山田 星太郎 | Seitaro Yamada

『KINGDOM』

  • 会期:2023年7月7日(金)~7月20日(木)
  • 時間:11:00~18:00
  • 休館:日曜日 / 7月17日(月)
    • (注)状況により会期・開催時間が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
    • (注)会期中、エプソンスクエア丸の内施設内で音を伴うイベントを開催することがございます。あらかじめご了承ください。
    • (注)出展作家不在の際、当館で作家への贈り物や祝花等のお預かりはいたしかねます。

この度、エプサイトギャラリーは山田星太郎 写真展『KINGDOM』を開催いたします。
本作は、エプサイトギャラリー2023年度公募展応募作品から選出されました。

▶ 作品紹介
『KINGDOM』


富士山を実在する王様と捉えた時、
その彼の王国「KINGDOM」という言葉が浮かびました。
この作品は、その彼の王国で出会った物語です。

山田 星太郎

▶ 選考委員コメント

鈴木 理策氏(写真家)
大きなカメラを使っていることもあってか、安定した撮り方が魅力の写真だ。写真の種類は多いが、富士山を中心にテリトリーを決めて撮っているため、作品としてのまとまりも生まれている。時間をかけて丁寧に撮られていて、完成度も高い。それだけに今後も続けて行くとしたら、いたずらに完成度だけが高くなる可能性があると思う。今回の展示を区切りに、新作では被写体や視点を変えて撮ってみるのも良いのではないかと感じる

本尾 久子氏(インディペンデント・キュレーター)
富士山を撮っている人は数多くいるが、作者ならではの撮影ポイントや、視点を見つけて撮っているのは素晴らしい。個々の写真に質的な安定感がある。ポートフォリオの構成が美しくまとまっていて、編集的な手腕も感じられる。今回の作品が1つの完成形とのことなので、今後の展開も気になるところ。富士山のように、誰でも知っているモチーフを設定しつつ、誰もしていない独自のアプローチを探っていけたらとても面白そうだ。

エプサイトギャラリー公募展
選考委員とエプサイトが協議の上、応募作品の中から優れた作品を選出し、開催する展覧会です。

山田 星太郎

山田 星太郎 | やまだ せいたろう

宮城県塩竈市出身

ファッション、ポートレートを中心にフォトグラファーとして活動。
自身の作家活動では、現実・非現実とも受け取れる写真メディアの持つ特性を活かし、近年はロードトリップの手法で、偶然性も取り込みながら作品制作を行なっている。

展示、受賞歴
2018: 個展「Take 2」@PlaceM 新宿
2021: Portrait of Japan2021「サンライズソング」入選
2021: Canon写真新世紀2021「KINGDOM」佳作
2022: 塩竈フォトフェスティバル「KINGDOM」特別賞