半導体

RFトランスミッタIC

RFトランスミッタIC

S1S77100

S1S77100はUHF帯の特定周波数に対応した無線通信の送信機です。 シリアルインターフェース(SPI)での制御により、周波数300~465MHzまたは600~930MHzを選択でき、特定小電力無線の標準規格に対応*1しています。 4mmx4mmのSQFNパッケージにPLL*2とPower Amp*3を内蔵しているため、外付けの水晶発振器との組み合わせで無線送信機能が容易に構成できます。加えて、PowerDownモード*4でTyp20nAの低消費電流性能でもあり小型無線送信機に最適です。

ステイタス ダウンロード 機種名 出力周波数範囲 出力電力 電源電圧 パッケージ 動作温度
MP S1S77100データシート
2MB
S1S77100ブリーフシート
538KB
S1S77100 300~465MHz(0.25 kHz Step)
600~930MHz(0.25 kHz Step)

-15 ~ 11dBm
128 段階プログラマブル

1.8 ~ 3.6 V 4 mm x 4 mm SQFN-24pin
(P-VQFN024-0404-0.50)
-40 ~ +85 ℃

主な用途

ホームセキュリティー機器、スマートメーター、飲食店の呼び出しベル 、ゴルフカートのリモコン などの無線送信機

主な特長:

  • 周波数300~465MHzまたは600~930MHzの選択が可能
  • 小型パッケージ:4mmx4mm の SQFN パッケージ(P-VQFN024-0404-0.50
  • 低消費電流:PowerDownモードでTyp 20nA(VDD = 3.0V,Ta=25°C)

*1:特定小電力無線の標準規格に対応
ARIB(一般社団法人 電波産業会)の標準規格(通信分野:特定省電力無線)
標準規格番号 STD-T93/STD-T67/STD-30
技術基準適合証明はお客様での申請となります。

*2:PLL
Phase Locked Loop(位相同期ループ)の略で、特定周波数のクロック信号をベースに任意の出力周波数を作り出す。
標準規格番号 STD-T93/ STD-T67/STD-30
技術基準適合証明はお客様での申請となります。

*3:Power Amp
信号を増幅する回路で、音や無線通信で使用される信号を強くする役割を持つ。水晶発振器と組み合わせるために必要。

*4:Power Downモード
本製品において、必要最低限の回路のみ動作させ、消費電流が最小の状態のこと。


RFトランスミッタモジュール