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©Toshikazu Sato
急激な経済発展とともに目まぐるしい変化を遂げる中国。2006年から3年間、中国各地を旅して感じたのは、多くの矛盾や問題をはらみつつエネルギッシュに躍動する社会の「勢い」だった。時代の波にもまれながら生きる人々の姿を、コンパクトカメラの小さな撮像素子におさめた。
佐藤俊和(さとう・としかず):1964年 東京都生まれ。新聞記者。写真展「辺疆行」(新宿ニコンサロン)など。
©Noboru Sonehara
とある小さな牧場で。自由気ままに遊ぶ猫たちは、時に牛に舐められ困り顔、時に人に撫でられ心地よく。そんな猫たちの日々は、奔放な中にも、暖かな光と優しい温もりを求めているように映りました。猫と人と牛の穏やかなかかわり。通い続けた牧場の、5年間の記録です。
曽根原 昇(そねはら・のぼる):信州大学大学院終了後、映像制作会社を経てフリー。2009年活動の場を首都圏に移す。2010年5月グループ展「4色の猫」を開催し、同名の写真集(共著/TOKIMEKIパブリッシング)を出版。
http://www.sone-photo.com/
©Ryo Masutomo
2年間で6大陸・世界37カ国150軒の床屋さんを訪問。4万カットの写真撮影とインタビューをしました。パナマの路上の店から王様が来るパリの最高級店まで、一人一人の床屋さんの顔と店から、それぞれの町の暮らし・生き方・個性と誇りの一端を見ることができ、飽きることがありませんでした。
舛巴亮(ますとも・りょう):80カ国以上で風景と人々を撮影。ヨーロッパのモノクロ作品「風の止まる瞬間(とき)I~IV」で4回の個展開催(コンタックスサロン銀座)。1993年、音楽と写真からなる同名のCD-ROM 写真集を発刊。今年6月、iPad用写真集「The Barber(世界の床屋さん)」第1巻(12カ国分)を出版。
©Arami Kawaguchi
以前は海辺の「防波堤」や「テトラポット」を写すのを避けていました。最近は長年波にさらされて形や色が変わっても健気に役目を果たしている姿を見るにつけ、愛おしさと頼もしさを感じるようになりました。これら海辺の人工物と空と海の物語です。
川口新実(かわぐち・あらみ):1949年福岡県生まれ。エプソンフォトグランプリ2006フリー部門年間グランプリ。2008年写真展「MON PARIS」開催。
©Takashi Shikano
北京では五輪開催を契機に空前の大開発が行われている。しかし悠久の時が流れるこの町そのものは、そう急激に変わるものではない。変わっていく景観と変わらない風土。2007年から定期的に北京へ通う私は、両者が交差するポイントを「門」に見つけた。
鹿野貴司(しかの・たかし):1974年東京都生まれ。多摩美術大学を卒業後、様々な職業を経て写真家に。2010年には写真集『甦る五重塔 身延山久遠寺』(平凡社)を出版。
http://tokyo-03.jp/
©Masaru Kumagai
子どもの頃から鳥を見、鳥の絵を描くことが好きだった。小学校6年のとき、剣豪宮本武蔵の描いたモズの水墨画を見た。孤高に生きる一羽の鳥の美しさが見事に表現されており、強い衝撃を受けた。そして今、写真という表現手段で野に生きる鳥たちの様々な美を追い求めている。
熊谷勝(くまがい・まさる):1957年岩手県生まれ。仙台陸上自衛隊写真班勤務後、1980年に北海道室蘭へ移住。以後本格的に野鳥の撮影を開始。著書に『ハヤブサ』(平凡社)、『地球岬に翔ぶ』(講談社)など。
©Takeshi Mori
燦々と輝く太陽と笑顔。鮮やかな町並み。役者ぞろいのメキシコを感じてほしい。
森武志(もり・たけし):東京工芸大学短期大学卒業後、スタジオマンを経て、1990年にフリー。2003年有限会社ミラクルパンチ設立。広告・雑誌など様々な分野で活躍中。
©Kazutoshi Watanabe
京都・苔寺(西芳寺)の作庭で知られる「夢窓疎石」。瑞泉寺、恵林寺、永保寺、天龍寺、西芳寺の五寺を巡り、独自の画像合成処理による立体感ある写真表現で「夢窓国師」の眼差しと存在を追い求めた。
渡邊和俊(わたなべ・かずとし):1957年生まれ。博報堂写真部助手を経てフリー。現在、女子美術大学プロダクト専攻非常勤講師。東京造形大学写真専攻領域非常勤教員。
http://www.kazutoshiwatanabe.com/
©Ryoko Kimura
何気なく通り過ぎていた景色を追って、海の見える町まで短い旅に出た。駅のホーム上と電車内という限られた空間で撮影をし、早足に通り過ぎ、見えない人々の表情を写し、ホームの外に見えている情景を切り取った。こうして小さな旅物語のような写真が出来上がった。
木村亮子(きむら・りょうこ):1953年横浜生まれ。写真歴3年。2010年7月に個展「RE:記憶への返信」を開催。
©Shigetou Watanabe
そこから先の道には、明確な目的をもつ者以外進まないほうがよかろう、という佇まいがあった。そんな細く曲がった道を抜け、さびれた商店や住宅を抜けるとその光景があった。もう大分前に働くことを終えた工場がこんな形で残っているのが奇妙だった。そして、背後に控える山、見渡す山の表情は、驚きを持って見るのに十分だった。
渡辺重任(わたなべ・しげとう):1952年生まれ。1976年日本大学芸術学部写真学科卒業。1979年建築写真撮影の会社に勤める。1985年独立(ワタナベスタジオ)。建築撮影を主業務とする。
http://watanabe410st.com/
©Akiko Sameshima
子どもの頃に両親に手を引かれ連れて行ってもらった動物園で、檻の中の動物の世界にも、私たち人間と同じようなものがあるはずだと思った。その記憶を思い出しながら、動物の世界から受けたインスピレーションを、実在する人間の世界にあてはめてみました。関連性をちょっぴり想像しながら、楽しんでご覧いただけたらと思います。
鮫島亜希子(さめしま・あきこ):1978年東京都生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。ササキスタジオ、藤代冥砂氏のアシスタントを経て独立。2008年京都PLINTZにて写真展「A View from 35°02'N/135°47'E」を開催。
http://www.akikosameshima.com
©Akihiro Yamamura
見たこともない形、色、その空間に漂うにほい。そのどれもが、一人の日本人の心をとらえてはなさない魅力を持っていた。西アフリカ、セネガル共和国、人々の肖像。
山村晃弘(やまむら・あきひろ):1953年長野県生まれ。1984年グラナダ大学哲学部イスパニア語学科卒。1985年バレンシア国立美術学校にて個展「モロッコ '82~'84」開催。
©Orie Ichihashi
流れゆく時間。永遠の夏。鎌倉にある海の家「パパイヤ」を舞台にしたひと夏の小さな物語。
市橋織江(いちはし・おりえ):2001年に独立。主な仕事に、キリン『一番搾り』、マクドナルド、ユニクロ等の広告がある。また、ムービーカメラマンとしても映画『ホノカアボーイ』を手掛けるなど、幅広く活躍中。著に『Gift』、『パパイヤと海の夏』がある。
©Fumihiko Kato
植物を見ていると心が安らぐ。サボテンは不思議な生き物。姿かたちは変わっているけれど美しい。その妖しい美しさに魅かれてしまう。
加藤文彦(かとう・ふみひこ):1951年大阪生まれ。同志社大学中退。スタジオ勤務後独立。現在、建築写真を中心に活動中。1989年より作家活動を始める。写真展は、「QUIET LIFE サボテンの神秘生活」(新宿ニコンサロン)、「屋久島 沢と源流」(銀座ニコンサロン・大阪ニコンサロン)など多数。
©Koichi Mitsui
世界的なヒットを記録したアップルの携帯電話 「iPhone」 。そのシンプルなカメラ機能と数々のアプリケーションで撮影・加工した、日々の記憶をつづる。
三井公一(みつい・こういち):1966年生まれ。新聞社の出版写真部を経て、フリーに。インターネット黎明期からウェブ上での写真や動画コンテンツの制作を開始。現在は雑誌、広告、ウェブ、ストックフォトなどで撮影に携わる。
http://www.sasurau.com/
(注)会社名、商品名はアップルジャパン株式会社の商標、または登録商標です。
©Hakushi Maeda
前田博史は、目に見える物質的なものの周りに漂う気配を定着させることをコンセプトに、重厚な命の囁きをとらえている。本展では連綿と続く森の時間と永遠なる生命の循環を、「水」と「森」の密接な関係を通して表現した。
前田博史(まえだ・はくし):森の魅力に取りつかれ、1992年から四国山地の原生林域をフィールドに撮影を始める。森の中で起こる様々な現象や森の発する気配など、その普遍性と時間の表現を追求している。
◆前田氏の展覧会記事が、「エプソンプロセレクションブログ」 に紹介されています。
©Sato Tsuguru
心に記憶された曖昧な風景。その場所がどこなのか、何を意味するのかよくわからなかったが、その風景を探し出し、写真という技術を使って半永久的に記録することで、新たな自分を手にすることができるような気がしていた。
佐藤嗣(さとう・つぐる):同志社大学卒業後、ヤマハ株式会社に入社。1995年より、オフィス・テレミートの屋号で独立。グラフィック、写真撮影、Webの企画制作などを手掛ける。
http://www.thelemitcs.com/
ガイド会とは、世界中の海など"Under Water"の場で活躍するプロフェッショナル水中ガイド集団です。出展者はフィリピンから五十嵐"Garuda"一規、沖縄から高野肇、伊豆から赤堀智樹、宮城から佐藤長明の4名。それぞれが自分のフィールドを「見て、聞いて、感じて」そして、写真で伝えます。
ガイド会:海や水辺をフィールドにするスキューバダイビングのガイドたちによる会。水中の楽しさやガイドの活動を広く知ってもらうため、「次世代ガイドの写真展」や地域の巡回展などを行っている。
©Kazuya Yamaguchi
プロボクサー小松則幸が交わすさまざまな他者との対話。対戦相手や自然、彼にとっての神のような存在と。音のないその隔たりで瞬時に交わされるそれらは美しく、2003年から重ねた撮影は、亀田大毅戦を1カ月後に控えた2009年4月13日、滋賀県の滝壺で小松さんが亡くなり幕を下ろす。
山口和也(やまぐち・かずや):兵庫県生まれ。さまざまなコミュニケーションによる創作活動を行うアーティスト。
2000年絵画のコンペで大賞を受賞し、その副賞として滞在したニューヨークで出会った日本画家の千住博を3年間撮影し写真集を刊行。これを機に人物を長期間撮影する記録写真家としても始動。2003年よりボクサー小松則幸を、2008年からは辰吉丈一郎の記録撮影を行っている。
http://www.yncci.com/
©Akinobu Yamashita
月が映し出す夜の世界。私は公園で見かける動物、怪獣などの静物を追い続けている。この静物たちは昼間とは異なる表情を見せ、今にも動きだしてくるかのように私へ訴えかけてくる。そんな彼らの表情を見ていただきたい。
山下晃伸(やました・あきのぶ):1984年 東京都生まれ。富士フイルムフォトサロン新人賞2007、フォックス・タルボット賞第二席など受賞。現在、東京工芸大学大学院芸術学研究科博士課程在籍。2007年よりこのシリーズの撮影をしている。
http://akya.jp/
©Yutaka Wada
時間の経過によってものが魅力的に変化をすることを、日本の文化は「わび」「さび」という表現で評価してきましたが、私の作品にもそのような影響が少なからずあるのかもしれません。しかしながら、私に写真を撮り続けさせたその魅力とは"彫刻的な造形・絵画的な色彩"にあると思うのです。
和田ユタカ:1944年東京生まれ。1968年より立体造形作家の広井力氏に師事。2006年より写真サークル「ルノワール会」にて吉江雅祥氏に師事。現在に至る。
◆和田氏のインタビュー記事が、「エプソンプロセレクションブログ」 に紹介されています。
掲載しているイメージは2008年の受賞作品であり、実際の展示作品とは異なります。
写真表現力はもちろんのこと、デジタルプリントによる作品制作の総合力も問われる、デジタルフォトプリントならではのコンテスト「エプソンフォトグランプリ2009」。高いレベルで切磋琢磨している応募作品の中から、選りすぐりの受賞作品を一堂に展観する晴れやかな展覧会をお楽しみください。
掲載しているイメージは2008年の受賞作品であり、実際の展示作品とは異なります。
今年で16回目を迎えた「カラーイメージングコンテスト2009」。写真やグラフィックといった従来の部門を乗り越え、自由な発想の中から新たなデジタルイメージング表現に挑戦した創造性豊かな受賞作品を、この機会にぜひご覧ください。
(注)作品展示は入選以上の展示となります。予めご了承ください。また、「カラーイメージングコンテスト海外奨励賞作品展示」も同時開催いたします。
©Toshimitsu Hoshino
自らの意思ではなく、過酷な東京湾岸で人知れずひっそりと暮らす猫たち。飼い猫の半分にも満たない一生を、一生懸命に生きる彼らの姿を追っておよそ5年が経ちました。撮影日数約300日、20万ショットに及ぶデータの中から、38枚をセレクトしました。
星野俊光(ほしの・としみつ):1963年群馬県生まれ。東京在住。会社員。東京写真専門学校(現・東京ビジュアルアーツ)卒業。2007年、キヤノンギャラリー銀座などにて個展「東京湾のねこたち」を、2009年には渋谷のギャラリー・ルデコにてグループ展「東京 猫語り」開催。
©Yoshihisa Kajioka
観るものすべてを撮りたいという欲求は果てしなく、撮るという行為はとてもスリリングな冒険でもあります。特別なことを撮るわけではありませんが、写真にすることで自分にとって特別なモノに変わって行くと思うのです。観る、撮る、焼き付ける、というプロセスを経て、この残骸はただ"Scrap"されていったものです。
梶岡禄仙(かじおか・よしひさ):2003年、第4回新風舎・平間至写真賞「デジタリアン」優秀賞。2004年、エプソンカラーイメージングコンテスト審査員賞。2005年、キヤノン写真新世紀優秀賞。
◆梶岡氏のインタビュー記事が、「エプソンプロセレクションブログ」 に紹介されています。
©Yasuo Kiyonaga
露出時間は精霊たちが決めてくれる。「もっとたくさんかけろ」「撮れ、撮ってくれ」と語りかけてくる。深い深い森の中は、色がなくなっていく。森の精霊に出会う術はなく、偶然が訪れるのを待つほかない。霧や霞が出ているときがいい。深く暗い森のほうがいい。静かに静かに歩いて行くのがいい。
清永安雄(きよなが・やすお):リクルート写真部で学び、28歳で独立。出版物や写真集を手がけ、昨年『美しい日本のふるさと』全5巻を完成。