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2012年7月2日更新

LP-S7100/LP-S9000
「Windows2000/XP/Server2003プリンタードライバーによる脆弱性」に関する情報

■脆弱性の説明

LP-S7100/LP-S9000用Windowsプリンタードライバーをインストールすることで、「C:\Program Files」フォルダーのセキュリティに登録されるユーザーが「Everyone」のみとなり、アクセス許可が「フルコントロール」に変更されてしまいます。これにより、対象コンピューターにログオンできる複数のユーザーが「C:\Program Files」フォルダーにアクセスできるようになります。また、この状態でアプリケーションをインストールした場合、「C:\Program Files」フォルダー内に作成されるフォルダーの登録ユーザーも「Everyone」のみとなり、アクセス許可が「フルコントロール」となります。

※本プリンタードライバーはスプールファイルを一時的に保存する場所としてインストール時に「C:\Program Files」フォルダー下にサブフォルダーを作成しますがその処理に問題がございました。

■対象OS

Windows 2000、Windows 2000 Server、Windows XP、Windows Server 2003

※上記OSの32bit版/64bit版の全Edition、全Service Pack

■影響

この脆弱性が利用された場合、対象コンピューターにログオンできる複数のユーザーが「C:\Program Files」フォルダーにアクセス可能となるため、フォルダー内のファイルの削除、書き換えが行われる可能性があります。

ただし、対象コンピューターにログオンできないユーザーからは、アクセス許可のレベルに関係なく、ファイルの削除、書き換えが行われることはありません。

■発生現象の確認方法

プロパティ

対象OSに対して、対象プリンタードライバーをインストールすると、「C:\Program Files」フォルダーのセキュリティに登録されるユーザーが「Everyone」のみとなり、「Everyoneのアクセス許可」が「フルコントロール」となります。
※「セキュリティ」の表示方法はこちらを参照してください。

■対応

「C:\Program Files」フォルダーのセキュリティに登録されるユーザーが「Everyone」のみとなっている 場合は、以下の手順で対応をお願いいたします。

(1)プリンタードライバー(対応ドライバー)のバージョンアップ

    対応ドライバーへのバージョンアップ方法は、こちらを参照してください。

(2)「C:\Program Files」フォルダーアクセス権の再設定

    アクセス権の再設定手順は、こちらを参照してください。

※(1)のプリンタードライバーのバージョンアップだけでは、「C:\Program Files」フォルダーの

    アクセス権設定は変更されません。

    対応プリンタードライバーインストール後、(2)のアクセス権の再設定を実行していただき

    ますようお願いいたします。

    また、修復作業終了後にバージョンアップ前のドライバーをインストールすると、アクセス権

    設定前の状態に戻りますので、必ず対応ドライバーをインストールしてください。

本件に関するお問い合わせ先

「エプソンインフォメーションセンター」

050-3155-8055

※上記番号をご利用いただけない場合は、042-585-8580をご利用ください。

【受付時間】

月曜日~金曜日 9:00~12:00、13:00~17:30(祝日、弊社指定休日を除く)

以上