島田市教育委員会様

アカデミックプランの定額料金制により気兼ねなく自由にカラー印刷ができる

島田市教育委員会様

導入プラン:
エプソンのスマートチャージ
「アカデミックプラン」

島田市教育委員会様

導入機種

LX-10050MF、PX-M7070FX

授業教材、ワークシート、学年&学級通信、会議・研修資料、校内掲示物の印刷
教材や作品のスキャン&PDF化などの用途に

■導入機種:
LX-10050MF×23台、PX-M7070FX×23台

■設置場所:
学習系・校務系のプリンター&スキャナーとして市内全小中学校の職員室や事務室にLX-10050MF各1台、PX-M7070FX各1台を設置

詳細はこちら

導入ご担当者様に聞きました

アカデミックプランの定額料金制により
気兼ねなく自由にカラー印刷ができる

両面印刷や丁合機能で冊子なども高速に印刷できるようになり
先生方の印刷業務における時間的自由度が大幅に上がった

島田市教育委員会 学校教育課課長 村田 一史 様

島田市教育委員会
学校教育課課長
村田 一史 様

全国的に教員の多忙化が課題となっており、島田市もそれを問題視してきました。市では多忙化解消に向けて、校長会や教職員組合で協議し、留守番電話の整備(2020年4月完了)、勤怠管理システムの導入(2020年9月完了)、印刷環境の整備効率化を進めてきており、その一つとして導入したのが高速カラー複合機です。
2019年秋頃に島田第二中学校でエプソンのスマートチャージ・アカデミックプランの訪問説明会が行なわれ、教育委員会からも参加。
そのコンセプトと効率性に感銘を受け、すぐに教育委員会にて予算化の検討を開始しました。丁度既存機器の契約更新のタイミングもあったため、2カ月後には議会に上げて予算化を承認、翌年1月に選定委員会を設置してプロポーザルを実施し、2020年4月から市内全小中学校へ導入しました。
各校には、メイン機としてLX-10050MF1台、故障時にも対応できるようサブ機としてPX-M7070FX1台の計2台を設置し、学習系・校務系のプリンター&スキャナーとして使用しています。

各校ではそれまで、印刷物は主に学校毎に設置されたモノクロの孔版印刷機を使用していました。
印刷には版制作の手間がかかる上、紙詰まりの対応や用紙の供給が必要で、印刷中は常に張り付いていなければなりませんでした。また、複数の先生が同時に使用することができないため、順番待ちの列ができたり、空いている放課後や早朝などに印刷する必要があり、時間外労働に繋がったり、使用をあきらめたりすることもよくありました。
また各校からの要望に応じて、モノクロレーザープリンターを市でリース契約したり、消耗品やカラープリンターの購入は学校毎の配当予算で対応を行なっていましたが、トナー代などが高額なこともあり、思っているほど自由には使えませんでした。別のプリンターレンタル定額サービスでカラープリンターを導入した学校などもありましたが、印刷速度が遅かったり印刷の画質が粗く、故障なども多いので、不満の声が多く上がっていました。

今回の高速カラー複合機の導入によって、大量印刷も素早く行えるようになりました。両面印刷や丁合機能で冊子なども高速に印刷できるようになり、先生方の印刷業務における時間的自由度が大幅に上がりました。また、アカデミックプランの定額料金制により、カラー印刷のコストが下がり、気兼ねなく自由にカラー印刷ができるようになりました。
これまではモノクロ印刷に色鉛筆やマーカーなどで色を付けたりしていましたが、今は最初からカラーで印刷できるので、各授業での教材や学校・学級だよりなどでの利用も増え、今ではカラー印刷が欠かせません。

導入ご担当者様に聞きました

アカデミックプランによって市内全体の
印刷予算を一括コントロール

年度初めに月毎の各校印刷可能枚数を決めるだけ
管理項目が印刷枚数だけになり、業務負担が大幅に減った

島田市教育委員会 教育総務課 鈴木 航太 様

島田市教育委員会
教育総務課
鈴木 航太 様

エプソンのスマートチャージ・アカデミックプランの導入については、検討開始から導入まで、比較的スムーズに進めることができました。複数年契約のための予算獲得については、事前の全校調査により、それまで学校毎に任せていた各校の印刷環境や経費を市全体として把握できたことが大きかったです。
プロポーザルでは、高速・カラー印刷、A3サイズ対応、コスト管理がし易い点などに選定委員の注目が集まりました。印刷速度自体は他社製品で速いところもありましたが、仕上がりも含め現場のニーズに合致していたのがエプソン製品でした。導入後は、印刷関連費用も以前よりコスト削減になっています。

以前は消耗品やカラープリンターの購入は学校毎の予算対応で行なっていたので、トナーやインクが不足した場合、各校毎にその都度購入しなければなりませんでした。さらに、それらの購入伝票などもバラバラに教育委員会に上がってくるので書類手続きや経費管理も大変でした。

アカデミックプラン導入により、市全体での定額契約になったため、管理項目は印刷枚数の管理だけで済むようになりました。各校事務職員においては経費管理や予算計上への資料作りなどの業務が減り、教育委員会においても業務負担が大幅に減りました。今は、年度初めに昨年度の印刷枚数実績や児童・生徒数から、各校の月毎の印刷可能枚数を決めて適正数を配分。年度途中では、自動集計により報告される実績枚数に基づき各校間で使用量の調整を行なっています。
市内には大規模校も小規模校もあるため、アカデミックプランによって、市内全体の印刷予算を一括コントロールできるようになったことはとても効率的です。

導入後は、ネットワークでPCから直接出力できるため、とても便利になりました。印刷室に移動する必要もなくなり、高速印刷により業務効率も上がり、自由にカラー印刷が使えるようになって、学校現場はとても助かっています。
新型コロナ禍における長期休校での自宅学習でも、膨大な教材プリントが必要な中で、高速カラー複合機は、教職員の業務負担軽減に大きく貢献してくれました。
また、複合機には、原稿を自動で送り込んで(ADF)(注1)両面をスキャンし、PDF化する機能があるためとても便利です。
学習教材や答案用紙、職員会議や研修資料などをPDF化して配付したり保管する先生方も増え、PDFによる送信や配付の割合も大幅に上がっています。事務職員の方からは、A4だけでなくA3サイズも送れるようになってFAX機能が便利になったとの声も多く聞かれます。

また、インクの残量が減るとインク交換時期を自動検知してインクカートリッジを手配(注2)してくれるので、無くなる前に補充ができて大変助かっています。これまでのように消耗品を在庫として抱えておく必要もないので、各校での消耗品管理の手間やスペースも削減できています。

ADF=オートドキュメントフィーダー(自動紙送り装置機能)

リモートサービスでは、通信時のセキュリティーを確保しつつ本体情報や稼働状況を収集し、毎月の印刷枚数確認やインクやメンテナンスボックスの交換時期を自動検知して手配しています。

島田第四小学校では職員室内にLX-10050MFを設置

島田第四小学校では職員室内にLX-10050MFを設置

1台で2つのネットワークからも利用が可能

校内掲示物にもカラー印刷が増え校内が明るく(島田第四小学校)

校内掲示物にもカラー印刷が増え校内が明るく(島田第四小学校)

新型コロナ対策の掲示物もカラー印刷で分かり易く(島田第四小学校)

新型コロナ対策の掲示物もカラー印刷で分かり易く(島田第四小学校)

ご利用者様の感想を聞いてみました

印刷における業務負担が大幅に軽減し
先生方の働き方改革に貢献

印刷の速さが圧倒的で、写真も美しく文字も鮮明
コピーも劇的に早くなり、カラー印刷の頻度が一気に増えた

島田市立島田第二中学校 校長 池谷 英人 様

島田市立島田第二中学校
校長
池谷 英人 様

島田第二中学校では、「こころざしを持ち、自分の道を切り拓く生徒の育成」を教育目標に掲げ、新学習指導要領に沿って、自ら道を切り拓く主体性・自主性ある児童の育成に努めています。校訓は「文化の薫る学校の創造」で、特に文化・芸術・スポーツや、部活動などに力を入れており、ICT教育にも注力しています。

カラー印刷機の導入は、以前から切望していました。多くの業者から製品の紹介を受けましたが、いずれも高額すぎて手が出せず、2~3年前からプリンターレンタル定額サービスを契約していました。しかし、印刷速度や印刷精度が低くて故障も多く、消耗品管理などにも手間がかかっていました。写真だと1枚10分、文章主体でも大量印刷だと30分~1時間近くかかり、順番待ちや印刷のために夜遅くまで待っている必要があり、業務にも大きく影響していました。

高速カラー複合機導入後は、印刷の速さが圧倒的です。写真の美しさや文字の鮮明さも十分で、驚くほど綺麗です。
両面印刷や丁合が自動化されていてその作業も不要、コピーも劇的に早くなりました。ネットワークでPCから直接出力ができ、授業の合間に印刷ができるので、印刷機の前に並んだり、印刷のために夜遅くまで残ることも無くなりました。
また以前は生徒への配布物にカラーを使うことなどは考えられませんでしたが、今は様々な用途で使用しています。
カラー印刷できることで、写真の見易さがアップし、体育大会など校内行事のリアルなレポートを校内掲示したり、学校・学級だよりを通じて家庭へ届けることができるようになりました。
カラー印刷の頻度も一気に増えて、今ではカラーとモノクロの比率は50:50程度にもなっています。

島田第二中学校では職員室内にLX-10050MFを設置

島田第二中学校では職員室内にLX-10050MFを設置

カラー印刷に加え、カラーコピーの使用頻度も大幅にアップ

カラー印刷に加え、カラーコピーの使用頻度も大幅にアップ

ADF(注1)のスキャン機能はとても便利で多くの先生方が活用
そのため紙の記録物が2~3割は減った

島田市立島田第二中学校 教頭 岩尾 秀幸 様

島田市立島田第二中学校
教頭
岩尾 秀幸 様

午前中はスクールサポートスタッフさんがいます。しかし、実際に教材制作を行なう夕方には帰ってしまうため、以前は先生方が夜遅くまで残って印刷作業をしなければなりませんでした。高速カラー複合機が導入されて、印刷時間は大幅に短縮、印刷しながら他の仕事を進めることもできるので、先生方の印刷業務負担も以前の半分程度になっています。
カラー印刷物は、タブレット画面と違ってすぐにペンで書き込めるため、ワークシートとして配付することも多いです。
これに生徒が書き込んだものを教室に掲示したり、ノートに貼って保管したりもしています。
教材のカラー化は、子供達の興味・関心やモチベーションアップにも貢献しているものと感じています。

また、ADF(注1)のスキャン機能はとても便利で多くの先生方が活用しています。生徒の作品をスキャンしてプロジェクターで表示したり、答案用紙をスキャンして記録として保管する先生もいます。そのため紙の記録物が2~3割は減りました。

学校・学級だよりにもカラー写真の掲載が増え保護者からも好評

学校・学級だよりにもカラー写真の掲載が増え保護者からも好評

ワークシートもカラーでより分かり易くなり、生徒の学習を支援

ワークシートもカラーでより分かり易くなり、生徒の学習を支援

市内全校でスキャンしてPDF化できるので
各校に統一した指示が出せるようになった

各校事務職員には現物を送らずPDFで提出してもらい、
共同学校事務室で印刷して集中処理作業ができる

島田市立島田第四小学校 共同学校事務室 事務主査 植田 きく子 様

島田市立島田第四小学校
共同学校事務室
事務主査
植田 きく子 様

導入により、印刷やコピーのスピードが劇的に上がりました。業務では様々な通知やカラフルな冊子資料などもメールに添付されて毎日山のように届きます。以前はモノクロで印刷し、どうしてもというものだけをカラー印刷していましたが、今は全て最初からカラーで印刷できます。見易くて判り易いと先生方からもとても好評です。

導入前は、校内に4種類の印刷機器があったので、それぞれにインク、マスター、トナーカートリッジなどが必要で、消耗品の在庫管理も大変でした。トナーなどは高額で、安い価格の業者を見つけて発注したり、リサイクルトナーなども試したりしましたが、返品ができなかったり、機器の故障で消耗品ストックが無駄になってしまうこともありました。
また、年度途中の予算超過を気にして、秋頃になると「カラーは消耗品代がかかるので、配布物はモノクロにしてください!」と先生方へ声掛けを行なっていました。カラー印刷がどうしても必要で、自宅で印刷したりまでする先生方には何もできず心苦しい思いをしていましたが、アカデミックプランになって、今は「ぜひカラーで配布してください」と言えるようになり、先生方を後押しできることに喜びとやりがいを感じています。

島田第四小学校は、2020年3月に新校舎が完成しました。校舎内には、島田市共同学校事務室(会議室)が設置されており、運営部と3チームで市内全校の先生方の給与・服務・旅費などの処理を一括で行なっています。
以前は、メール便などで現物を送ってもらって処理を行なっていましたが、高速カラー複合機導入により、市内全校で高解像度でスキャンしてPDF化できるようになったことで、各校に統一した指示が出せるようになりました。
今は必要書類を各校事務職員にPDFで送信してもらい、共同学校事務室で印刷して集中処理を行なっています。事務処理効率が大幅にアップし、より良い教員支援に繋がっています。

また今までは、人事異動で学校が変わると一から機器の使用方法を覚えなければなりませんでしたが、今は市内全校で機器が統一されているので安心感があります。他校との間でノウハウの共有などもできるので、視察や研修会などに来る職員からは、「島田市はいいなぁ」「島田市から異動したくない」といった声も多く聞かれ、嬉しくなっています。

ADF=オートドキュメントフィーダー(自動紙送り装置機能)

資料をPDF化したり送られてきたPDFを印刷して集中処理を行なう

資料をPDF化したり送られてきたPDFを印刷して集中処理を行なう

島田第四小学校では事務室内にPX-M7070FXを設置

島田第四小学校では事務室内にPX-M7070FXを設置

まとめ

導入効果

  • 定額料金制で気兼ねなく自由にカラー印刷ができる
  • 授業教材やワークシート、学校・学級だより、校内掲示物など、
    カラー印刷物の利用拡大により校内全体の明るい雰囲気の創出や子供達のモチベーションアップに貢献
  • アカデミックプランにより、市内全体の印刷予算を一括コントロール
  • 印刷における業務負担が大幅に軽減し、先生方の働き方改革に貢献
  • 市内全校でスキャンしてPDF化できる環境を提供

島田市教育委員会様

お客様のご紹介

島田市教育委員会様

島田市教育委員会様

所在地 静岡県島田市中央町5-1プラザおおるり1F
市立小学校17校214学級5,099人、市立中学校6校91学級2,454人(2021年度、特別支援学級含む)

島田市は、静岡県のほぼ中央、北は南アルプスを臨み、南西は牧之原台地を開墾した広大な茶園が広がる自然豊かな環境に囲まれ、新東名高速島田金谷ICや富士山静岡空港なども擁した大都市へのアクセスにも恵まれた環境にある。人口は97,470人。(2021年3月末現在)
教育方針では「市民総がかりで育む豊かな心と学び」を掲げ、幅広い年齢層や障害を持つ市民への学習の広がりを重視して、幼児教育や生涯学習の充実、文化資源やスポーツ施設の活用などを推進。市民に信頼される学校教育のため、豊かな心を育むことを基本に、新学習指導要領への対応と、小中一貫教育や夢育・地育の充実を図り、地域との交流や、少子化対策での学校統合に向けた計画的な交流を行うなど、子供達や保護者に向けた取組を実践している。

市立島田第二中学校 様

導入校

市立島田第二中学校様

市立島田第二中学校 様

所在地 静岡県島田市旗指77-1
生徒数 576人・20学級(2021年度)
教職員数 44人
設置場所 LX-10050MF 職員室(1F)、PX-M7070FX 職員室(1F)

市立島田第四小学校 様

導入校

市立島田第四小学校様

市立島田第四小学校 様

所在地 島田市中河町201
児童数 459人・21学級(2021年度)
教職員数 40人
設置場所 LX-10050MF 職員室(1F)、PX-M7070FX 共同学校事務室(1F)

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