導入事例 川嶋印刷株式会社様

川嶋印刷株式会社様

カットシートフィーダーで単票複写紙を効率的に印刷
手間がかからない宛名印刷を実現

川嶋印刷株式会社様 外観

【導入製品】
ドットインパクトプリンター:VP-F4400N
カットシートフィーダー:VPF44CSF(オプション)

川嶋印刷株式会社様 外観

導入製品

VP-F4400N+VPF44CSF 製品画像

VP-F4400N+VPF44CSF
給紙の安定性と幅広い業務ニーズに応える
ビジネス用途のスタンダードモデル

画像はVP-F4400Nにオプションのカットシートフィーダー(VPF44CSF)を装着したものです。

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導入のポイント

  • カットシートフィーダーの採用で単票複写紙の連続印刷を実現
  • 手差しの手間がなく業務の効率化をサポート
  • 検証用機材貸出サービスで事前に動作を確認

VP-F4400Nの特長

VP-F4400N 製品画像

  • ビジネスでの印刷を強力にサポート

給紙方法

後ろから給紙 前から給紙 CSFから給紙

  • スムーズに給紙できる水平ローディング方式
  • 9枚綴りまでの複写紙に対応した高いコピー能力
  • ビジネス印刷に頼もしい高速印刷(漢字高速モード261字/秒)

使用状況

N-NOSE検査キットに同梱するゆうパックの送り状を印刷

川嶋印刷株式会社
KOZENJI 工場 工場長
阿部さをり氏

当社が印刷・発送を行っているN-NOSEの検査キットには、採尿カップ、スポイト、容器、検体提出袋、手順書、検体提出袋発送用のゆうパックの送り状などがセットされています。以前は、受検者が検体を冷凍し、N-NOSE提携薬局へ持ち込む必要がありましたが、現在はチルド発送が可能となりました。そのため、受検者は検体を保冷用の検体提出袋に同梱し、ゆうパックで送付する方式へと変更されました。
当社では、これまで手順書やキットのラベル印刷を行っていましたが、新たに検体発送用のゆうパックの送り状の宛名印刷も請け負うことになりました。ゆうパックの送り状には元払いと着払いの2種類があり、元払い伝票は単票用紙、着払い伝票は連続用紙となります。
印刷部数は月間6,000~7,000部におよびます。
この新たな業務に対応するため、当社ではドットインパクトプリンターが必要となり、エプソンのVP-F4400Nを導入することになりました。

導入の決め手と効果

カットシートフィーダーで手間のかからない単票複写紙の連続印刷

カットシートフィーダーVP-F44CSFがセットされたドットインパクトプリンターVP-F4400N

導入にあたり、N-NOSEを運用しているHIROTSUバイオサイエンス様と細かな調整を行い、最終的にエプソンのVP-F4400Nを選定しました。印刷品質や印刷スピード、そして運用面での利便性など、総合的に判断しました。
特に重要だったのは、VP-F4400Nがカットシートフィーダーに対応している点でした。カットシートフィーダーはプリンターに単票用紙を自動供給する装置で、手動で紙を1枚ずつセットする手間を省いてくれます。1日に300~900部を印刷するため、作業負担を軽減するカットシートフィーダーは必要不可欠でした。
元払い伝票は単票用紙のため、そのままカットシートフィーダーを使用して印刷します。一方、連続伝票である着払い伝票は、事前に自社の断裁機で単票用紙にカットしてから印刷することにしました。これは、連続用紙のまま印刷すると、後から1枚ずつ切り分ける手間が発生するためであり、あらかじめ断裁することで作業の効率化を図りました。
そして、VP-F4400N導入の決め手となったのは、エプソンの「検証用機材貸出サービス」でした。このサービスを利用することで、カットシートフィーダーを用いた単票複写紙の印刷のスムーズさや操作性を事前に確認でき、導入の判断を安心して下すことができました。

横のり綴じの複写用紙は縦にしてカットシートフィーダーを活用

ゆうパックの送り状は縦向きにして、1回に30部セットし印刷を行う

印刷ソフトはMicrosoft® Wordを使用しています。ゆうパックの送り状は横のり綴じ仕様のため、カットシートフィーダーを利用する際は、のり綴じ部分が下面になるように90度回転させた状態でセットします。
同様にMicrosoft® Wordのテキストデータも90度回転して印刷しています。横のり綴じの状態でカットシートフィーダーが使えないことは、マニュアルを見ればすぐに分かりましたが、テキストデータを90度回転させなくても、プリンタードライバーの印刷の向きを「横」に設定すればできることは、後になって知りました。Microsoft® Wordでも90度回転したデータは作成できるので、テキスト位置を微調整して運用しています。
1回のセットで30部の印刷が可能で、約5分で完了します。手差しの必要がないため、印刷中にも別の作業ができ、効率的に業務が行えます。しかも、正確かつ美しい印刷なので、印刷品質の面でも満足しています。
今回導入したVP-F4400Nは、宛名印刷専用機として活用しています。
今後、印刷部数の増加も見込まれるため、VP-F4400Nの高精度かつ効率的な印刷性能を活かし、さらなる業務の効率化を進めていきたいと考えています。

Microsoft® Wordは、横長の用紙サイズを設定すると正常に印刷されない場合があることが報告されています。この事例は、縦長の単票紙への印刷事例となっています。横長の連続紙の場合、用紙の向きを変えることができないため、正常に印刷されない場合がありますので、ご注意ください。

「ゆうパック」は、日本郵便株式会社の宅配サービスです。「ゆうパック」は、日本郵便株式会社の登録商標です。

その他、本媒体上の他社商標の帰属先は、エプソンのホームページをご確認ください。

検証用機材貸出サービスとは

プリンターの入れ替えや購入検討時に、お客様ご自身で実際に使用しているソフトやデータ、用紙を使って印刷を試し、動作検証を行っていただくことを目的として無償で機材をお貸出しするサービスです。
購入前に使い勝手を確認いただくことで、最適な1台をお選びいただけます。

検証用機材貸出サービス(無償)購入前の安心サポート

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N-NOSE検査キット 製品画像

会社概要

川嶋印刷株式会社様

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N-NOSE検査キット 製品画像

所在地 岩手県西磐井郡平泉町平泉字佐野原21
電話 0191-46-4161
代表 会長:菊地慶矩氏、社長:菊地慶高氏
事業内容 各種印刷業務など
ホームぺージ https://www.kpc.co.jp/新規ウィンドウが開きます

地域に密着し多岐にわたる印刷サービスを提供
川嶋印刷株式会社は、岩手県西磐井郡平泉町に本社を置き、創業以来、地域に根ざした高品質な印刷サービスを提供しています。1911年(明治44年)に創業し、1950年(昭和25年)に法人化されました。
印刷を中心に多岐にわたる事業を実施しており、2020年からは株式会社HIROTSUバイオサイエンスが展開している「N-NOSE」という、線虫が尿中のがんの匂いに反応することを利用したがん検査キットの印刷・発送業務を行っています。
2024年からは、閉園となった狐禅寺幼稚園を「KOZENJI工場」として活用し、N-NOSEの検査キットの発送業務を行っています。

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