オフィスで紙のリサイクル
エプソンが社内で実践する紙資源循環の取り組み

  • 省資源・資源循環
  • 廃棄物削減
  • 省エネ・省電力
  • 水資源保全
オフィスで紙のリサイクル エプソンが社内で実践する紙資源循環の取り組み

エプソンでは、水をほとんど使わずに(注1)新たな紙を再生する乾式オフィス製紙機PaperLabと低消費電力・省資源のインクジェットプリンターを組み合わせることで、オフィスの中でまわす、環境に配慮した小さな「紙のサイクル」を実践しています。紙を最大限に有効活用しながら、環境負荷の低減に向けた取り組みを行っています。

リサイクルフロー

インクジェットプリンターで印刷し、使用済みの紙をオフィス内で再生。そしてコピー用紙、カレンダー、名刺などさまざまな形で再利用しています。これにより、コピー用紙使用量やオフィスの電力消費量を大幅に削減すると同時に、印刷コストの削減や、機密情報のオフィス内完全抹消も実現しています。

  1. 1. 古紙回収ボックス
    (施錠可能)

    1. 古紙回収ボックス(施錠可能)
  2. 2. 回収

    2. 回収
  3. 3. 古紙をセットする

    3. 古紙をセットする
  4. 4. 新たな紙をつくる

    4. 新たな紙をつくる
  5. 5. 新たな紙を利用

    5. 新たな紙を利用
  6. 6. コピー用紙だけでなく
    さまざまな形で再利用

    6. コピー用紙だけでなくさまざまな形で再利用

オフィス内での紙資源の循環(リサイクル)

エプソン販売本社がある新宿オフィスをはじめ、エプソングループでもPaperLabを配置し、紙の購入量削減を目指し、自ら紙資源の循環を実践しています。また、セイコーエプソンの国内全事業所では、2020年3月までに、約97%をインクジェットプリンターへ置き換えし(注2)、消費電力量を約8割(注3)、消耗品廃棄量約7割(注4)削減するなど、環境へ配慮した取り組みを行っています。

社内の紙資源循環の
取り組みによる環境貢献効果
乾式オフィス整紙機で再生した新たな紙とその環境効果
  • (注1)機器内の湿度を保つために少量の水を使用します。
  • (注2)セイコーエプソンの国内全事業所のデータ : 2014年3Qのレーザープリンター623台、インクジェットプリンター375台から、2019年4Qまでにレーザープリンター67台、インクジェットプリンター960台に順次切替え
  • (注3)14年度下期〜15年度上期と19年度上期〜下期の1年分の消費電⼒量⽐較。製品カテゴリごとに、社内代表機種のTEC値を利用し算出。電⼒量削減効果にはレーザープリンターを低消費電⼒のインクジェットプリンターに置き換えた効果が含まれます。(セイコーエプソン調べ)
  • (注4)14年度下期〜15年度上期と19年度上期〜下期の1年分の⽐較。製品カテゴリごとに、社内代表機種の消耗品(定期交換部品含む)の各個装箱寸法を利用し算出しています。
  • (注5)2019年7月~2022年12月時点の新宿オフィスでPaperLabで再生した新たな紙枚数
  • (注6)同一重量当たりのコピー用紙とPaperLab再生時の環境負荷値の差。
    前提:それぞれの用紙1tの用紙にて算出、PaperLabによる紙の坪量は90g/m²。
  • ・PaperLabの環境負荷低減算出:東京都市大学 環境学部 伊坪研究室算出(2018)
  • ・既存の用紙水使用量算出:P.R.VAN OEL&A.Y.HOEKSTRA(2018)
  • ・既存の用紙CO₂排出算出:日本製紙連合会2011年公表値に廃棄物燃料分および流通段階分を加算(伊坪研究室算出:2016)
  • ・既存の用紙森林資源保全算出:古紙ハンドブック2017、環境省温室効果ガス算定事例(2012)
  • (注7)19,871m³を500㎖ペットボトルに換算した本数(エプソン換算)