極める!プリントテクニック講座

第1回 デジタルプリントの流れを知る

適切な設定でプリントしましょう

Adobe® Photoshop® Elements 10.0を使用して説明しています。

プロセス3 適切な設定でプリントしましょう

デジタルプリントの流れ

プリント方法は、エプソンのプリンタードライバーを使用してプリンターの階調や色域を最大限に活かす方法と、モニターとのマッチングを優先したAdobe® Photoshop® Eelementsのカラー管理を使用する方法の2種類をここでご紹介します。

どちらでプリントしても、それほど結果に差が出ない場合もありますので、自分にあった方法を選択ください。

ただしいずれの方法でも、Adobe® Photoshop® Eelements側とプリンタードライバーの設定を連動させる必要があります。間違いの無いよう設定しましょう。

  Adobe® Photoshop® Eelementsでの設定 プリンタードライバーでの設定
プリンタードライバーでカラーマネジメントする場合
プリンターの持つ色域を最大限に活かす設定方法です
プリンターによるカラー管理 EPSON基準色(sRGB)
またはAdobe RGB
アプリケーションでカラーマネジメントする場合
カラーマネジメントに関する知識や専用の機器をお持ちの方におすすめします
Photoshop Elementsによるカラー管理 オフ(色補正なし)
Adobe® Photoshop® Eelementsでの設定
(1)
Adobe® Photoshop® Eelementsのプリント設定画面で「詳細オプション」をクリックし、詳細オプション画面で「カラーマネジメント」を選びます。

プリンタードライバーでカラーマネジメントする場合 アプリケーションでカラーマネジメントする場合

カラーマネジメント

(2)
「カラー処理」で「プリンターによるカラー管理」を選択します。
※ご使用環境によっては設定方法が異なる場合があります。最適なカラー処理方法はこちらでご確認ください。
(3)
「プリンターの環境設定」をクリックします。

カラーマネジメント

(2)
「カラー処理」で「Photoshop Elementsによるカラー管理」を選択し、「プリンタープロファイル」でICCプロファイルを選択します。
(3)
「プリンターの環境設定」をクリックします。
プリンタードライバーでの設定

プリンタードライバーでカラーマネジメントする場合 アプリケーションでカラーマネジメントする場合

Windowsの場合

プリンタードライバー

(1)
プリンタードライバーの「色補正」で「自動」を選びます。
(2)
プルダウンメニューから撮影データにあったものを選びます。
Windowsの場合

プリンタードライバー

(1)
プリンタードライバーの「色補正」の項目で「ユーザー設定」を選びます。
(2)
プルダウンメニューから「オフ(色補正なし)」を選びます。
Macintoshの場合

プリンタードライバー

(1)
プリンタードライバーの「カラー調整」のプルダウンメニューから撮影データにあったものを選びます。
sRGBの場合:「EPSON基準色(sRGB)」を選択。
Adobe RGBの場合:「Adobe RGB」を選択。
Macintoshの場合

プリンタードライバー

(1)
プリンタードライバーの「カラー調整」のプルダウンメニューから「色補正なし」を選びます。
ヒント プリント設定がシンプルに行える エプソンのプラグインソフト

「Epson Print Layout」や「Epson Print Plug-In」といったプラグインソフトを使用すれば、プリント時に必要な設定をひとつの画面ですべて行うことができます。
また、レイアウト等の機能も備えており、いっそうプリントの自由度が高まります。
それぞれの対応機種やソフトなど、詳しい情報はこちらからご覧ください。

適切な設定でプリントしましょう