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αブレンド(アルファブレンド)とは画像処理で2つの画像を重ね合わせて表示する機能の一つです。具体的には、各画素の色をアルファ値(透明度)に基づいて足し合わせ、画像を合成します。
αブレンディング(アルファブレンディング)は、αブレンドと同じもので、アルファ値に基づいて画素の色を合成します。英語でAlpha blendingと表記するため、それをそのままカタカナにしたものです。
αブレンディングは、コンピュータグラフィックスで画像の透明度を制御するための技術です。これにより、画像やオブジェクトを透過度を示すα値で透過させ、背景画面に画像やオブジェクトを重ね合わせた表示が可能です。 α値:各画素のデータには、R(赤)、G(緑)、B(青)の色成分に加えて、アルファ(α)値が含まれています。アルファ値は0から1の範囲で、0は完全に透明、1は完全に不透明を意味します。
例えば、前景画像の画素色をPs、背景画像の画素色をPm、前景画像のアルファ値を α とすると、合成後のピクセル色 Po は次のように計算されます:
Po=Pm x (1-α) + Ps x α
αブレンドを使うことにより、画像の重ね合わせを所望の透過度で行うことができます。時間的にアルファ値を変化させることにより、画像の切り替え時の遷移を滑らかに行うことができます。
エプソンのLCDコントローラには、LCDパネルの解像度として、主にWQVGAまでのS1D13781、WVGAまでのS1D13748、XGAまでのS1D13513などがありますが、それぞれαブレンディング機能を搭載しています。
LCDコントローラの用途としては、OA、FA、住設、計測器、医療機器など、多くの表示を伴うアプリケーションに広く使われています。
エプソンのLCDコントローラでαブレンドを搭載している標準的な製品はS1D13781です。 S1D13781は、Mainレイヤーと呼ぶ画面と、それに重ね合わせるPIP(Picture In Picture)レイヤーと呼ぶ画面の2つの画面を扱うことができます。両者の重ね合わせにαブレンディング機能を使うことにより、透過度を変えて画像表示を行うことができます。
ディスプレイのカラー化・高解像度化に関するLCDCのPDF資料
ディスプレイコントローラー(LCDC)の活用に関して下記のような資料がダウンロードできます。