株式会社スミハツ様
決め手は導入コスト削減と安心感
検証用機材貸出サービスを活用
【導入製品】
ドットインパクトプリンター:VP-D1800N
導入製品
VP-D1800N
前面からの給紙などスーパーマルチウェイローディングで幅広いビジネスに対応
導入のポイント
- 約10年使用した古いプリンターからの買替で故障の不安から解消された
- 特殊用紙(袋とじ印刷用紙)への印刷を検証用機材貸出サービスで試して安心してリプレイスできた
- 従来機と比べ、導入コストが4分の1で済み、コスト削減ができた
VP-D1800Nの特長
- 6枚の複写能力
- 多彩な給紙方法
- 漢字160字/秒の高速印刷
使用状況
給与明細書の印刷で活用ドットインパクトプリンター
株式会社スミハツ
管理本部総務部
人事課兼総務課
林 凌子氏
株式会社スミハツでは2010年頃に、給与明細書専用のドットインパクトプリンターを1台購入し、給与明細書を印刷していた。しかし、部品の老朽化により、印字のかすれやにじみが発生していた。そこで部品の交換をすべくメーカーに問い合わせると、部品は在庫のみであることが判明。管理本部総務部人事課兼総務課の林凌子氏が話す。「部品が継続的に手に入らないということであれば、次に不具合が出た際に困るのは明らかでした。それでは業務に支障を来してしまう恐れがあります。そこで、給与明細書専用ドットインパクトプリンターの新調を検討しました」
導入の決め手と効果
「検証用機材貸出サービス」で使用して得た安心感
昨年5月に検討を開始し7月に導入したが、その際にはいろいろと比較検討して、用紙サイズと印字領域の適用から VP-D1800Nの導入を決めた。導入の決め手は2つある。1つ目は手頃な価格だ。給与明細書は月1回、賞与年2回の発行で使用頻度は高くないため、プリンターに高額の投資ができないという事情があった。「従来の他社プリンターと機能的にそん色ないにもかかわらず、導入コストが4分の1で済むのは魅力でしたね」
2つ目は安心感だ。VP-D1800Nは確かに手頃な価格だが、従来の他社プリンターのように安定して印刷できるか不安を感じていた。例えば、給紙や用紙送りなどでトラブルが生じてしまうことへの懸念があったという。というのも、同社の給与明細書は「袋とじ印刷用紙」という特殊用紙で厚くて固いという理由があったからだ。それだけに検証は必須だった。そこで、申し込んだのが「検証用機材貸出サービス」である。このサービスは、プリンターの動作検証を行うお客さまに、エプソンが無償で機材を貸し出すサービスだ。「実際に使ってみると、従来の他社プリンターと操作方法がほとんど変わらないことや、用紙送りの方式が同じであることも確認できました。すんなりと使用法が覚えられて、袋とじ印刷用紙にもかかわらず、問題なくプリントできました。また、候補とした機種が他(VP-D1300)にもありましたが、給与明細書の用紙を送って評価してもらうと、こちらは使用できないとのことでした。ただ、仮に“問題なし”と出ても、実際の使用環境と異なるわけですし、導入にあたり不安感は拭いきれないものです。
やはり、使い勝手や印刷品質などを実際の使用環境で確かめたい。そんなニーズに応えてくれたのが検証用機材貸出サービスでした。おかげさまで安心して導入することができました」
136桁 ドットインパクトプリンター「VP-D1800N」
鮮明になった印字に社員から喜びの声
VP-D1800Nの導入後は想定通り、印字のかすれやにじみはなくなり、鮮明になった。操作方法はこれまでとほぼ変わらないため覚えやすく、すぐに順応できたという。実機を用いて何度も検証を行ったことで、特別な準備をすることなく、スムーズに業務を行っている。通常時、同社では新しい機材を入れる場合、業務スケジュールにバッファを設けるのだが、今回はそうする必要がなかった。当初、用紙送りにトラブルが発生したが、その後設置場所を低くして連続用紙を引き上げる距離を短くすることで、その後トラブルは発生していないという。また多彩な給紙方法や、高い複写能力でビジネスを支援できるのがVP-D1800Nの特長となっている。
「このプリンターで印刷した給与明細書を見た社員から、“文字がくっきり見えるようになった”と喜ばれています。給与明細書は社員にとって重要な書類だからこそ、印刷品質にこだわりたいですよね。VP-D1800Nは今後も当社で長く活躍してくれそうです」
検証用機材貸出サービスとは
プリンターの入れ替えや購入検討時に、お客様ご自身で実際に使用しているソフトやデータ、用紙を使って印刷を試し、動作検証を行っていただくことを目的として無償で機材をお貸出しするサービスです。
購入前に使い勝手を確認いただくことで、最適な1台をお選びいただけます。
会社概要
株式会社スミハツ様
所在地 | 〒309-1297 茨城県桜川市高森1158 (本社・つくば事業所) |
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電話 | 0296-58-5161(代表) |
総従業員数 | 430名 |
事業内容 | 自動車用板ばね、産機用巻ばね、鉄道施設用品等の製造販売 |
ホームぺージ | https://sumihatsu.com/ |
「ばね」と「鉄道」の技術で、未来へ進む
株式会社スミハツは、世界屈指のばねメーカーである、ニッパツ(日本発条株式会社)の連結子会社で、グループ全体の5割超の板ばねを生産している。また、独自ブランドも展開しており、建設機材や産業用ロボット向けの巻きばねのほか、鉄道設備関連の設計・製造なども行っている。強みは多品種少量生産への対応だ。一点物の蒸発機関車や国産ロケット向けの特殊ばねもオーダーメイドで製造しているという。同社の製品は交通や産業に深くかかわっており、社会の発展に欠かせないものだ。
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