スプーラー・子機制御機能により店内のプリントコントローラーに

TM-m30Ⅱ-Hは各種Web連携機能を備え、コントローラーとしての機能を果たすことが可能となりました。タブレットPOSのレシート印刷だけでなく、店舗内のプリンターコントローラーとしてキッチンプリンターなどを制御することも可能です。

1.サーバーダイレクトプリント機能

Webサーバーとの間で、印刷データの取得から印刷結果の通知までを自動的に行うサーバーダイレクトプリント機能を搭載。Web環境での印刷処理を容易にします。

サーバーダイレクトプリント機能イメージ図

2.Webアプリケーションからの印刷(ePOS-Print)

HTTP通信によるXML印刷機能(ePOS-Print)に対応しているので、WebアプリケーションからのXML印刷が可能です。

ePOS-Printイメージ図

Webアプリケーション開発には「Epson ePOS SDK for JavaScript」をご用意しています。充実のサンプルプログラムで作成したいレシートのXML印刷ドキュメントを簡単に作成することができます。

「Epson ePOS SDK for JavaScript」のパッケージ内容

  • プログラミングガイド
  • APIリファレンス
  • プログラミングサンプル
    -Receipt Designer

■ Receipt Designer

レイアウトを確認しながらレシートを完成させるとXML印刷ドキュメントが表示されます。

Receipt Designer

Epson ePOS SDK for JavaScriptの詳細/ダウンロードはこちら

■ ePOS-Print XML

XMLを直接送信するアプリケーション開発には、「ePOS-Print XML」がプログラミングをサポートします。

ePOS-Print XMLの詳細/ダウンロードはこちら

3.スプーラー機能と迂回印刷機能(注1)

スプーラーを有効にすると、XML印刷データを内部メモリーに保存してから順次印刷するので、アプリケーションは印刷完了を待たずに次の処理に移ることができます。印刷対象のプリンターがエラーのときは、所定回数の再施工をしたあと、別のプリンターに迂回印刷させることも可能です。

スプーラー機能と迂回印刷機能
  • (注1)当機能は、サーバーダイレクトプリント利用時、Epson ePOS SDK利用でEthernet接続時、XML直接送信時(ePOS-Print XML)のみ有効です。

4.子機制御機能(注1)

同一ネットワーク上の複数のプリンターへの印刷指示を振り分ける「子機制御機能」を搭載。

  • (注1)当機能は、サーバーダイレクトプリント利用時、Epson ePOS SDK利用でEthernet接続時、XML直接送信時(ePOS-Print XML)のみ有効です。

子機設定可能なプリンター
TM-T88シリーズ、TM-m10、TM-m30シリーズ、TM-T70シリーズ、TM-T90シリーズ、TM-T90KP、TM-L90、TM-L100、TM-T20シリーズ、TM-P60Ⅱ(注2)、TM-P20シリーズ(注2)、TM-P80シリーズ(注2)

  • (注2)最大20台まで、ネットワークモデルのみ。
子機制御機能

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