今回の作例では、手前を暗くすることと、雲の一部を暗くすることで奥行き感を強調します。
焼き込みツールを選択する
まずは、ツールボックスから「焼き込みツール」を選択しましょう。
焼き込みツールのオプションを変更する
画像のサイズや調整する部分に合わせて、ツールのオプションを設定します。
狭い部分は小さいサイズ、広い部分は大きいサイズを選び、露光量は少なめにして数回に分けて作業すると、自然にきれいに仕上がります。次の手順で設定しましょう。
(1) | 画面上部のオプションバーのブラシピッカー右横にある「▼」をクリックします。 |
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(2) | ブラシを選択します。ブラシにはエッジがぼけているものと、ぼけてないものがあります。ぼけのあるタイプを選びましょう。 (境界部分がなじみやすく、自然な仕上がりになります) |
(3) | 「サイズ」の数値を今回は1000~2000pxくらいに変更します。 |
(4) | 「露光量」を「30%」程度に設定しておきます。 (30%は一例です。作品によって適切な値は異なります) |
今回は、左図の斜線部分を焼き込みます。
焼き込みツールで画像の手前部分をなぞる
焼き込みツールで画像をなぞると、その部分を暗く落とすことができます。
広い部分を焼き込む時は、写真全体を小さく表示して作業するのがコツです
(1) | 「ビュー」メニュー→「ズームアウト」を数回実行して画像を小さく表示します。 |
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(2) | 焼き込みツールで画像の手前をなぞると、暗く落とすことができます。遠近感を強調して画面に奥行きをつけることができます。 |
(3) | 焼き込みツールが大きすぎたり、小さすぎたりしてきれいにできない場合は、ツールのオプションの「サイズ」を変更して再度試してみましょう。 |
覆い焼きツールを選択する
画像の一部を明るくしたい場合は、ツールボックスから「覆い焼きツール」を選択します。
覆い焼きツールのオプションを変更する
画像のサイズや調整する部分に合わせて、ツールのオプションを設定します。
狭い部分は小さいサイズ、広い部分は大きいサイズを選び、露光量は少なめにして数回に分けて作業すると、自然にきれいに仕上がります。次の手順で設定しましょう。
(1) | 画面上部のオプションバーのブラシピッカー右横にある「▼」をクリックします。 |
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(2) | ブラシを選択します。ブラシパネルから今回は「ソフト円ブラシ(300pixel)」を選びます。 (境界部分がなじみやすく、自然な仕上がりになります) |
(3) | 「サイズ」の数値を450pxくらいに変更します。 (画像や調整したい部分の大きさにによって最適値は異なります。ちょうどいいサイズになるよう数値を調節しましょう。) |
(4) | 「露光量」を「30%」程度に設定しておきます。 (30%は一例です。作品によって適切な値は異なります) |
覆い焼きツールで画像の一部をクリックする
覆い焼きツールで画像をなぞると、その部分を明るくすることができます。
覆い焼きツールで雲の一部を数回クリックして明るくしていきましょう。雲の明暗を際立たせ、立体感を強調することができます。
明るくしたい場所の大きさに合わせて、覆い焼きツールのオプションの「サイズ」を変更しながら調整をしていきましょう。