関西サービスセンター
カスタマーサポート一課
課長 北嶋 真悟様
福島工業株式会社様は、飲食店の厨房などで利用される「業務用冷凍冷蔵庫」、並びにスーパー等の売場で生鮮食品などを陳列する「冷凍・冷蔵ショーケース」を中心に、食品を取り扱う機器メーカーとして業界を牽引するリーディングカンパニーです。温度コントロール技術をコアテクノロジーとする「食品安心技術」、顧客ニーズにお応えする高性能・高品質製品を生み出す「ハード」、そして現場の施工・メンテナンスからシステム開発までを含めた「ソフト」の3つの基盤を軸として、食に関わる全てのプロセスにおける「フレッシュバリュー」をお客様にお届けすることに日々取り組まれています。
一昨年より、設計部門、企画部門、サービス部門が一丸となって各種社内プロジェクトを敢行しております。その中のテーマの1つに、サービスの業務改革が挙げられました。これまで、サービスエンジニアの修理報告書は、現場での修理・メンテナンス作業が完了したところで、4枚一連の複写式の帳票を手書き起票する運用を取っておりました。この紙で複写起票された帳票が、お客様に導入いただいている当社機器の修理履歴のソースとなりますので、きっちり管理する必要があるのですが、現場、本部ともに紙ベースの帳票管理に手間がかかっておりました。何より、お客様の修理情報を一元管理している基幹サービスシステム(DB)との連動に、手書きテキスト⇔デジタルテキストの事務工数が都度発生する点を、何とか解消できないものかと考えておりました。
昨年11月より、関西、東京、福岡、名古屋のサービスエンジニアにiPhoneとモバイルプリンター(PX-S05W)がセットで支給されました。これまでは、お客様現場で修理やメンテナンスが完了したところで、修理作業報告書として4枚一連の複写帳票を手書き起票する運用を取っておりましたが、お客様情報や導入いただいている全ての機器情報を、修理の都度、手書きで記入しなくてはなりませんでした。これは、繁忙な現場にとってはかなり煩雑な作業でした。この部分の工数削減を図ったのが、iPhone+モバイルプリンター+基幹サービスシステム(DB)の連携です。
サービスエンジニアが携帯するiPhone上のアプリケーションが、社内基幹サービスシステム(DB)にWi-Fi®でオンライン接続し、修理先のお客様情報、導入機器型番等の基本情報が自動入力されるようになりました。修理完了後は、ごくシンプルに作業した内容だけをiPhoneからキー入力し、プリントするだけです。これまでは、手書きだったので、お客様から読みづらいといった声もいただいておりましたが、その点も解消しています。さらに、iPhoneで修理ビフォー、アフターの機器状態を撮影し、その写真を報告書に添付して即時印刷できるので、お客様にとっても実施結果が明朗で大変ご好評いただいております。
現在、4つの主要エリアで本運用を導入しておりますが、近く、全国のサービス拠点で導入する予定です。
お客様先の現場で印刷している修理報告書 |
関西サービスセンター |
コンパクト&軽量
サービスマンが現場に持ち歩くモバイル用途なので、何と言っても本体が小さくて軽い点を重視しました。
全色顔料インク
修理現場のほとんどが、厨房であったり、生鮮食品を取り扱うお客様なので、お渡しする報告書の耐水性は必須です。
スマートデバイスとの親和性
Wi-Fi®対応で、スマートデバイスから簡単に出力できることも選定要件でした。
当社の使用端末はiPhoneですが、Epson iPrint経由で出力しています。
(注): | iPhoneは、Apple Inc.の商標です。 |
(注): | Wi-Fiは、Wi-Fi Allianceの登録商標または商標です。 |
会社情報:「福島工業株式会社」様
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エプソンインフォメーションセンター
050-3155-8100
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