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エプサイト
『TANAAMI!! AKATSUKA!! / Tanaami Tea Ceremony』
この度、エプサイトギャラリーで、世界的なアーティスト田名網敬一氏の新作を発表します。
「TANAAMI!! AKATSUKA!! / Tanaami Tea Ceremony」のタイトルのもと展示されるのは、赤塚不二夫氏のマンガとのコラボレーション作品です。
2021年末。集英社マンガアートヘリテージ企画でのグラビアプリント作品から、田名網氏は継続して赤塚マンガとのコラボレーション作品を制作。2023年1月〜「TANAAMI!! AKATSUKA!! / That’s All Right!!」展をパルコミュージアム東京(渋谷)で開催。7月〜「TANAAMI!! AKATSUKA!! / Revolver」をSRR Project Space(下北沢)で公開しました。
また9月には、グラビアプリント作品と新作の屏風をArt On Paper(ニューヨーク)に出展。赤塚不二夫のマンガを自由に引用、変形、変身させる圧倒的な表現は、大きな注目を集めました。
ニューヨークで展示された屏風のプリントには、エプソンのUVインク搭載プリンターが使用されています。今回、この作品の他、昇華転写のプリンターを用いて全面に絵をプリントした、オリジナルの「茶室テント」作品も公開します。
屏風もテントも、折り畳んでコンパクトに収納でき、移動や展示が容易に行えるものです。ポップでエネルギッシュな作品の魅力と、さまざまな空間で鑑賞する新しい展示の可能性を、エプサイトギャラリーで感じていただければ幸いです。
SHUEISHA MANGA-ART HERITAGE
https://mangaart.jp/ja
1936年、東京生まれ。武蔵野美術大学を卒業。1958年日宣美特選を受賞。60年代に、アメリカのカウンターカルチャー、ポップアートの洗礼を受け、アニメーション作品からシルクスクリーン、漫画的なイラストレーション、コラージュ、実験映画、ペインティング、立体作品など、メディアやジャンルに捕われず、その境界を積極的に横断して創作活動を続けている孤高のアーティスト。アンディ・ウォーホルとの出会いに触発され、現在に至るまで「編集」というデザインの方法論を用いながら、「アートとデザイン」、「アートと商品」、「日常の美」、「大衆とアート」といった今日の現代美術が抱える主要な命題に対して実験的な挑戦を試み続けている。その半世紀以上の創作活動を通して、戦後の日本を代表するPOP ARTの先駆者の一人として、世界的に高い評価を得ている。近年の田名網の主要な展覧会として、「世界を映す鏡」(2020年、Nanzuka Underground、東京)、個展「TOKYO POP UNDERGROUND」(2019年、Jeffrey Deitch、NY)、「Keiichi Tanaami」(2019年、Kunstmuseum Luzern、ルツェルン、スイス)、「The World Goes Pop」(2015年、Tate Modern、ロンドン、イギリス)、「International Pop」(2015年、Walker Art Center、ミネアポリス)など多数。また、MoMA(ニューヨーク)、Walker Art Center(ミネアポリス)、シカゴ美術館、M+(香港)、National Portrait Gallery(スミソニアン博物館、ワシントン)、ハンブルガー・バーンホフ現代美術館(ベルリン)などのパーマネントコレクションに収蔵されている。