寄居町教育委員会様

GIGAスクール構想に対応してタブレットPC導入
アカデミックプランで印刷の効率化を実現

寄居町教育委員会様

導入プラン:
エプソンのスマートチャージ
「アカデミックプラン」

寄居町教育委員会様

導入機種

LX-10050MF、PX-M7080FX、PX-S880X

授業教材、ワークシート、学年・学校・保健・給食・校長室だより、
観察日記、レポート、表彰状、通知表、校内掲示物、会議・研修資料の印刷、
テストや作品のスキャン・PDF化などの用途に

■導入機種:
LX-10050MF×11台、PX-M7080FX×9台、PX-S880X×9台

■設置場所:
各校の職員室にLX-10050MFを1台、PX-M7080FXを1台、校長室に
PX-S880Xを1台を基本に学校規模に合わせて台数を調整して設置

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教育長に聞きました

GIGAスクール構想に対応してタブレットPC導入
アカデミックプランで印刷の効率化を実現

ICTについては、使ってみて、使っている中での課題を
皆で共有しながら、より良い使い方を追求していきたい

寄居町教育委員会 教育長 関根 光男 様

寄居町教育委員会
教育長
関根 光男 様
(注)記載の各所属・役職は、2022年4月時点のものです。以下同。

寄居町では、「寄居町教育大綱」の「夢と心をはぐくみ 未来を拓く 寄居の教育」を基本理念に、5つの基本目標に基づき積極的な教育を推進しています。町内では、GIGAスクール構想にいち早く対応し、各教室への無線LAN整備、教職員と児童・生徒へのWindows®搭載タブレットPC支給を進め、2021年1月には全小中学校で生徒一人1台端末での授業を開始しました。データ管理には学習系はOneDrive®を利用、校務系は町教委にてクラウドサーバー管理を行っています。
また、同時に電子黒板や液晶モニター、プロジェクターなど大型提示装置の配備を行いながら、プリンターについても2020年10月から検討を重ね、2021年11月にエプソンのアカデミックプランを導入して印刷の効率化を実現しました。
ICTについては、「今年度はまず、とにかく使ってみて、使っている中での課題を皆で共有しながら、より良い使い方を追求していければ」と考えて、授業での活用を進めている状況です。
タブレットPCは、授業や家庭学習での活用の他、Microsoft® Teams®で家庭にいる児童・生徒への授業のライブ配信や卒業式の下級生へのライブ配信、Microsoft®Formsを使った学校評価アンケートなどに活用。また、「道徳のまち・寄居」を目指した事業の一環として、町にゆかりのある方に焦点をあてて道徳教材を作成して各小・中学校で授業を実施、その方を講師としてお招きしてオンラインによる道徳講演会などを実施したりしています。
また、アカデミックプランの導入でカラー印刷が自由に使えるようになったので、授業教材や校内掲示物、学年・学校だより、給食だよりや食育の日の取り組みの「みんなのお弁当ギャラリー」、地域の見守り隊への配布物、表彰状や通知表など、さまざまに活用を拡げており、児童・生徒や保護者、地域の方々からも大変好評です。

寄居町教育大綱(令和4年度~令和8年度)

基本理念

  • 「夢と心をはぐくみ 未来を拓く 寄居の教育」

5つの基本目標

  • (1)未来を拓く確かな学力の育成
  • (2)豊かな心と健やかな体の育成
  • (3)教職員の資質向上と教育環境の充実
  • (4)家庭・地域の教育力の向上
  • (5)生涯を通じた多様な学習活動とスポーツの推進

導入ご担当者に聞きました

これまでと同等の予算でカラー印刷ができ、
印刷枚数が増えても月額は変わらない

アカデミックプランの導入で、他の印刷機器は使用せずに
エプソンの高速複合機2~3台で校内全ての印刷物が賄える

寄居町教育委員会 教育総務課 課長 黒瀬 和俊 様

寄居町教育委員会
教育総務課
課長
黒瀬 和俊 様

寄居町教育委員会 教育総務課 主幹 加々美 君代 様

寄居町教育委員会
教育総務課
主幹
加々美 君代 様

以前は、コピー機・孔版印刷機・プリンターは町内全校分を教育委員会で一括契約してリース料を支払い、学校側の年間予算で消耗品(紙代、インク代、トナー代)・修繕費を確保して、各校の事務職員が在庫・発注管理や請求処理などを行っていました。しかし、機器の更新時期はバラバラな上、レーザープリンターのトナーや孔版印刷機のマスター・インクなど、消耗品は種類も多く高額で、その管理や事務処理は大きな負担で、これを受ける教育委員会側の業務負担も課題となっていました。また、予算抑制のために採用した定額のカラープリンターサービスは、画質が低くて印刷スピードも遅い上、インク交換は手が汚れて手間が掛かり、機器の故障も多く、不満の声が多い状況でした。
採用したアカデミックプランについては、2020年秋頃に説明を受けました。最初は「現在と同等の予算でカラー印刷ができ、印刷枚数が増えても月額は変わらない。しかも1分間に100枚の印刷スピードなんて、こんなうまい話があるのか?」と驚きと疑いでしかありませんでした。数カ月は熟慮を重ねましたが、これが本当なら、学校現場がどれだけ楽になり、コストも削減できるかを再認識するに至り、エプソンに何度も確認をとった上で、リース契約の終了時期を他の機器と揃えるために調整期間をとりつつ、GIGAスクール構想対応後の2021年度からの導入で検討を始めました。
2021年2月から約1カ月半、寄居中学校で試験運用を行い、併せて校長会・事務職員会を同校で行い実機デモを実施。
デモでは想像以上の高い評価を得たので、その後の入札を経て、2021年11月から導入を開始。導入を機に、まだ契約の残っている3校を除いて、他の印刷機器は全て廃止し撤去することにしました。
各校には、冗長性を持たせるためにLX-10050MFを基本に2~3台ずつの設置を決め、主に職員室や校長室に設置して、印刷・コピー・スキャン・FAXなどの用途に活用しています。全校の契約は教育委員会で一括して行い、各校毎の印刷枚数は事前調査した過去実績を基に児童・生徒数などを基準にして配分、導入後は、エプソンから通知される毎月の使用枚数を各校にプリント配布、情報共有して全体で調整を図っています。
アカデミックプランの導入により、各校での事務職員の消耗品管理は用紙のみとなり、それ以外の消耗品の在庫・発注管理や請求処理は全て無くなり、これを受ける教育委員会側の承認処理や予算調整に伴う業務も削減され、町内全体で大幅な業務負担軽減が実現しました。印刷枚数に応じて在庫が無くなる前に新しいインクがエプソンから自動的に届くので、各校でのインク在庫チェックの必要も無くなりました。また、コスト的にも、これまでと同等の予算でカラー印刷ができるので、さまざまな印刷物でカラーが当たり前になってきています。画質も今までのインクジェットのイメージからは想像もできないほどの綺麗な仕上がりと印字品質で本当にびっくりして感動しています。給食だよりや献立表も、以前は給食センターの職員2人が1日かけて町内の全家庭分を役場の印刷機でモノクロ印刷していましたが、今は全てカラー化してPDFデータで各学校へ送信し、各校のエプソンの高速複合機で瞬時に印刷して子ども達に配布しています。

LX-10050MF、PX-M7080FXの他に、校長室または職員室にA4サイズ出力対応のPX-S880Xを設置(城南中学校)

LX-10050MF、PX-M7080FXの他に、校長室または職員室にA4サイズ出力対応のPX-S880Xを設置(城南中学校)

各小・中学校の学校だよりなどもカラー化されて写真掲載などが多くなり分かりやすく見易くなった

各小・中学校の学校だよりなどもカラー化されて写真掲載などが多くなり分かりやすく見易くなった

献立表や給食だよりはカラー化されて見易くなり、さらに食育の日の取り組みで「みんなのお弁当ギャラリー」なども発行され、児童や保護者からも大好評

献立表や給食だよりはカラー化されて見易くなり、さらに食育の日の取り組みで「みんなのお弁当ギャラリー」なども発行され、児童や保護者からも大好評

社会科見学の資料冊子や社会や理科のテスト用紙などもカラー化されて見易く、分かりやすくなった(桜沢小学校)

社会科見学の資料冊子や社会や理科のテスト用紙などもカラー化されて見易く、分かりやすくなった(桜沢小学校)

ご利用者の感想を聞いてみました

校内の印刷物・配布物はカラーが普通に児童や保護者からも大変好評

授業では、子ども達の反応も良く、学習意欲も沸き易く
テストでは、児童の分かりやすさや理解度もアップ

寄居町立桜沢小学校 校長 富田 陽一 様

寄居町立桜沢小学校
校長
富田 陽一 様

寄居町立桜沢小学校 教務主任(3~5年社会科担任)秋山 敦史 様

寄居町立桜沢小学校
教務主任(3~5年社会科担任)
秋山 敦史 様

寄居町立桜沢小学校 事務職員 関口 優子 様

寄居町立桜沢小学校
事務職員
関口 優子 様

以前は、カラー印刷については枚数制限などがあって気軽に印刷することができず、モノクロだと情報を分かりやすく伝えることができないので印刷物にはジレンマを抱えていました。また、印刷物の75%は孔版印刷機を利用しており、マスターを製作してから印刷する手間があったり、複数の印刷機器があって先生方の異動で毎年の印刷量も変わるので、印刷枚数の把握や予測は難しく、事務職員は年間の消耗品費の見通しをつけるのに苦労しており、予算が厳しくなると印刷を抑えて欲しいとお願いしたり、印刷ミスや無駄な使い方が増えるとイライラしたりとストレスを抱えていました。
アカデミックプランを導入したことで、校内での印刷物は、今迄モノクロ印刷だったものが、カラー印刷に変わってきています。カラーだと、授業では子ども達の反応も良く、学習意欲も沸き易く、テストでは、カラーになったことで児童の分かりやすさや理解度もアップしています。学年だよりでは、カラー写真を多く盛り込むようになったことで見易く明るいイメージになり、写っている子どもや孫の写真の顔が分かるようになって楽しみが増えたという声も多く、保護者や地域の方々からも大変好評です。また、週1回発行する校長室だよりにも活用しており、午前中で帰ってしまう支援員の方へも含めて、職員への情報伝達に大変役立っています。

孔版印刷機の面倒さから解放、PCから直接印刷でき、
手間と時間がかからず、授業の合間にも効率良く印刷できる

従来のインクジェットプリンターのイメージは「遅い・滲む」だったので、初めて使用した時には、高速印刷と綺麗な画質に大変驚きました。PCから直接印刷でき、手間と時間もかからないので、授業の合間にも効率良く印刷ができるようになりました。また、職員会議や研修会資料の冊子作成などでは、両面印刷やソート機能のおかげで一人で作業ができるのでとても助かっています。印刷にかける時間が削減されたことで働き方改革にも繋がっています。今迄のような、常に張り付いていなければならない孔版印刷機の面倒さから解放されて、今では印刷室は裁断室と化しています。
以前は、毎日のように在庫チェックし、マスター・インクのパックを1カ月に1~2回は注文していましたが、アカデミックプランの導入で、消耗品の在庫チェックや発注手配、請求処理、予算管理が不要になり事務職員の負担も一挙に軽減しました。教育委員会の一括契約なので、学校では印刷にかかる予算面の心配も全くなくなりました。
学校は夏休みの8月は印刷は少なく学期末には増える傾向にあるので、印刷量が1年を通して考えられる年間契約である点も大きく、毎月の印刷枚数状況が一目で管理出来るのも大変便利です。インクも自動的に届くので、インクを注文し忘れてプリンターが使えなくなることもなく、精神的にもとても楽になりました。また、全校に同機種が入っているので、事務職員同士で機器操作や困った時の情報交換なども行っています。

自席のPCからLX-10050MFかPX-M7080FXを選択して直接印刷出力

自席のPCからLX-10050MFかPX-M7080FXを選択して直接印刷出力

職員室内にLX-10050MFとPX-M7080FXを設置、さまざまな印刷やスキャンに活用

職員室内にLX-10050MFとPX-M7080FXを設置、さまざまな印刷やスキャンに活用

年間行事の掲示物ではタブレットで撮影した写真の印刷出力を貼付けて制作

年間行事の掲示物ではタブレットで撮影した写真の印刷出力を貼付けて制作

カラーが普通になって、ポスターや表彰状などさまざまな用途に活用が拡がった

カラーが普通になって、ポスターや表彰状などさまざまな用途に活用が拡がった

消耗品の在庫・発注管理、請求処理など印刷に関わる管理のストレスから解放

書類のデジタル化やペーパーレス化が進む中、
書類の文書配布にADF(注)スキャンによるPDF化が貢献

寄居町立城南中学校 校長 田中 義人 様

寄居町立城南中学校
校長
田中 義人 様

寄居町立城南中学校 事務職員 油井 将吾 様

寄居町立城南中学校
事務職員
油井 将吾 様

私の前任は寄居小学校だったので、試験運用の際にエプソンの高速複合機を体験しました。最初はインクジェットとは思えない程の速さと綺麗さに驚き、高速なのに良質、本当にインクジェット機か?という印象で大変衝撃を受けました。
ただ、テスト期間になると、以前は2台あった孔版印刷機をフル活用しても順番待ちが発生していたので、高速機でも台数が少なければ、更に印刷に時間がかかるのではという不安はありました。しかし、実際に使ってみると、印刷速度は孔版印刷機と同程度でも、事前の版作成や暖機運転がない分手間は少なく、PCからの直接印刷や、両面印刷やソート機能などもあって使い勝手が良く、ほとんどの不安が杞憂に終わりました。順番待ちが発生することもほとんどなく、パスワード印刷もできるので、印刷物の放置防止にも役立っています。また、アカデミックプランが導入されて、校内の印刷物は全てカラーが普通になりました。授業教材やワークシート、社会・美術・音楽のテストや、学年・学校だよりなど、良質なカラー印刷物が配布できるようになって、生徒や保護者からも大変喜ばれています。ちょっとした合間に素早く印刷できるので、授業前に急遽コピーやプリントを作成したい時などにも大変助かっています。
事務職員としては、今までは消耗品の在庫チェックや発注管理、請求処理などが必要で、また、コストの関係から「○枚以上は印刷機、レーザー機はコストが高いからあまり使わないように」など細かくルールを考える必要があったり、「印刷はできるだけモノクロで」とお願いをしなければなりませんでしたが、それがなくなって一挙にストレスから解放されました。今は、毎月の使用枚数が月末に教育委員会から送付されてくるのでそれで把握し、月の平均から年間予想を立てて、オーバーしそうであれば対策をとっています。この数カ月は印刷枚数がやや多く超過傾向だったので、ミスプリントの注意喚起や印刷方法の工夫などを教職員へ呼びかけ始めたところです。
現在はデジタル教科書や大型提示装置を使う授業が中心で、タブレットの活用シーンはまだまだ少ないので、多くの先生方に便利な使い方を知っていただき、授業で積極的な活用ができるよう研修なども行っています。研修会や委員会など冊子書類の配布では、ADF(注)での両面スキャンによるPDF化が重宝しています。書類のデジタル化やペーパーレス化が進む中、印刷だけでなく、スキャナーとしても効果的に高速複合機を利用していきたいと思っています。

LX-10050MFは、ADF(注)での両面スキャンと高速印刷で冊子配布などにも最適

LX-10050MFは、ADF(注)での両面スキャンと高速印刷で冊子配布などにも最適

学校だよりもカラー化されて見易くなり、これまでより手に取る機会が増えた

学校だよりもカラー化されて見易くなり、これまでより手に取る機会が増えた

まとめ

導入効果

  • これまでと同等の予算でカラー印刷ができ、印刷枚数が増えても月額は変わらない
  • 他の印刷機器がなくてもエプソンの高速複合機2~3台で校内全ての印刷物が賄える
  • 用紙以外の在庫・発注管理や請求処理は全て無くなり、大幅な業務負担軽減が実現
  • デスクのPCから直接高速印刷がかけられ両面印刷やソート機能で冊子作成もスピード化

    ADF(注)スキャンによるPDF化もペーパーレス化に貢献

ADF:オートドキュメントフィーダー

寄居町教育委員会様

お客様のご紹介

寄居町教育委員会様

寄居町教育委員会様

所在地 埼玉県大里郡寄居町大字寄居1180-1
小学校6校・61学級1,290人、中学校3校・27学級666人
(2022年4月現在/特別支援学級含む)

寄居町は埼玉県北西部、都心から約70kmの荒川流域に位置し、人口は約3万2千人。荒川の渓流が秩父の山間から関東平野に流れ出す扇状地に発展した、山美しく水清らかな町です。町の中心地の対岸には国指定史跡鉢形城跡があり、古くは秩父街道筋の城下町、宿場町として栄え、現在も国道140号・254号とJR八高線・東武東上線・秩父鉄道が接続する交通の要衝地となっており、また、環境省の名水百選、国土交通省の水の郷百選、林野庁の水源の森百選、(財)日本城郭協会の日本100名城に選ばれるなど、豊かな自然と歴史を誇っています。
教育では、「第6次寄居町総合振興計画基本構想及び後期基本計画」及び国の教育振興基本計画を踏まえ、平成29年2月に「寄居町教育大綱」を策定し、令和3年12月には「寄居町教育大綱(令和4年度~令和8年度)」に更新。具体的施策は、教育委員会において年度ごとに策定する「寄居町教育行政重点施策」に基づき教育活動の推進を行っています。

町立桜沢小学校様

導入校

町立桜沢小学校様

町立桜沢小学校様

所在地 埼玉県大里郡寄居町桜沢2740
児童数 9学級172人(2022年度)
教職員数 16人
設置場所 LX-10050MF、PX-M7080FX
各1台を職員室(1F)
PX-S880Xを校長室(1F)

町立城南中学校様

導入校

町立城南中学校様

町立城南中学校様

所在地 埼玉県大里郡寄居町鉢形2222
児童数 8学級141人(2022年度)
教職員数 30人
設置場所 LX-10050MF、PX-M7080FX
PX-S880X各1台を職員室(1F)

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