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Nakajima Racing

ペーパークラフト PAPER CRAFT
走るペーパークラフトの作り方講座

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(作成見本は「2011年 走る!Epson HSV」です。)

作るために必要な道具をそろえよう!

立版古の制作には特別な道具は必要ありません。普段使用している文房具や、家にあるもので作ることができます。

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切るときに使う道具
1.ハサミ 丸い部分を切るときや、カッターに慣れていない人はハサミを使います。
2.カッターナイフ まっすぐな部分や、のりづけ部分のような細かい場所に使います。ケガをしないよう注意して使いましょう。
3.定規 カッターできれいな直線を切る場合に使います。
4.カッティングマット カッターを使うときに紙の下にしきます。なければ厚紙や雑誌でも代用できますが、100円ショップなどでも売っています。
折るときに使う道具
5.インクの切れたボールペンなど 紙をキレイに折り曲げるための折り目をつけたり、小さい部品を丸めるときに使います。
3.定規 切るだけでなく、まっすぐな折り目をつけたり、平面に丸みをつけるときに使います。
はり合わせるときに使う道具
6.合成ゴム系ボンド ボデイなどを作るときには、のりづけした後がじょうぶではがれにくい、合成ゴム系接着剤がオススメです。
7.木工用ボンド 今回は動力部分の軸を作るときだけ水にとける木工用ボンドを使います。木工用ボンドだけで全部作ってもかまいません。
8.サインペン はり合わせたときに紙の切り口の白い部分を目立たなくさせるときに使います。
9.バターナイフ 平らなところの圧着などに使います。
10.ピンセット はり合わせづらい奥の場所や小さい部品をはり合わせるときに上からおさえます。
11.つまようじ ボンドを伸ばすときに使います。
動力部分を作るときに使う道具
12.輪ゴム(3本) クルマを走らせる動力に輪ゴムを利用します。
13.糸 ゴムを巻き上げるのに使用します。ミシン糸などの細めの糸を用意しましょう。
11.つまようじ 動力部に輪ゴムを取りつけるときにもつまようじを使います。
14.ふで 動力部の軸を丸めるときに紙を水で湿らせるために使います。ぬれた布やきり吹きなどでもよいでしょう。
15.セロテープ 糸を動力部に固定するときに使います。
16.ホッチキス 動力部をクルマに取りつけるときに、取りはずしができるようにボンドではなくホッチキスで固定します。

また、はりつけるときにボンドを伸ばすために使う紙のへらを、用意しておきましょう。紙のへらはクラフトを切り抜いた残りの紙を細かく切って作ります。

紙のへらの作り方

  • 何枚かの紙を短ざくのように切る

  • 紙をS字状に折り曲げる

  • 完成した紙のへら

HSVのボディ部分をつくろう!

まず、ボデイ部分を作ります。作るときのコツは、それぞれのパーツを細かく作業するのではなく、ボディパーツすべてを「切る」「折る」「はる」「組み立てる」という工程で、まとめて作業することです。まとめて作業することで、手が慣れてくるので作業時間を短くすることができるのです。基本的な作り方は「ペーパークラフトの作り方講座」を参考にしてください。

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パーツを切り出す

  • パーツを切り出す

  • 細かく切りこんでいく

  • 同じ方向に切る

折り目をつける

  • 折り目をつける

  • 折り目に沿って折る

  • 爪でしっかりと押さえる

  • パーツに丸みをつける

  • 丸みのついたパーツ

  • 必ず切り口に色をつける

のりづけをする

  • のりづけの準備ができたパーツ

  • のりしろにボンドをつける

  • 紙へらでボンドをのばす

  • 最初のはり合わせの位置を確認

  • はり合わせはしっかりと押さえる

  • すべてののりしろをはり合わせる

初級版と同じボディ部分

また、走る!Epson HSVペーパークラフトのボディ部分は、Epson HSVや他のチームのHSVの初級版とまったく同じなので、全チームのHSVに動力部分の置き換えができます。

紙と輪ゴムだけでできるエンジン部分

次はHSVを走らせる動力部分を作ります。動力部は紙を円筒形に丸めた軸をゴムの力で回転させる仕組みです。ここでは軸を作るときに紙をしっかり巻くために水を使って柔らかくします。また軸のはり合わせには水に溶ける木工用ボンドを使います。輪ゴムを軸にどのように巻いてやるかで、クルマの進み方が違ってくるので、ていねいに作りましょう。

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動力部の芯を作る

  • パーツを切り出す

  • 軸の中心部にのりづけ

  • 輪ゴムをかけてはり合わせ

  • 裏面にものりづけ

  • バターナイフで押さえる

  • 軸の中心部が完成

動力部の芯を巻く

  • 筆を使って紙を水で湿らす

  • 軸の中心を丸める

  • 真ん中に木工ボンドをつける

  • 紙を強く丸める

  • ボンドではり合わせ

  • 軸の中心部が完成

  • 次の紙をはり合わせる

  • ボンドをつけて巻く

  • 転がして形を整える

  • 最後の紙を巻く

  • はしをしっかりとのりづけ

  • 完成した動力軸

リード糸を取りつけ

  • 輪ゴムを取りつける

  • ていねいに巻きつける

  • これで動力軸が完成!

動力部をHSVボディに組み込んで完成!

いよいよ動力部をHSVのボディ部に組込みます。といってもはずしやすいようにホッチキスで止めるだけ。あとは輪ゴムを巻いて引っ張るリード糸を取りつければ完成です。このリード糸をひっぱると輪ゴムが巻かれてクルマが進む仕組みです。

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動力部の枠を作る

  • 輪ゴム止めの枠に切り込みを入れる

  • 紙べらでのりづけ

  • パーツの組み立て向きを確認

  • 枠同士をのりづけ

  • のりしろ部分をよく確認

  • 直角になるように注意!

枠に動力軸を組み込む

  • つまようじで輪ゴムを固定

  • 切り込みに輪ゴムを入れる

  • つまようじを抜いて引っ張る

  • 反対の枠にも輪ゴムを入れる

  • 切り込みに輪ゴムを固定

  • 枠をはり合わせて完成させる

ボディに動力部を固定

  • ボディに動力部をセット

  • 前方も取りつけ位置を確認

  • ホッチキスで固定

リード糸を取りつけ

  • 裁縫用の糸を2mに切る

  • ボディに糸を通す

  • 糸にセロテープをつける

  • 軸を25~30回巻く

  • 糸を軸にセロテーブで止める

  • 手をゆるめて糸を軸に巻き取る

  • リード先に糸を通す

  • 糸を結んであまりを切る

  • ボンドではり合わせる

走る!Epson HSV完成イメージ

篠崎氏からのアドバイス

今回の「走る!Epson HSV」仕組みは単純なゴム動力カー、楽しんでいただけたでしょうか?もっと速く、もっと長く走らせたい人は、動力部分のゴムの巻き数やゴムの種類を変えて自分なりに研究するのもいいですね。ぜひ他チームのHSVも作って、友達といっしょに楽しんでください。

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