mitsugu OHNISHI
都市風景、都市群像をテーマに撮り続け、「ご当地写真展」というネーミングのもと、銭湯での展覧会や民家での展覧会など、ギャラリーではない場所でライブ感覚の活動を行っている。第22回太陽賞受賞、第18回木村伊兵衛写真賞受賞。東京綜合写真専門学校、武蔵野美術大学講師。
4) ARTIST TALK 「石塚元太良」 〈司会〉本尾久子
これまでに訪ねた国は60カ国にのぼるが本人曰く「地球4周巡っただけ」。9月20日よりエプサイトで催される展覧会は、初めて東京という磁場で撮りおろされた作品群によって構成されます。疾走感あふれる石塚元太良の写真活動の軌跡を解き明かしていきます。
■石塚元太良 Gentaro ISHIZUKA
1977年東京生まれ、2001年にエプソンカラーイメージングコンテスト大賞を受賞して注目を集め、2003年ビジュアルアーツフォトアワード大賞、04年日本写真協会賞新人賞を受賞。01年『worldwidewonderful』(Niepce)、03年『worldwidewarp』(ビジュアルアーツ)、06年『WWWWW』(青幻舎) 、07年『Pipeline Alaska』(プチグラパブリッシング)と次々に意欲的な作品を発表しつづけている。
犬猫写真家を名乗る新美敬子は、東京はもとより世界の街角に出会いを求め、犬と猫と人々に出会う旅を続けてきました。かれこれ20年。その長い道のりの中で、歴史、民族性、宗教や経済的なことなど、さまざまな異なる点はあるにせよ、世界中の人々と犬と猫との間に存在する「愛する気持ち」に変わりはないと断言しています。新美の写真が厚い支持を受けるのは、ともすれば軽ろんじられがちな犬猫写真にあって、深いところで琴線にふれる強い愛をうちに秘め、発していているからに他なりません。
今回の写真展では、ブータン、香港、ポルトガル、ウズベキスタン、新美が気に入っている「辺境な場所にいる犬たち」の写真をはじめ、どこから見てもほれぼれするヨーロッパの猫など、1枚の写真がこれほどのメッセージを持つものかと誰もが感嘆する傑作写真を厳選しました。その子らしさ、その個性が写っている写真が一番いいという新美の、声高でない自然な犬や猫の暮らしの描写は、きっと、何らかのメッセージを与えてくれることでしょう。
作家によるサイン会のお知らせ
日時:2007年9月1日(土) 15:00-16:00
会場:エプソンイメージングギャラリー エプサイト
(先着150名様まで。9/1のエプサイト開館(10:30)より受付にて書籍、写真集を購入された方、
または新美氏の書籍、写真を持参、ご提示いただいた方に整理券を配布致します)
■新美敬子 Keiko Niimi
1962年 愛知県生まれ。郵便局勤務ののちにテレビ番組制作の仕事につき、映像と写真を学ぶ。東京はもとより、世界各国に犬と猫との出会いを求め、旅を続ける。月刊誌連載などで好評を博し、幅広いファン層を持つ。50作以上の著作がある。
アムステルダム、ケルン、パリ、シドニー、タイ、上海、新宿、大阪……さまざまな都市の情景を写しとった作品によって構成される、「凶区 Erotica」。雑然とした街が森山大道に見せる表情は、エロティシズムをあふれさせ、ただならぬ空気をたちのぼらせます。森山大道が感知する瞬間は、シャッター音とともにファインダーによって切り裂かれ、彼の視覚といりまじり、すべてが等価の塊へと変換されています。
海外の都市で催される個展のために、年に数回は機上の人となる森山の地球規模の移動の痕跡であるにもかかわらず、切り取られた像は、写真家の体内にひそむ自身すら掌握していないかもしれないほどの深みに落ち込みなにものかと融合しながら、ただひたすら、路地へと回帰していくように見えます。
その位相のギャップのなかにひそむ巧まれざる変容は、するりと見る者の追尾をかわし、どこの地とも判じ得ない、混沌の磁場へとわれわれを誘い込むのです。
本展では、森山大道が2000年以降に訪れた、あらゆる都市で撮影されたスナップショットを大判のインクジェットプリントに引き伸ばし、ご紹介いたします。
作家による著書サイン会のお知らせ
日時:2007年7月14日(土) 16:30-17:30
会場:エプソンイメージングギャラリー エプサイト
(先着150名様まで/詳細はエプサイト[03-3345-9881]までお問い合わせください)
作家によるトークショーのお知らせ
展覧会に先立ち、エプサイト会員様向けイベント「コミュニケーションウィーク」の中で、森山大道氏と山崎幸雄氏(元アサヒカメラ編集長)によるトークショーを開催いたします。詳細はこちらをご覧ください。
■森山大道 Daido Moriyama
1938年大阪生まれ。写真家。既成概念をひるがえす比類のない写真作品を発表しつづける。写真史を省みても、日本を代表する、もっとも重要な写真家として、常に名前を挙げられる一人であり、その独自の作風は幅広い表現分野に影響力を持つ。国内外での個展、写真集ともに多数。近著に写真集『遠野物語(復刻版)』(光文社)、『新宿+』『大阪+』(月曜社)、展覧会同時刊行『凶区EROTICA』(朝日新聞社/A4/予価5500円)など。
6/21~6/24の4日間、エプサイトにてトークショー、レクチャー、セミナーを開催します。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
なお、いずれも事前予約制・先着順とさせていただきます。満員の際はご容赦ください。
開催日 | 時間 | 内容 | 定員 | 参加要件・料金 |
---|---|---|---|---|
6/21(木) | 11:00 | 12:30 |
1) ORIGINAL LECTURE プライベートラボ使いこなしノウハウ 初級編 |
10名 | アドバンストメンバー:無料 ※当日登録可(年会費3,150円) |
15:00 | 16:30 |
2) ORIGINAL LECTURE プライベートラボ使いこなしノウハウ 中級編 |
10名 | ||
6/22(金) | 11:00 | 12:30 |
1) ORIGINAL LECTURE プライベートラボ使いこなしノウハウ 初級編 |
10名 | |
15:00 | 16:30 |
2) ORIGINAL LECTURE プライベートラボ使いこなしノウハウ 中級編 |
10名 | ||
6/23(土) | 16:00 | 17:30 |
3) ARTIST TALK 森山大道+山崎幸雄 |
80名 | エプサイトメンバー:無料 ※当日登録可(無料) |
6/24(日) | 14:00 | 15:30 |
4) "ワタシ"風プリント術 写真の新しい楽しみ方のご提案 |
50名 | エプサイトメンバー:無料 ※当日登録可(無料) |
1) プライベートラボ使いこなしノウハウ 初級編
プライベートラボを有効に使いこなしていただくための初級セミナーです。
<カリキュラム>大判サイズでプリントする方法/操作が簡単な簡易レタッチ方法/プリントサイズと画像解像度の設定/プロファイルの設定
2) プライベートラボ使いこなしノウハウ 中級編
初級編受講者限定のステップアップセミナーです。(1/23~1/26に開催したORIGINAL LECTURE「プライベートラボを使いこなすためのノウハウ」を受講された方は初級編受講者に該当します)
<カリキュラム>表現に合わせた用紙の使い分け/プリントサイズに合わせたデータの用意/プリントお悩み相談
3) ARTIST TALK 「森山大道+山崎幸雄」 〈司会〉本尾久子
都市の持つ凶々しさとモノクロームのグラデーションに潜むエロティシズムが氾濫する『凶区Erotica』。写真集の編集を務めた山崎幸雄氏が、30年前に手がけたインタビューを基に森山大道の現在を探る。
■森山大道 Daido MORIYAMA
1938年大阪生まれ。写真家。既成概念をひるがえす比類のない写真作品を発表しつづける。写真史を省みても、日本を代表する、もっとも重要な写真家として、常に名前を挙げられる一人であり、その独自の作風は幅広い表現分野に影響力を持つ。国内外での個展、写真集ともに多数。近著に写真集『遠野物語(復刻版)』(光文社)、『新宿+』『大阪+』(月曜社)、『記録6号』『記録7号』(akio nagasawa publishing)『凶区Erotica』(朝日新聞社)など。
■山崎幸雄 Yukio YAMAZAKI
1947年生まれ。70年、朝日新聞社入社。週刊朝日編集部、朝日ジャーナル副編集長、アサヒカメラ編集長、書籍編集部編集長などを経て07年退社。手がけた写真集に『木村伊兵衛のパリ』など。現在、フリー編集者。
4) "ワタシ"風プリント術「写真の新しい楽しみ方のご提案」 〈講師〉小澤貴也 デジタルクリエイター
写真を簡単綺麗に楽しむ方法や、プリントの活用方法をご紹介します。そしてフォトショップを使い、いつもとちょっと違う感じに写真を仕上げてみます。セミナーをヒントにワタシだけの写真を探してみませんか?
名は体を表す、といいますが、写真もまた写す者の性格(たち)を映しだすようです。
梅佳代と初めて会ったときに瞬間的に誰もが味わうのは、醸し出されるおおらかな空気感。梅佳代の初作品集であり写真集としては異例の売上を記録している『うめめ』の各ページにおさめられている光景は、さながら笑いの宝庫です。
「どうしてこのような場面と出会い撮影できるのでしょう」という素朴な質問に対する「みんな、そのときにカメラを持っていないだけやと思う」という彼女の発言は、多くの写真家たちによって語られる「写真でなにかを成し遂げたいのであれば、とにかくできるだけ多くの写真を撮るしかない」という言葉に連なっていきます。常にカメラを携帯し「ハッと」した一瞬に感応し本能的にシャッターチャンスを捉えること。相手の心をほぐし信頼感を得るとともに、普通の日常生活のほころびがもたらす面白さと驚きに遭遇し鋭敏に反応する能力は写真家としての天性であり、2007年木村伊兵衛賞という評価につながったことにも納得させられます。
今回の展覧会は、子供(男の子)を主要な被写体としたものであり、梅佳代が初期から撮影しつづけてきたシリーズで構成されます。彼女の動体視力と反射神経の的確さが、35ミリのネガフィルムによってすくいとる躍動感をインクジェットプリントで再現。展示会場はさながら、梅佳代の感性を空気伝導させるための演出装置と化すことになります。
■梅佳代 Kayo Ume
写真草創期から、花は、写真家たちから、様々な異なるアプローチを受け作品として定着されることによって新しい生命を与えられてきました。フォクス・タルボット、エドワード・ウェストン、ロバート・メープルソープ、荒木経惟……世界的なフォトグラファーによるメモリアルな名作が世に送り出されています。花はなぜそれほどに写真家を魅了するのでしょうか。
藤井秀樹は、ファッションフォトグラファーとして国際的な活躍をつづける一方で、カンボジアの戦渦に病む子どもたちの支援に取り組むなど、社会に貢献するプロジェクトにも積極的に参加しています。
日本固有の伝統・歴史・文化を探求する一方で、木や陶器など多様なメディアへのプリントを可能にする乳剤の開発から生み出された「フジイグラフィ」への取り組み。コンピュータを駆使しつくり上げた90年代の作品には、デジタルとの融和を近未来の写真のあり方にいち早く見いだした先見性がうかがえます。今回の展示作品である「一花一葉」は、野草のあるがままの姿を白バックで繊細に写し取ったフィルムをデータに起こし色味を抑えシンボリックに構築したシリーズ、そして「百花繚蘭」は、マレーシアで生育された特殊な蘭を黒バックで撮影した蘭の記録です。
ロン・ヴァン・ドンゲンの被写体は、自宅の裏庭で種から大切に育まれた植物です。微妙に揺らぐ光をまとった花。その香りに引き寄せられる蜂のように自然にカメラを近付けつつ、微細なテクスチャーを写しとるそのアプローチは、花を巡る時間の推移をフィルムにとじこめていきます。ドンゲンはエプソンのインクジェットプリンターを用いてオリジナルをプリントしています。恒久的な保存性を与えられ、美しいテクスチャーを持つ彼の作品は、欧米のアートマーケットで高い人気を得ています。今回エプサイトでご紹介する作品は、ジナーの4×5インチカメラとフジクローム(カラーポジフィルム)を用いて撮影、フィルムスキャン、デジタルデータ調整後、エプソン顔料インクプリンターによってファインアート・100%コットン・ラグ・ペーパに出力されています。
■藤井秀樹 Hideki Fujii
■ロン・ヴァン・ドンゲン Ron van Dongen
1961年ベネズエラ生まれ。
少年時代をオランダで過ごし、生命科学を学んだのち、サンフランシスコ・アカデミー・オブ・アート・インスティテュートを卒業。
現在、アメリカ・オレゴン州ポートランド在住。
3/27~3/31の5日間、エプサイトにてエプサイト会員限定のトークショー、ワークショップ、レクチャーを開催します。皆様のご参加を心よりお待ちしております。エプサイトでは今後もさまざまな企画を提案、実施してまいりますのでご期待ください。
なお、いずれも事前予約制・先着順とさせていただきます。満員の際はご容赦ください。
開催日 | 時間 | 内容 | 定員 | 参加要件・料金 |
---|---|---|---|---|
3/27(火) | 15:00~16:30 | 1) ORIGINAL LECTURE プライベートラボ使いこなしノウハウ 初級編 |
10名 | アドバンストメンバー:無料 当日登録可(年会費3,150円) ※メンバー登録に同意いただけない場合、定員に空きがあれば特別に1,000円で受講可。 |
3/28(水) | 11:00~12:30 | 1) ORIGINAL LECTURE プライベートラボ使いこなしノウハウ 初級編 |
10名 | |
15:00~16:30 | 1) ORIGINAL LECTURE プライベートラボ使いこなしノウハウ 初級編 |
10名 | ||
3/29(木) | 11:00~12:30 | 2) ORIGINAL LECTURE プライベートラボ使いこなしノウハウ 中級編 |
5名 | |
15:00~16:30 | 2) ORIGINAL LECTURE プライベートラボ使いこなしノウハウ 中級編 |
5名 | ||
3/30(金) | 11:00~12:30 | 2) ORIGINAL LECTURE プライベートラボ使いこなしノウハウ 中級編 |
5名 | |
18:00~19:30 | 3) Photographer's WORKSHOP 大西みつぐ 「懐かしさの増刷」 |
30名 | アドバンストメンバー限定:無料 当日登録可(年会費3,150円) |
|
3/31(土) | 18:00~19:30 | 4) ARTIST TALK 藤井秀樹 「私の写真史=写真をクリエイトすることの魅力=」 |
80名 | エプサイトメンバー:無料 当日登録可(無料) ※メンバー登録に同意いただけない場合、定員に空きがあれば特別に1,000円で受講可。 |
1) プライベートラボ使いこなしノウハウ 初級編
プライベートラボを有効に使いこなしていただくための初級セミナーです。
<カリキュラム>大判サイズでプリントする方法/操作が簡単な簡易レタッチ方法/プリントサイズと画像解像度の設定/プロファイルの設定
2) プライベートラボ使いこなしノウハウ 中級編
初級編受講者限定のステップアップセミナーです。(1/23~1/26に開催したORIGINAL LECTURE「プライベートラボを使いこなすためのノウハウ」を受講された方は初級編受講者に該当します)
<カリキュラム>表現に合わせた用紙の使い分け/プリントサイズに合わせたデータの用意/プリントお悩み相談
3) Photographer's WORKSHOP 大西みつぐ 「懐かしさの増刷」 ※アドバンストメンバー限定
「懐かしさ」は「銀塩」だからこそと言われる昨今。"フィールドワークとしての町から、方法論としてのスナップショット"についての考察をベースに、デジタル一眼レフで撮ったスナップショットをストレートなモノクロプリントに変換してみることで得られる「懐かしさ」について再考します。
■大西みつぐ Mitsugu OHNISHI
都市風景、都市群像をテーマに撮り続け、「ご当地写真展」というネーミングのもと、銭湯での展覧会や民家での展覧会など、ギャラリーではない場所でライブ感覚の活動を行っている。第22回太陽賞受賞、第18回木村伊兵衛写真賞受賞。東京総合写真専門学校、武蔵野美術大学講師。
4) ARTIST TALK 藤井秀樹 「私の写真史=写真をクリエイトすることの魅力=」
新しい発想により次々と生み出されてきた広告写真の展開、戦争の惨禍に苦しむカンボジアなどにひそむ社会問題との取り組み、日本のオリジナリティとデジタルとを融合させた作品の発表や「フジイグラフィ」の開発など、独自のチャレンジ精神をバックボーンに貫かれてきた、藤井氏の活動の軌跡をたどります。
■藤井秀樹 Hideki FUJII
1934年東京都生まれ。1954年日本大学芸術学部写真学科入学。秋山庄太郎氏に師事。1960年日本デザインセンタ設立とともに入社、1963年フリーとなる。1965年スタジオ・エフ設立。作品集、個展多数。ファッションフォトグラファーの草分けとして国際的な活躍を展開。自らの作品制作、「フジイグラフィ」をはじめ技法の探求にも情熱的に取り組んでいる。
年々移り変わる時代の感性の変容を、受賞者の作品に如実に映し込みながら行われてきた、エプソンカラーイメージングコンテスト。このコンテストの中から、また新しい世代が姿を顕してきています。二十歳前後を巡るこの世代は、デジタルの操作性を身体化し、見たいものを視覚のカメラで選びとり、コンピュータを駆使しつつヴィジュアルに置き換えることで、自分たちと社会との関わり方を探り求めています。
審査員の森山大道氏は「視線とイメージづくりにおける確信犯的な戦略というか、そういうものだけが際立って見える。結局新しいんだよね。新しいアプローチというか不思議なコスモスをつくりあげている」と評し、佐藤卓氏は自らの作品を客体化し編み上げていく総合力を評価。また、勝井三雄氏は「誰もがコンピュータを駆使しているうちに、モニタ上で考えたり操作している中で、ある種の習慣性が表現に影響しているのではないか。特にものを重ねる時間的なレイヤーの考え方を取り入れた表現が実に多いこと、モニタ表現からつながっていくものを透かす世界観が読み取れます」と指摘しています。
今回ご紹介する3人の新人表現者たちは、このような新しい視覚とデジタルと融合された表現手段と総合力を体現しているといえます。彼らの作品のなかに、今後の表現の可能性を体感していただければ幸いです。
■西元哲太郎 Tetsutaro Nishimoto 「電車の中」
エプソンカラーイメージングコンテスト2006・グランプリ受賞
1984年生まれ。神奈川県在住。多摩美術大学情報デザイン学科。
■高木こずえ Kozue Takagi 「selfcounseling」
同・準グランプリ受賞
1985年生まれ。東京都在住。東京工芸大学芸術学部(2007年卒業)。
■田渕正敏 Masatoshi Tabuchi 「MOVEMENT」「JAPAN」
同・優秀賞(グラフィック部門)
1983年生まれ。東京都在住。多摩美術大学グラフィックデザイン科(2007年卒業)。
北海道の知床半島・羅臼町を拠点とする関勝則。釧路生まれの彼には海で遊ぶという習慣がなく、しかも全く泳げなかったのだという。「25年前、20代半ばのとき、友人に借りたウェットスーツの暖かさに驚き、寒い海でも遊ぶ事ができると知り、マスク越しにかいま見た別世界に感動したのです」このときのダイビングの舞台となった知床が関氏の新しい人生を導きだしたのである。北の海の魅力は、毎年新しい出会いをもたらしてくれる生きものたちとともに訪れる海中の四季、海との出会いは写真という行為につながっていく。
関氏の写しとる生物たちは、深度に応じて濃度を増していく蒼と差し込む自然光が描きだす壮大な絵画の中に浮き彫りにされていく。碧海を悠然と身をくねらせその姿から漂いだす凛とした風格からは、営々と紡がれる極寒の自然の厳しさがおのずと醸し出される。
「うみまーる」として、活動を続ける井上慎也+髙松明日香。「うみまーる」とは、「海」と「ゆいまーる(島や集落の人たちがお互いに助けあうこと)」を合わせた造語である。井上氏は、海のことがもっと知りたい、サンゴ礁のそばで暮らしてみたいという思いで琉球大学に進学、ダイビングクラブに所属する。「その頃、中村征夫さんの『海も天才である』というフォトエッセイを読み、冒険のようにワクワクするのにどこかズッコケているような楽しい生き方に感動して、僕もこんな仕事がしたいと思うようになったのです」うみまーるでは、基本的には、井上氏が写真撮影、TV局のディレクターとしての経験を持つ髙松氏がディレクションを行なう。「自然の素晴らしさを伝えていくということが一番の目的なので、写真でも映像でも文章でも、2人の力を合わせて"伝えるための作品"をつくりあげています。既存のスタイルにとらわれず、伝えたいことや想い、ポリシーを大切にして力を合わせて活動している、それがうみまーるなのです」
寒冷の北端と常夏の南端という遠く隔たった土地で撮影された二組のフィルムには、海流や水温がもたらす全く違った自然環境特有の情景がそれぞれに定着されているのだが、その根底には、自然をリスペクトし一体化して生きようとする共通点が見いだされる。エプサイトのデジタルクリエイタは、対照的な海の持つ生態環境と写真家の想いにイマジネーションを馳せながら、それらを総括的に包括するプリントとして仕上げていった。我々が展覧会で出会うのは、築き上げられてきた小さな想いの蓄積である。表現者は常に、我々の代弁者なのだ。
「いのちの海 知床」作家
■関勝則 Katsunori Seki
1954年北海道釧路市生まれ。1989年、羅臼に移住し(有)知床ダイビング企画を設立。水中ガイド、水産資源調査に携わるかたわら、知床の海の生き物たちを撮影している。近年は、知床の環境保護を目的とした講演活動なども積極的に行っている。
「ちゅら海」作家 (ちゅら海・・・清らかな海の意)
■井上慎也 Shinya Inoue
大阪出身。サンゴ礁にあこがれて、琉球大学理学部海洋学科に入学。
ダイビングクラブに所属し、水中写真を始める。
卒業後、沖縄の各離島で、ダイビングのガイドをしながら写真を取り続け、水中写真の技術を極める。海の生きものたちの表情を生き生きとらえた優しげな作風は、子どもからお年寄りまで、幅広い層の心を魅了している。
全日本潜水連盟(JUDF)インストラクターでもある。
■高松明日香 Asuka Takamatsu
鹿児島県出身。TV局で9年間、自然ものの番組を中心に、記者兼ディレクターとして、取材や番組制作に取り組む。
有明海のドキュメンタリー番組で、『地球環境映像祭入賞』『日本民間放送連盟賞』などを受賞。
現在、うみまーるの表現活動の企画や取材、構成、編集、デザイン、文章を担当し、水中でのビデオ撮影や写真撮影も手がける。
1/23~1/26の4日間、エプサイトにてエプサイト会員限定のトークショー、ワークショップ、レクチャーを開催します。皆様のご参加を心よりお待ちしております。エプサイトでは今後もさまざまな企画を提案、実施してまいりますのでご期待ください。 なお、いずれも事前予約制・先着順とさせていただきます。満員の際はご容赦ください。
1/23(火) | 11:00~12:30 | ORIGINAL LECTURE 「プライベートラボを使いこなすためのノウハウ」 定員10名 |
13:30~15:00 | ORIGINAL LECTURE 「プライベートラボを使いこなすためのノウハウ」 定員10名 |
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18:00~19:30 | ARTIST TALK-1 「荒木経惟×古屋誠一」 定員80名 |
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1/24(水) | 11:00~12:30 | ORIGINAL LECTURE 「プライベートラボを使いこなすためのノウハウ」 定員10名 |
13:30~15:00 | ORIGINAL LECTURE 「プライベートラボを使いこなすためのノウハウ」 定員10名 |
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1/25(木) | 11:00~12:30 | ORIGINAL LECTURE 「プライベートラボを使いこなすためのノウハウ」 定員10名 |
13:30~15:00 | ORIGINAL LECTURE 「プライベートラボを使いこなすためのノウハウ」 定員10名 |
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18:00~19:30 | ARTIST TALK-2 「栗林慧×吉野信×浜崎さわこ」 定員80名 |
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1/26(金) | 11:00~12:30 | ORIGINAL LECTURE 「プライベートラボを使いこなすためのノウハウ」 定員10名 |
13:30~15:00 | ORIGINAL LECTURE 「プライベートラボを使いこなすためのノウハウ」 定員10名 |
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1/27(土) | 13:00~15:30 | Photographer's WORKSHOP 「高橋真澄」 定員20名 |
会場 | エプソンイメージングギャラリー エプサイト |
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申込受付方法 | 2007年1月15日(月)10:30より、エプサイト会場および電話(03-3345-9881)にて受付 (事前予約制・先着順) |
料金 | ARTIST TALK: エプサイトメンバーの方は無料。(メンバー登録に同意いただけない場合で、定員に空きがある場合は特別に1,000円で受講いただけます) Photographer's WORKSHOP: アドバンストメンバーの方は無料。また当日アドバンストメンバーにご登録いただいた方も無料。なおアドバンストメンバーへの登録には、年会費3,150円が発生します。 ORIGINAL LECTURE: アドバンストメンバーの方は無料。また当日アドバンストメンバーにご登録いただいた方も無料。なおアドバンス トメンバーへの登録には、年会費3,150円が発生します。(メンバー登録に同意いただけない場合で、定員に空きがある場合は特別に1,000円で受講いただけます) |
ARTIST TALK-1 「荒木経惟×古屋誠一」
2007年1月23日(火) 18:00~19:30 [定員80名]
世界的な活動を続ける2人の写真家の語る、写真論・人生論。
■荒木経惟
1940年東京都生まれ。通称、天才アラーキーの名で国際的な活動を続ける。
■古屋誠一
1950年静岡県生まれ。国内外で写真家、写真編集者(カメラオーストリア)、キュレーターとして、オーストリアを拠点に活躍。
ARTIST TALK-2 「栗林慧×吉野信×浜崎さわこ」
2007年1月25日(木) 18:00~19:30 [定員80名]
地球規模の視野から臨む自然写真のあり方。
「光の三重奏」展(岡山市デジタルミュージアム/開催中)展示のため、インクジェットプリント作品の制作を担った浜崎氏を交えて。
■栗林慧
1939年中国・瀋陽生まれ。1962年~1963年、陸上自衛隊、保険会社などの勤務の傍ら、東京綜合写真専門学校で写真の基礎を学ぶ。1969年よりフリーの生物生態写真家として活動を始める。受賞歴多数。2006年には世界的な科学写真のノーベル賞と言われる<レナート・ニルソン賞>を受賞。
■吉野信
1943年生まれ。桑沢デザイン研究所リヴィングデザイン科卒業。1972年フリーの写真家としてスタートして以来、アメリカ、インド、アフリカなど世界各地を訪ねては、野生動物や自然の写真を写し続けている。
■浜崎さわこ
長崎県生まれ。1982年 昆虫写真家 栗林慧を顧問とするフォトクラブに入会。1984年~2000年 県展初入選を機に個展を開くなど、会社勤めの傍らアマチュア写真家として活動。2000年会社勤務を辞めてフリーになる。
Photographer's WORKSHOP 「高橋真澄」
2007年1月27日(土) 13:00~15:30 [定員20名]
作家による作品制作プロセスのプレゼンテーションと、作品講評を行います。 参加ご希望の方はインクジェットでプリントした作品をお持ちください。
プログラム
13:00~14:00 作家による作品制作プロセスのプレゼンテーション
14:00~15:30 作家による作品講評(インクジェットプリント作品をお持ちください)
■高橋真澄
1959年北海道美唄市生まれ。北海道の美しい自然写真を撮り続け、出版多数。インクジェットプリントを中心に、自ら立ち上げた「ノースランドギャラリー(高橋真澄写真館)」にて作品の発表と販売を行う。
ORIGINAL LECTURE 「プライベートラボを使いこなすためのノウハウ」
2007年1月23日(火)~1月26日(金) 11:00~12:30、13:30~15:00 (計8回) [各回定員10名]
エプサイトの新サービスとして始動したプライベートラボを使いこなしていただくためのノウハウ習得講座を開催いたします。
アドバンストメンバー参加特典として、「プライベートラボで利用できるA2用紙引換券」1枚を進呈いたします。
時代感覚を内包する斬新な視野、現実と幻覚の境界を超えて広がっていく荘重なコスモロジー。デジタルワークを積極的に取り入れながら繰り広げられ、観る者のイマジネーションを刺激するスペクタクル。エプサイトでは、EPSONインクジェットプリンターの可能性をいち早くオリジナルプリントの創作に取り入れポートフォリオとして発表を続けてこられた川田喜久治氏のインクジェットプリントによる写真展を開催いたします。
「これからの課題というと、そう、このデジタルシステムのなかには写真の指針が含まれています。これからというよりも本質的な情報を伝える要素が使い方で明らかになる、あるいは拡散してゆくということがいえます。私は始めからデジタルの方の写真にこそ興味があります。スタイルをすて、独自のヴィジョンを伝えるような写真に期待する一人なのです。」 川田喜久治氏・文章より抜粋
本展は、インクジェットプリントにより制作された3つのポートフォリオ「カー・マニアック CAR MANIAC」「ユリイカ Eureka 全都市」「見えない都市 Invisible city(上下2巻)」から代表作約100点により構成されます。
■川田喜久治 Kikuji Kawada
受賞
日本写真協会賞年度賞受賞(1996年)
東川賞国内作家賞受賞(1996年)
芸術選奨文部科学大臣賞受賞(2004年)
近年の主な個展
主な作品集
『地図』(美術出版社、1965年)、『聖なる世界』(写真評論社、1971年)、『ルードヴィヒII世の城』(朝日ソノラマ、1979年)、『Nude』(オリジナルプリント、限定30部、新潮社、1984年)、『ラスト・コスモロジー』(三菱地所/491製作、1995年)、『日本の写真家 33 川田喜久治』(岩波書店、1998年)、『世界劇場 The Globe Theater』(私家版、限定550部、1998年)、『ユリイカ 全都市』(オリジナルプリント・ポートフォリオ、限定15部、P.G.I. 2001年)、『世界劇場 Theatrum Mundi』(川田喜久治写真展図録、東京都写真美術館、2003年)、新版『地図』(月曜社、2005年)など。
パブリックコレクション
東京国立近代美術館、東京都写真美術館、道立釧路芸術館、多摩美術大学、日本大学、東京工芸大学、サンフランシスコ近代美術館、ニューヨーク近代美術館、ニューヨーク・パブリック・ライブラリー(『地図』ダミー版を収蔵)など。