セキュリティーと管理
認証機能を搭載、セキュリティーを確保し、誤操作も防止
スキャナー本体のみでICカードやID/パスワードの入力によるユーザー認証に対応。さらに、専用サーバーアプリケーション
「Document Capture Pro Server Authentication Edition」(以降はDocument Capture Pro Server AEと記載)を使用することで、
ユーザー毎のジョブ管理などの機能拡張が可能です。
- (注)ICカード認証はFelica™ 、MIFARE® に対応。
- (注)カードリーダーは本体に含まれていません。別途購入が必要です。
機能指定で誤操作を防止
ユーザーが使用できる機能やジョブを指定できます。複数のユーザーの設定を同じように登録することで、迷うことなく同じ操作を行うことができ、誤操作を防止します。
利用ユーザーごとの管理が可能
認証により、ユーザー単位で利用ログを管理できます。
本体認証
サーバー不要で、スキャナー本体にユーザー情報を登録して利用する認証機能です。登録できるユーザー情報は50件までです。
また、LDAPサーバーと連携することで、LDAPに登録されているユーザー情報を照合して認証することが可能です。
スキャン to マイフォルダー機能、スキャン to マイメール機能が利用可能
パネル上のアイコンをクリックするだけで、PCを使わずにユーザー情報と紐づけた個人フォルダーやメールアドレスにスキャンしたデータを転送、保存することができます。
サーバー認証
サーバーアプリケーション「Document Capture Pro Server AE」を使えば、ユーザー単位でジョブを紐づけることができます。また、白紙やバーコードなどを使用した仕分けなどの自動処理、OCRを使用した検索可能PDF形式での保存など、効率的な電子化を実現します。
■本体認証とサーバー認証の比較表
認証方式 | 本体認証 | サーバーアプリ 「Document Capture Pro Server AE」認証 |
||||
---|---|---|---|---|---|---|
ユーザー情報 登録・連携先 |
本体メモリー | LDAPサーバー | 本体メモリー +LDAPサーバー |
サーバーアプリ | LDAPサーバー | |
登録可能な ユーザー情報件数 |
50件まで | 制限なし(サーバーのデータ量に依存) | 制限なし(サーバーのデータ量に依存) ただし、本体に保存できるのは50件まで |
制限なし(サーバーのデータ量に依存) | 制限なし(サーバーのデータ量に依存) | |
認証手段 |
|
|||||
PCレスの スキャン機能 |
スキャン to ネットワーク フォルダー機能 |
|||||
スキャン to メール機能 |
||||||
スキャン to クラウド機能 |
||||||
スキャン to USBドライブ機能 |
||||||
スキャン to マイフォルダー機能 |
||||||
スキャン to マイメール機能 |
||||||
アプリ連携の スキャン機能 (=スキャン to コンピューター 機能) |
ネットワーク フォルダーに転送 |
|||||
メールに転送 | ||||||
プリンタ―に転送 |
管理ツール「EpsonNet Config」
ネットワークに接続された機器を探索し、指定した機器のIPアドレスをはじめとした各種情報の設定を行うツールです。
- (注)Windows®、macOSに対応。
管理ツール「EpsonWeb Config」
Webブラウザ上で、ネットワーク環境にあるエプソン製品を1台づつ呼び出して管理、設定ができるツールです。本体認証設定もリモートで行うことができるので、管理台数が少ない場合に便利です。