- 製品情報
-
- 個人・家庭向けプリンター
<用途から選ぶ>
- <カテゴリーから選ぶ>
- 法人・業務向けプリンター・複合機
- 産業向けプリンター・デジタル印刷機
- 消耗品
- 産業向け製品
- <インクジェットソリューション>
- 個人・家庭向けプリンター
エプサイト
『島から NEWCOAST 2020-2022』
9月16日(金)に、本展のオンライントークイベントを開催します
10月5日(水)に、大西氏の撮影術やスナップ写真を紐解くオンラインイベント(有料)を開催します
この度エプサイトギャラリーでは、写真家・大西みつぐ氏を迎えた特別企画展『島から NEWCOAST 2020-2022』を開催します。
大西みつぐ氏は、生まれ育った東京の下町と湾岸エリアをホームグラウンドとし、町とそこに集う人々を写し取った作品で広く知られる写真家です。写真家として活動を始めた当初から現在まで、一貫して自身の暮らす東京・下町エリアに眼差しを向け、スナップショットの手法で撮影するスタイルが、多くの写真ファンを魅了し親しまれてきました。
『NEWCOAST』は東京湾岸エリアを撮影した作品で、80年代後半から続く大西氏の代表作の一つです。今回の写真展『島から NEWCOAST 2020-2022』は、同シリーズの最新作を中心に構成されます。
東京の湾岸エリアは80年代のバブル経済・ウォーターフロントの時代を経て、平成、東日本大震災、昨今ではインバウンドやグローバリゼーションなど、常に時代の姿を映してきました。コロナ禍に直面した2020年、三方を水で囲まれたこの地は突然分断されたかのように人の姿が消え、その時は「自分がまさに孤島にいるかのように感じた」と大西氏は語ります。コロナ禍以降、この地の景色は大西氏の目にどのように映ったのでしょう。
本作は大西氏の眼差しを通じ、東京の今を知り、その未来に思いを馳せる作品です。コロナ禍の霧が晴れる見通しは未だ不透明ですが、「再生」という希望を、観る私たちに予感させます。
本展にどうぞご期待ください。
▶ 作品紹介
『島から NEWCOAST 2020-2022』
東京の荒川と旧江戸川に囲まれた臨海部で1980年代半ばから撮ってきた私のもう一つのスナップショットは、バブル、東日本大震災など大きな節目を経験するたびに、その都度、都市の波打ち際からの視点を少しづつ変化させてきました。2017年の写真展「なぎさの日々」(ふげん社)は、久しぶりに「人」を真正面から捉え、グローバリゼーション、インバウンドといった状況がここにも色濃く反映されてきたことを伝えるものでもありました。
あれからたった3年。「緊急事態宣言下」の臨海風景はガラリと変わり、とても空虚で殺伐とした空間の連なりが眼前に続くだけ。誰もがそうであったように、自分自身とそこで向かい合わざるを得ない時間ばかりとなりました。そこから生まれた言葉が「孤島」であったのですが、撮りためていくにつれ、一条の光も見え始めてきました。
孤島から島へ。「ここから」私たちの再生が始まるという淡い希望。ここは「大きな島」でもあるような。見失ってはいけないことやもの。そして人。ここから、いつの間にか70歳を迎える私のささやかな活力を。
大西みつぐ
本展の開催に先駆け、9月16日(金)に大西みつぐさんとスナップ写真の世界で注目される気鋭の写真家・オカダキサラさんをゲストにお迎えしたオンライントークイベントを実施します。東京の街をスナップのスタイルで撮り続けるお二人ならではのお話を交えながら、本展の見どころをいち早くご紹介します。
開催日時 :2022年9月16日(金)19:00~(約1時間)
参加費 :無料
申込方法:事前申し込み制
以下のページのお申し込みでライブ視聴・アーカイブ視聴のどちらもご覧いただだけます。
イベント・お申し込みの詳細は以下ページでご確認ください。
スナップ写真の名手 大西みつぐ氏の撮影術や機材、プリントに至るまでの仕事を、皆さまからのご質問も交えながら楽しく紐解いていきます。
開催日時:2022年10月5日(水)19:00~20:00(60分)
料金(税込み):1,000円
詳細・お申し込みは以下ページでご確認ください。
1952年東京深川生まれ。東京綜合写真専門学校卒業。1970年代より東京下町や湾岸の人と風景、日本の懐かしい町を撮り続けている。写真集・著書に「下町純情カメラ、「遠い夏」、「wonderland」、「川の流れる町で」など。個展、企画展多数。
1985年「河口の町」で第22回太陽賞。1993年「遠い夏」ほかにより第18回木村伊兵衛写真賞。平成5年江戸川区文化奨励賞。2017年日本写真協会賞作家賞。
2017年自主映画監督作品「小名木川物語」を公開。
東京造形大学、武蔵野美術大学、関東学院大学、大阪芸術大学などで非常勤講師、客員教授を歴任。
現在、日本写真家協会会員、日本写真協会会員、ニッコールクラブアドバイザー、全日本写真連盟関東本部委員。