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LP-S7100/LP-S9000用Windowsプリンタードライバーをインストールすることで、「C:\Program Files」フォルダーのセキュリティに登録されるユーザーが「Everyone」のみとなり、アクセス許可が「フルコントロール」に変更されてしまいます。これにより、対象コンピューターにログオンできる複数のユーザーが「C:\Program Files」フォルダーにアクセスできるようになります。また、この状態でアプリケーションをインストールした場合、「C:\Program Files」フォルダー内に作成されるフォルダーの登録ユーザーも「Everyone」のみとなり、アクセス許可が「フルコントロール」となります。
※本プリンタードライバーはスプールファイルを一時的に保存する場所としてインストール時に「C:\Program Files」フォルダー下にサブフォルダーを作成しますがその処理に問題がございました。
Windows 2000、Windows 2000 Server、Windows XP、Windows Server 2003
※上記OSの32bit版/64bit版の全Edition、全Service Pack
この脆弱性が利用された場合、対象コンピューターにログオンできる複数のユーザーが「C:\Program Files」フォルダーにアクセス可能となるため、フォルダー内のファイルの削除、書き換えが行われる可能性があります。
ただし、対象コンピューターにログオンできないユーザーからは、アクセス許可のレベルに関係なく、ファイルの削除、書き換えが行われることはありません。
対象OSに対して、対象プリンタードライバーをインストールすると、「C:\Program Files」フォルダーのセキュリティに登録されるユーザーが「Everyone」のみとなり、「Everyoneのアクセス許可」が「フルコントロール」となります。 |
「C:\Program Files」フォルダーのセキュリティに登録されるユーザーが「Everyone」のみとなっている 場合は、以下の手順で対応をお願いいたします。
(1)プリンタードライバー(対応ドライバー)のバージョンアップ
対応ドライバーへのバージョンアップ方法は、こちらを参照してください。
(2)「C:\Program Files」フォルダーアクセス権の再設定
アクセス権の再設定手順は、こちらを参照してください。
※(1)のプリンタードライバーのバージョンアップだけでは、「C:\Program Files」フォルダーの
アクセス権設定は変更されません。
対応プリンタードライバーインストール後、(2)のアクセス権の再設定を実行していただき
ますようお願いいたします。
また、修復作業終了後にバージョンアップ前のドライバーをインストールすると、アクセス権
設定前の状態に戻りますので、必ず対応ドライバーをインストールしてください。
「エプソンインフォメーションセンター」
050-3155-8055
※上記番号をご利用いただけない場合は、042-585-8580をご利用ください。
【受付時間】
月曜日~金曜日 9:00~12:00、13:00~17:30(祝日、弊社指定休日を除く)
以上