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エプサイト
『ぼくらの風景 vol.2』
この度、エプサイトギャラリーは宮本 遼 写真展『ぼくらの風景 vol.2』を開催いたします。
本作は、エプサイトギャラリー2023年度公募展応募作品から選出されました。
▶ 作品紹介
『ぼくらの風景 vol.2』
彼と私は中学時代からの付き合いで、若い頃は毎日のように深夜に会っていました。環境が変わってもそれは続き、いつしかお互いがなくてはならない存在になっていました。ある時から私たちは「歩く」ことを始め、以降、歩きだけではない「自分たちなりの旅」をするようになりました。私たちはいまでも月に一度は会って旅をしています。
私がこの作品で伝えたいことは一人の友人の大切さです。私の若い頃の精神的なものが回復したのも彼と過ごした時間のおかげです。
現代では友情という言葉を聞かなくなった気がしますが、この時代にこそ、大切なことの1つであると思います。いま、何かに悩んでいる人は、ずっと続く友人を一人で良いから見つけ同じ時を共有してみてください。それはきっと人生を豊かにしてくれます。
宮本 遼
▶ 選考委員コメント
鈴木 理策氏(写真家)
友人らしき2人が風景の中に入って撮影するというスタイルの連作。その行為自体も面白いが、カメラをセッティングして2人だけで撮っているのか、他のだれかが撮影しているのか分からないという面白さもある。とても自然に撮れているために、3人目の存在を感じさせるのだ。さらに、人物に寄った写真がないので想像力を掻き立てられたり、不思議さが感じられたりもする。プロモーションビデオなどの、映像の1コマを見ているような印象の作品だ。
本尾 久子氏(インディペンデント・キュレーター)
第一印象として、好奇心をくすぐられるような不思議さ、もっというと、微妙な位相のズレみたいな奇妙な感覚があって、しばらく見入ってしまった。さまざまな土地の広々とした自然を背景に、2人の同じ人物が、引きでとらえられている。美しい景観の中、しかも旅という非日常の環境にあるのに、表情は妙に醒めている。仲はよさそうだけれども、べたつきがない。単純に楽しそうでもあるし、ちょっと確信犯的なところがふっと匂ってきたりもする。どこにでも普段を持ち運べる関係性が素敵だと思う。
エプサイトギャラリー公募展
選考委員とエプサイトが協議の上、応募作品の中から優れた作品を選出し、開催する展覧会です。
昭和音楽大学卒業。現代写真研究所講師。
2014年- | 第21回酒田市土門拳文化賞奨励賞「幻影」 |
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2016年- | 個展「私の衛星」アイデムフォトギャラリーシリウス企画展(39歳以下枠) |
2019年- | 個展「湘南の海と共に」リコーイメージングスクエア新宿 |
2020年- | 第1回伊藤知巳写真賞「ぼくらの風景」 |
音楽に合わせたイメージ撮影などを主体に活動しながら、特定の人物と風景を合わせた作品を撮り続けている。
HP https://sweet-sue3.wixsite.com/ryomiyamoto-photo
Instagram @ryo.landscape