田名網敬一×赤塚不二夫
『TANAAMI!! AKATSUKA!! / Tanaami Tea Ceremony』展
「SHUEISHA MANGA-ART HERITAGE」presents
活用製品:SC-F10050H、SC-V7000
活用製品
活用効果
- 会場では、昇華転写インクプリンターを用いて全面に絵をプリントした、オリジナルの「茶室テント」を中心にお茶会には欠かせないさまざまな作品を展示。鮮やかな発色で田名網ワールドを再現。
- 展示作品は、折り畳んでコンパクトに収納でき、移動や展示が容易に行えるため、エプサイトギャラリーでの展示後も各地で鑑賞〜体験可能なサスティナブルなアート作品に。
インクジェット技術による新しいアート展示の形を提示
体験が可能な新しいアート展示
田名網ワールド炸裂!の茶室テントでティーパーティ
昇華転写プリンターでプリントした
茶室テント
2023年11月、エプソン販売株式会社はエプソンスクエア丸の内エプサイトギャラリー(東京都千代田区)にて、世界的なアーティスト田名網敬一氏と、赤塚不二夫氏のマンガとのコラボレーションによる新作作品展、田名網敬一×赤塚不二夫『TANAAMI!! AKATSUKA!! / Tanaami Tea Ceremony』展を開催しました。本展示は、「SHUEISHA MANGA-ART HERITAGE」での共創活動をきっかけに、株式会社集英社さま、NANZUKAさま、フジオ・プロダクションさま協力のもと開催が実現。
全面に絵をプリントしたオリジナルの「茶室テント」は76インチの大型昇華転写プリンターでプリントしたものをテント生地に転写して作成。6色インクの鮮やかな発色によりポップでエネルギッシュな作品の魅力を余すところなく表現しました。
アクリル板に絵をプリントしたオリジナルの「ちゃぶ台」と「飛び石」は多層のアクリルの間に絵を挟み込み、作品を傷つけることなく「ちゃぶ台」の上にティーセットを置いたり、「飛び石」の上に乗ったりできるようになっています。アクリルなど、さまざまな素材にプリントできるSC-V7000で、ホワイトインクを下地に、アクリルを多層に重ねたことで透明度の高いアクリルに立体的に浮かびあがるような不思議な作品に仕上がっています。
【SC-F10050/H事例】田名網敬一×赤塚不二夫『TANAAMI!! AKATSUKA!! / Tanaami Tea Ceremony』展で展示作品の制作工程をご紹介!
茶室テント
全面に絵をプリントしたオリジナルの「茶室テント」作品。FLOWS INC.の空気で膨らむエアフレームテントでできており、おもちゃの家のような軽やかさを持っています。
【SC-V7000事例】田名網敬一×赤塚不二夫『TANAAMI!! AKATSUKA!! / Tanaami Tea Ceremony』展で展示作品の制作工程をご紹介!
アクリルちゃぶ台・飛び石
透明なアクリル板に絵をプリントしたオリジナルの「ちゃぶ台」「飛び石」作品。多層のアクリルの間に絵を挟み込み、作品を傷つけることなく「ちゃぶ台」の上にティーセットを置いたり、「飛び石」の上に乗ったりすることができます。ホワイトインクを下地に敷き、多層のアクリルを重ねたことで透明度の高いアクリルに立体的に浮かび上がるような不思議な作品に。
© Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA © Fujio Productions Ltd. / Shueisha Inc.
ご感想
集英社 岡本さんのコメント
アーティストからの「こうしたことができると面白い」というアイデアを、現実に作品にする。今回、「テントみたいな茶室を作りたい」と田名網敬一さんから伺ったとき、まず頭に浮かんだのはエプソンの昇華転写プリントのことでした。テント、ちゃぶ台、飛石。そして屏風。布、アクリル、紙、と、異なる素材に鮮やかなカラーでイメージを定着させる。テストプリントをスタジオにお持ちし、取り出して見ていただくとき、常に新鮮な驚きと喜びがありました。こうしてできあがった作品を、日本だけでなく、ニューヨークやロサンゼルスでも多くの方々に見ていただき、驚きを共有できることを、素晴らしく思っています。今後、「TANAAMI!! AKATSUKA!!」のさまざまな作品は、麻布台ヒルズの集英社マンガアートヘリテージ トーキョーギャラリーをはじめ、世界のさまざまな場所で展示していきます。2024年5月には「着物」の作品を発表予定です。ご期待ください。
集英社 新規事業開発部/SHUEISHA MANGA-ART HERITAGE ディレクター 岡本正史
プロフィール&作品
田名網 敬一 たなあみ けいいち
1936年、東京生まれ。武蔵野美術大学を卒業。1958年日宣美特選を受賞。60年代に、アメリカのカウンターカルチャー、ポップアートの洗礼を受け、アニメーション作品からシルクスクリーン、漫画的なイラストレーション、コラージュ、実験映画、ペインティング、立体作品など、メディアやジャンルに捕われず、その境界を積極的に横断して創作活動を続けている孤高のアーティスト。アンディ・ウォーホルとの出会いに触発され、現在に至るまで「編集」というデザインの方法論を用いながら、「アートとデザイン」、「アートと商品」、「日常の美」、「大衆とアート」といった今日の現代美術が抱える主要な命題に対して実験的な挑戦を試み続けている。その半世紀以上の創作活動を通して、戦後の日本を代表するPOP ARTの先駆者の一人として、世界的に高い評価を得ている。近年の田名網の主要な展覧会として、「世界を映す鏡」(2020年、Nanzuka Underground、東京)、個展「TOKYO POP UNDERGROUND」(2019年、Jeffrey Deitch、NY)、「Keiichi Tanaami」(2019年、Kunstmuseum Luzern、ルツェルン、スイス)、「The World Goes Pop」(2015年、Tate Modern、ロンドン、イギリス)、「International Pop」(2015年、Walker Art Center、ミネアポリス)など多数。また、MoMA(ニューヨーク)、Walker Art Center(ミネアポリス)、シカゴ美術館、M+(香港)、National Portrait Gallery(スミソニアン博物館、ワシントン)、ハンブルガー・バーンホフ現代美術館(ベルリン)などのパーマネントコレクションに収蔵されている。
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