全日本GT選手権(JGTC)最後の年となるこの年、エプソンのフルスポンサードにともない、エプソン・ナカジマレーシングとして新たにシーズンに臨んだ。HONDANSX勢はマシンの性能向上のため、エンジンにツインターボを選択したが、他チームのポテンシャルアップはそれ以上で、苦しいシーズンとなった。それでも中嶋総監督以下チーム一丸となって、マシンの性能を最大限引き出す努力の結果、第5戦もてぎでNSX勢唯一の優勝を果たし、シーズンを通じてもチームランキングでNSX勢最高位の7位を収めた。
EPSON NSXとして初めてのシーズン、ターボエンジンを積んでの参戦となりました。苦戦したレースもありましたが、第5戦ツインリンクもてぎで、NSX勢では唯一、EPSON NSXとしては初めての優勝を飾ることができました。まずは1勝をプレゼントできてほっとしました。